講座運営で年間100万円を稼げる人の技術をネタバレします

講座運営
  • 2021.05.28

副業の選択にプログラミングやライティングなどの受託型の仕事(クライアントワーク)ばかり探してませんか?実は講座やレッスンの運営は、利益率が高く、リスクが少ない、好きを仕事にしやすいというメリットがあります。

多くの方が講座開催で心配するのは集客と運営ですので、本記事では講座開催100回以上、合計50,000人以上を集客した筆者の知識と経験をシェアします。Webマーケッターやラジオパーソナリティーなど、別の仕事での技術も組み合わせた内容なので、インターネットで調べても出てこない話ばかりです。

 

満席になる講座やイベントの共通点

30名以下の小規模なイベントやセミナーでも満席になるものと、ならないものがあります。満席となる講座の共通点はこちらです。

  • イベント参加後のゴールを明確にする(アウトプット重視)
  • ゲストに頼らず、ゲストとテーマの掛け合わせ
  • 遅くとも開催日の1ヶ月前にはリリース

 

他にも「30人のイベントを満席にする8つの方法」にて、さらに5つの大樹にするポイントを紹介していますが、満席にしたかったら講座のリリースは遅くとも1ヵ月前にしましょう。開催日までの期間が長いほどに、集客の山場を作りやすく、早いに越したことはありません。

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講座集客のより具体的なノウハウ

さらに講座への集客を盤石にしたいという方に、追加のノウハウです。僕が講座やイベントをマーケティングする時は下記の3つを重視しています。

  1. 一目で分かりやすいタイトルとアイキャッチ画像
  2. 自分向けの講座だ!と思ってもらえる企画作り
  3. 集客・マーケティングはGIVEから始める

 

1と2の魅力的な講座を作り、企画を作る考え方は「イベントにインターネットで集客する9つの工夫」に詳しく書きました。面倒がって、根本的な改善点から目を背けていないかのチェックリストとしても使えます。

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それでは、集客についてです。実は講座やイベントって形がないので、マーケティングの難易度は高め。主催者の信頼が大切です。そのため、無料イベントやホワイトペーパー、月収報告など先にGIVEして信頼作りがとても大切です。

そんなこと言ったって、時間もないし、タダで何かをするのは嫌だな…と感じても大丈夫です。無料イベントは、有料講座の一部を公開。ホワイトペーパーも、有料講座の資料をあげちゃう。このように、GIVE→講座への導線を作れれば、本来は作るべきだったことを形を変えて先行公開するだけで、有効なマーケティング施策になります。

 

満足度の高い講座を作る10の工夫

続いて、講座自体の作り込みです。

  • 単発ではなく、複数開催のゼミ方式にする
  • 講座内に少なくとも1回はワークショップを入れる
  • アウトプットをとにかく具体的にして持ち帰れるようにする

 

他の工夫は下記の記事で説明していますので、参考にしていただくとして。

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満足度の高いイベントを作る10の工夫【真似できる】

満足度を高めるには、参加者がただ聞いてるだけにならない、参加してこんなメリットがあった!と分かりやすく感じてもらうことが大切です。

 

そのために、複数回形式にしてイベント時間が伸ばす。時間の余裕ができたので、手を動かすワークショップを実施。ワークショップを積み重ねた結果、1つのまとまったアウトプットになる。この流れで実行していきます。

 

初めてのzoomオンラインセミナーを成功させる8つの基礎

コロナの影響で、オンラインセミナーやイベントがとても増えました。全世界から参加できるようになったことは大きなメリットですが、オンライン講義ならではの基礎を押さえておかないとしんどいです。

  • 不測の事態に備えて、録画しておく
  • カメラはオンにしてもらう
  • 休憩時間はしっかり15分
  • 質問や感想はチャット欄にお願いする
  • 飽きられないように、話を振る
  • 内容に緩急をつける

こんなところです。

 

オフラインの場合は、講義やイベントが始まって仕舞えば、参加者は他に何もできません。しかし、オンラインイベントは集中力が途切れやすい。チャットを盛り上げ、会話を盛り上げ、積極的に話を振って、とにかく飽きないようにしないと、内容がためになってもつまらないイベント、です。

 

ワークショップやイベントでプレゼンする緊張を緩和する8つのコツ

少し角度を変えて、出演者の緊張を和らげます。これまでに100回以上のトークライブやイベント、講義に出演していますが、今でも緊張はします。緊張=気合が入っている合図なので、緊張を和らげるためにはより良い時間になるように、準備を徹底することがオススメです。

例えば、資料の用意や練習。開始前に参加者の方と話す。席は前に詰めてもらう。そして、「緊張していますが、がんばります」「人前で話すことは不慣れですが、よろしくお願いします」はNGです。

 

うまくできなかった時の保険を張っているわけですが、余計なことを言うことで参加者の気持ちは離れるので、話しにくい雰囲気になるだけです。その他に、緊張を抑えるテクニックはこちらで紹介しています。

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いい感じのイベント写真を撮影する10の技術

最後に、少し角度を変えてイベント終了後に向けた話です。いい感じのイベント写真を撮って、イベントに参加できなかった人、興味を持っていた人に様子を伝えることで、次回以降のイベント集客が楽になりますので、余裕が出てきたら写真に気を遣いましょう。

と言っても、何百枚も撮影する必要はなく、使いやすい写真が10枚ほどあれば十分です。出演者本人は撮影できないので、スタッフの方にお願いすることになるかと思いますが、同じようなイケてない写真ばかりを撮らなくて済むように、こちらの記事をシェアしてあげてください。

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講座運営まとめ

講座運営に必要な集客や企画、トークについてのポイントをまとめて紹介しました。レッスンやイベントを自分で開催する最大の利点は「教える」を仕事にできること。学ぶ→試す→教えるで、1つの学びから2つの結果(試して稼ぐ、教えて稼ぐ)を生み出せれば、確実にビジネスは加速します。

また、講座運営と同様にクライアントワーク以外の働き方に興味がある方は「自分で仕事を作る13の方法」をご覧ください。ネットを使って自分でお金を稼ぐ方法を紹介しています。

 

*最後に、記事内で紹介したリンクのまとめ

スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ

slash-workers

自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。

これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。

仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?