サムソナイト、VFコーポレーションに続く、世界第3位のスーツケースブランド「DELSEY」が日本上陸する記念イベントに登壇してきました。
» 参考:【イベントレポート】日本本格上陸!ヨーロッパで最も売れているフランスの老舗スーツケースブランド『DELSEY』による「旅」と「日本の働き方」を考えるトークイベント開催
ちなみに、VFコーポレーションは聞き慣れないかもしれませんが、「THE NORTH FACE」や「Timberland」「Lee」などのブランドを持つメーカーです。
イベントでの僕のトークテーマは「旅も仕事も諦めない生き方」。スーツケースの伝道師として活躍される佐藤 宏樹さんとの対談もありました。
■佐藤 宏樹さんプロフィール
1982年奄美大島生まれの千葉育ち。トラベルグッズをこよなく愛するスーツケースの伝道師。本職は某有名雑貨店のトラベルグッズバイヤー。人の笑顔をつくる仕事がしたいと、舞台関係の仕事を経た後、2004年某有名雑貨店に転職。2013年より本社バイヤーに異動。「スーツケースの伝道師」を名乗り、趣味でスーツケースへの愛をSNSなどで発信していたら、いつのまにか会社公認の伝導師に。現在、発信型バイヤーとしてテレビや雑誌等に出演し、モノを通して旅の楽しさを伝えている。自宅にあるスーツケースは現在23台。
イベント会場の様子
僕がカリブ海クルーズに持って行ったDELSEYのスーツケース「シャトレ」も展示されています。
こちらは対談した、スーツケースの伝道師「佐藤 宏樹さん」による「スーツケースdeクッキング」。
「旅と働き方」について語っていますね。トーク内容は記事の後半でスライドと一緒に紹介します。
スーツケースの伝道師の佐藤 宏樹さん。
佐藤さんの本業は東急ハンズのトラベルグッズバイヤー。特にスーツケースに関するコンテンツの徹底と自身のプレゼンがすごかったです。これが東急ハンズ…!! これがバイヤー…!! と驚いていたら「このスタイルなのは、東急ハンズと言えども、僕ぐらいです」とのこと。
» 参考:社会を意識する伝道師が行き着いたのは、海外のおすすめスーツケースブランドだった – ヒントマガジン – 東急ハンズ
あまりにスーツケースの知識に感動し、僕がパーソナリティーを務めるラジオ番組にもご出演いただきました。
» 参考:FMラジオ「FUTURES ~前田塁の旅に出てみれば~」
続いて、スライドと一緒にトーク内容を紹介します。
「旅も仕事も諦めない生き方」の紹介
トークに使ったスライドを一部掲載して、どんな話をしたのかご紹介します。
プロフィール紹介です。写真の場所はメルボルン(オーストラリア)にあるホイザーレーンというストリートアートにあふれた場所
2019年はご覧の26ヶ国に訪れました。1年間で訪れた国数では過去最高です。
印象深かったのは、年末年始に訪れたカリブ海です。日本ではガイドブックすら見つからない場所なので、ドキドキしながら旅をしました。
クリスマスから年末年始にかけて、21日間のカリブ海クルーズで世界が憧れるカリブ海を満喫してきました。今回のクルーズ旅行で訪れることができたのは、13の島々です。セントマーチン、マルティニーク、バルバドス、セントビンセント及びグレナディー[…]
カリブ海はクルーズ旅行だったので、たくさんの荷物が必要で。DELSEYのスーツケースにお世話になりました。これで21泊分です。
時代がより複雑になっていくにつれて、旅の複雑さを重ねることが増えました。何が起こるから旅は楽しくて、旅人はドMって言われるぐらい変化に貪欲です。
変化を恐れない旅人たちを採用したいという企業が増えていることは「旅人採用」の事業を通しても実感があります。
インターネットの発達で、リモートワークが簡単になって、最近は家を持たない生活さえもできるようになりました。持ち家と賃貸の話ではなく、固定の住居を持たないという第3の選択です。
アドレスホッパーと呼ばれる住所がない人たちはスーツケース1つに自分の荷物を収めます。スーツケースはもはや自分の家であり、部屋です。
DELSEYのスーツケース、容量が大きいのに軽くてとても良かったのでこれからもたくさん使います。機材増えてきたので、流石にバックパックに入りきらなかったんですよね。
YouTube動画の撮影・編集をはじめて、機材について聞かれることが増えたので現時点での機材をまとめました。機材の総額は681,217円。え!たかっ!と思いましたが、カメラやMacbookなど他の仕事に使っているものも多くあります。[…]
まとめ
DELSEYさんのイベントレポートは以上です。会場は旅行グッズバイヤーやインスタグラマーで満席でして、本当に僕がトークゲストでいいのか?!と思いましたがイベントのコンセプトが、働き方改革が進む日本で、休暇に対する考え方、「旅」が人生を豊かにしてくれるという重要性について考えるだったので、少しは貢献できていれば嬉しいです。
スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ
自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。
これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。
仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?