いい感じのイベント写真を撮影する10の技術

いい感じのイベント写真を撮影する10の技術
  • 2020.01.23

オフラインでのイベントを開催した後は、イベントレポートを作成してイベントに参加できなかった人、興味を持っていた人に伝えることで、マーケティングの効果を拡大できます。

素敵なイベントレポートに必要なものは写真、です。参加者の満足度を開催側がテキストで伝えるのは難しいので、盛り上がっている様子、真面目に話を聞いている様子などを逃さずに撮影しましょう。ちなみに、参加者側からの感想を伝える方法としては、ツイートの埋め込みが有効です。

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本記事では、ワークショップやトークライブなどのイベント写真をいい感じに撮影するために必要な10の技術を紹介します。

 

被写体に寄って撮る

イベント写真はとにかく「寄り」で。慣れていない人ほど「参加者や登壇者に迷惑かも…」と遠慮して、引きで全景の写真を撮りがちですが、引きの写真は1,2枚あれば十分です。

ブログやサイトでイベントレポートを見る場合は、寄りの写真がたくさん使われていた方が、イベントの様子や臨場感が伝わります。引きの写真だと、参加していない人はごちゃごちゃしていてよく分からなかったり。

 

正面にこだわらず、被写体の後ろや横から撮る

正面にこだわらず、被写体の後ろや横から撮る

写真が上手な人は、構図が上手な人です。この写真は友人のカメラマン「いけぽん」が撮影した写真ですが、登壇者たちのスペースの裏側に回り込んで参加者と登壇者(右のスーツが僕です)が同時に映るように工夫しています。

登壇者からの角度なので、参加者の表情が映っている点がイベント感を掻き立てます。いい写真。

 

様々な表情を撮る

イベントの前半は緊張していて真面目な表情、イベントの後半になると楽しそうに笑っているなど、イベント中に移り変わる様々な表情を撮影できると、イベントの充実感を伝えやすくなります。

僕がイベントを撮影する場合は、表情が豊かな人を早めに見つけておいて、カメラを構えて感情が爆発するさまを撮ります。

 

動きを撮る

動きを撮る

登壇者の動きを撮影すると、絵に違いが出てイベントレポートのボリュームが増します。トークライブやワークショップの場合は、アイスブレイクとして登壇者に質問をしたり(ちょうど写真のシーンです)、参加者同士で自己紹介をすることがあるので、前半にチャンスが多いです。

 

手元を撮る

手元や足元を撮る

イベント写真を撮影すると上半身を中心になりがちですが、手元の写真も変化球としてよくイベントレポートに使われます。手書きやPCにメモをしている様子が鉄板ですね。また、顔が写っていなければ、他のイベントの募集記事でも使われたりします。

 

モノを撮影しておく

手元や足元に限らず、イベント用に作ったパネルや資料、投影されているスライドなど、モノを撮影しておくとイベントレポート内の箸休めや会場の雰囲気を伝えるために使われます。

 

会場や照明を明るくして撮る

会場や照明を明るくして撮る

イベント写真は出来るだけ明るめに撮れた方が良いイベントっぽく見えます。レタッチで明るくすることもできますが、画質が粗くなるので電気や照明などで明るくできる場合は運営側に依頼してみましょう。

 

明るく撮れるレンズ・カメラを使う

レンズやカメラによっては明るめに撮れるものもあります。明るく撮れるカメラとレンズを探すときは「F値が小さいもの」を探せばOKです。ちなみに、F値が小さいと背景をぼかした写真が撮りやすくもなります。

明るい+ボケるは、カメラ初心者の人が写真を楽しく撮れる条件です。僕もボケてて、パキッとした写真を撮れるようになりたくて、Canonから下記のSonyに買い換えました。

 

ちなみにビックカメラで交渉しまくったら、かなり割安になったので記事にまとめてます。

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アイキャッチに使える写真を撮る

アイキャッチに使える写真を撮る

イベントレポートのアイキャッチに使われる写真は大体が参加者+講師の集合写真か、講師のピン写真です。集合写真を撮る際は、移動や整列などで手間がかかりますので、事前に運営側に確認しておくとバタバタしません。

講師のピン写真はセンターよりも、右か左に余白を入れたものが文字やロゴを入れやすく、使い勝手の良い写真として喜ばれます。

 

当日か翌日にはレタッチして完成させる

最後に、撮影した写真はイベントの熱が冷めないうちにイベントレポートとして配信されます。イベントの様子をSNSで投稿するだけでも効果があるので、翌日にはレタッチして完成させましょう。

慣れてくれば、イベントの中盤に必要な写真を撮り終えて、イベント中にレタッチ。最後に撮影する集合写真を1枚だけレタッチして、イベント直後にはすべての仕事が終わっている、という人もいるぐらいです。

 

いい感じのイベント写真を撮影する10の技術 | まとめ

本記事では、いい感じのイベント写真を撮影する10の技術を解説しました。カメラの話となると「マニュアルや各種設定が多すぎて挫折した人」に出会いますが、F値を覚えるよりカメラが上達する方法があるので、記事を読んでリベンジしてください。

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