ブランドの価値を理解し、強みとペルソナを作ったら、いよいよブランドの価値を伝えるための、メディア選びです。直感的に、メディア戦略を作るために、本記事ではサッカーに例えて「メディアフォーメーション」を解説します。
ちなみに、筆者のフォーメーションは4-1-4-1で、調べたところ2010年のサッカー日本代表で採用されたフォーメーションでした。まずは、メディアフォーメーションの解説からご覧ください。
メディアフォーメーションとは
インターネット上でマーケティングに使えるメディアはここ10年で増え続けて、立体的なメディア設計が求められるようになりました。メディアを選ぶ際は、カスタマージャーニーにおける役割を意識します。
そこで、メディアフォーメーションでは
- リーチ(認知の獲得)
- リード(情報の獲得)
- エンゲージ(関係性の構築)
- コンバージョン(購入や申し込み)
という4段階のカテゴリーを用意しました。
開発者はCMO養成講座を主宰する池ちゃんこと、山口拓也くん(@ikechan0201)です。池ちゃんとはトラベルライター養成講座を共同開催もしています。
選手一覧(メディア一覧)
- YouTube
- note
- LINE@
- メールマガジン:
- WordPress(自社サイト)
- オウンドメディア
- 社長ブログ
- Web広告
- ホワイトペーパー
- 無料セミナー
- アフィリエイト
- Web面談・商談
- オフラインコミュニティ
- オンラインコミュニティ
- アンバサダー
Webマーケティングでよく使われるメディアや手法は上記の19人の選手です。ここから11人を選抜して、フォーメーションを作ります。
筆者のメディアフォーメーション
筆者のメディアフォーメーションは「4-1-4-1」です。サッカーのフォーメーションはゴールキーパー(GK)からスタートして、敵陣への人数をカウントしていくため、上記の図だと右から人数をカウントして「4-1-4-1」となります。
ゴールキーパーは常に1人なので、フォーメーションにはあえて入れないのが通例です。
「4-1-4-1」はサッカー日本代表が2010年頃に採用していたフォーメーションです。当時の監督は岡ちゃんこと、岡田武史監督です。2010年6月14日のワールドカップ南アフリカ大会カメルーン戦が「4-1-4-1」だったので、それぞれのメディアと選手を一致させます。
- 広告:本田圭佑(フォワード)
- YouTube:松井大輔(ミッドフィルダー)
- Twitter:長谷部誠(ミッドフィルダー)
- Facebook:遠藤保仁(ミッドフィルダー)
- note:大久保嘉人(ミッドフィルダー)
- WordPress:阿部勇樹(ミッドフィルダー)
- ホワイトペーパー:駒野友一(ディフェンス)
- LINE@:中澤佑二(ディフェンス)
- 無料セミナー:闘莉王(ディフェンス)
- アフィリエイト:長谷部佑都(ディフェンス)
- 面談:川島永嗣(ゴールキーパー)
ちなみに、筆者のメディアフォーメーションはワントップの「広告(本田圭佑)」と、全体を繋ぐ「WordPress(阿部勇樹)」がとても重要です。
広告代理店での勤務経験と、WordPressを使ったオウンドメディアの運用の経験があるため、期待を込めて配置しています。
メディアフォーメーションで直感的にメディア戦略を作る | まとめ
メディア選択についての記事は以上です。メディアごとの役割をわかりやすくするために、サッカーに例えましたが楽しんでもらえたら嬉しいです。
サッカーで最強のフォーメーションが存在しないように、ブランドごとに採用すべきフォーメーションは変わります。ただ、個人や企業を問わず、フォーメーションの中核となるのは、Webサイトになるはずです。
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