自由に書いていたWebライターが、SEOに取り組む際に知っておくべき6つのこと

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      2018/04/20

Webメディアでライターをする以上、SEOの知識は必須です。今回はこれまでSEOを意識しなくて良いフリー記事を書いていたライターが、SEOに新たに取り組む際に知っておかないとうまくいかないことをご紹介します。

なお、SEOってなに?という方は、Webマーケッターのための情報サイトferret [フェレット]で基礎的な勉強をしてください。SEO対策講座をひと通り読み込めば十分です。今回の記事でもそうですが、大切なのはSEOのテクニックではなくて、より本質的なGoogle側の考え方やユーザーへの接し方です。

すべてのSEOテクニックは、あくまでも
1. Googleに正しく情報を伝える
2. 検索をしたユーザーが求める答えを届ける
という2点を満たすために生まれた技術です。

SEOの技術は年々変化していきますが根本的な考え方は不変なので、小手先の技術ではなく、そもそも論から理解するように心がけましょう。

それでは、自由に書いていたライターが、SEOに取り組む際に知っておくべき6つのこと、はじまります。

 

あなたはブロガー寄り?ライター寄り?

まず、ライターという仕事は「自分の好きなことを、好きなように書く仕事」ではありません。「お客さんやメディア側が伝えて欲しいことを、最も良い形で表現する仕事」です。好きなことを好きなように伝えたいのなら、ブロガーとして活動する方がオススメです。発信の内容は誰にも制限されることはありませんし、あなたが伝えたことがお金になります。

ライターはもっと裏方です。あなたの記事にお金を払う人が意図する伝えて欲しいことを文章にするプロフェッショナルです。近い職種としては、コピーライターや映像制作などの仕事があります。

 

依頼側からの要望にあなたの経験を込めて、読んでもらえる文章を書けるのが良いライターです。そして、Webメディアの場合は読んでもらえる文章を書く技術の1つにSEOの考え方があります。

Googleに正しく情報を伝える技術と検索した人の意図を汲み取り記事に反映する技術を費やすことで、文章を読んでもらえる可能性がグッと上がります。それは依頼側と読者双方の期待に応えること。

 

文章の書き方は学ぶもの!独学・我流から卒業しましょう

まだ、SEOの話には入りません!SEOを成立させるためにも、基本的な執筆力が必要です。読者に正しく情報を伝えられないライターが、Googleに伝えられる訳もないですよね?

文章を書くことは日本人なら全員ができますが、文章について学んでいる方は極少数です。ですから、これまでの何となく培ってきた文章力ではなく、プロのライターたちから文章の書き方について学びましょう。

例えば、TABIPPOが運営している旅大学のライティング講座コトバ大などの授業もありますが、それらはアクセントとして書籍で勉強するのが一番です。

TABIPPO編集部として、聖書として認定している文章についての本は下記の3冊。プロなら、独学はやめましょう。

 

記事を検索上位に表示させる方法は、他の記事より圧倒的に良い記事を作ること

アルゴリズムがーとか、クローラーがとか、色々な話が出ますが、Googleの思想はとてもシンプルです。それは「検索した人が知りたい情報(記事)を、良い情報の順番で表示する」こと。

つまり、あるキーワードで上位表示させたかったら、現在の検索結果1位〜10位全てを含んだ上で、検索した人に対して、検索ニーズの答えとなる情報を圧倒的に提供することです。

 

Googleが良い記事と考えるポイントは様々な判断基準があり、人ではなくロボットが判断しているため、正解はどこにも公開されていません。誰もわからない。

しかし、あなたが1位〜10位までの記事を読んだ結果、自分の記事に足りないもの、余分なものが見つけられたら、それらを改善することで順位は上がります。もし、それでも変化がなかったら、次のパートに進みます。

 

検索者のニーズを汲み取り構成を作る

間違いなく、1位から10位までの記事よりも良い記事を書いた!と確信しても順位が上がらない場合は、検索した人のニーズを汲み取れていない可能性が高いです。

例えば、「東京 天気」というキーワードを検索する場合、高い確率で本日の東京の天気が知りたいでしょう。そのため、記事はコンパクトに、シンプルな表示で東京の天気、気温、降水確率があれば、十分です。

それにも関わらず、上位の記事が洗濯指数や注意報、警報などの情報を発信しているからといって、「上位記事を超えよう!」とそれらの情報を詰め込んだって、検索者のニーズとは異なります。

盲目的に1位から10位までの情報を詰め込むのではなく、キーワードに応じて「検索者は何をしたいのか」「検索者が困っていることは何か」に注目して、記事の構成を作りましょう。

 

さらに、良い記事にはニーズを超えた+αが必要

1位〜10位までの既存記事を参考に、より検索者にとって必要な情報を書くことができるようになったら、次のステップです。より良い記事は、必要な情報を超えてさらに気づきを与える+αの情報を含んでいます。

例えば、「海外 ひとり旅」で検索した場合は、ひとり旅にオススメな海外旅行先の記事がずらりと並びます。しかし、検索した人は、ひとりで行く海外旅行先を決定しいというのがニーズです。

そこで、旅行先が並んでいるだけではなく、コスパが高い順、治安が良い順、女性にオススメ、男性にオススメなどの書き手の主観を交えた情報が欲しいのではないでしょうか。

 

  1. 検索した人が何を知りたいのかをまず考える
  2. なぜ、その情報を知りたいのか考える
  3. 検索した人のなぜにも答えられる+αの情報を併記する

という手順で、ただ検索上位の記事を踏襲しただけではなく、より良い記事を書くことができます。そして、+αとなる部分の多くは、書き手の経験やストーリーを必要とします。オリジナリティは+αで表現することができます。

 

Googleの思想を信じ、絶えず努力し、技術を伸ばす覚悟を持つ

記事を公開してから、Googleの検索結果に反映されるまで平均的に2~3ヶ月かかると言われています。これは、大規模なメディアほど反映が早く、小規模で新興メディアほど遅くなります。

理由はGoogleが記事を取得する頻度(クローラーが読みにくる、と表現します)をサイトの規模や更新頻度などを基準に差をつけているためです。

また、検索者のニーズに完全に応えた!とあなたが確信した記事であっても、他にもっと良い記事がインターネット上に存在すればGoogleはそちらを優先的に表示します。検索の世界は絶対評価ではなく、相対評価です。

 

しかし、信じるべきはGoogleの思想であり、ミッションとして掲げている「世界中の情報を整理する」「世界中の人々が情報にアクセスできるようにする」の2つです。

あなたが本当に良い情報を発信しているなら、必ずGoogleが発見しユーザーに提供します。もし、結果が出ないのであれば、それはあなたの記事に問題があるはずです。

Googleは数十億人に及ぶ利用者の統計データを用いているため、超高精度で情報の整理とアクセスの提供に向けて進んでいるからです。

 

Googleに正しく情報を提供する方法は日進月歩しています。去年は通用した方法が今年は効果がないということがよくあります。Googleとユーザーの双方に情報を伝えることについて、絶えず努力し、技術の研鑽を怠らないでください。

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