世界一周中の人:いよいよ、世界一周から日本に帰国する日が近づいてきた。旅行資金は使い切ったし、帰ってからの仕事やお金について考え始めた方がいいかもしれない。けれど、海外での経験を経て考え方や生き方も影響を受けたし、すぐにどこかの会社で正社員として働くって感じじゃなくてもいいかも。とりあえず、すべきことは何?
という質問に答えます。結論としては、住む場所を決めて、書類を2つ作って、就職支援サービスに登録しておけばOKです。本題に入る前に、旅人の帰国後のキャリアについて触れておきます。
長期的な海外旅行や海外生活から帰国した後のキャリア
世界一周やワーホリから帰国して、どんな働き方を選ぶのかをまとめると、5つの進路に分類できます
① 派遣社員やアルバイト、リゾートバイトなどで旅行資金を貯めて、次の旅へ
② 元の会社や業界に戻って、会社員として働く
③ 会社員に戻るが、以前とは違う業界で働く
④ ゲストハウスやバーを立ち上げて、オーナーとして働く
⑤ 会社には所属せずにフリーランスとして働く
就業の形態としては、派遣社員、バイト、会社員、起業家、フリーランスの5種類なので、一般的な日本での働き方と同じです。高円寺のカフェ&バー「スマイルアース」やBackpackers’ Japanが立ち上げたゲストハウス「nui」などが大成功しているので、④が多い印象かもしれませんが、多くの旅人はサラリーマンとして働いています。
今回の記事では、いずれかのキャリアを選択する前、帰国前に準備しておくことについて解説しています。キャリア選択については別記事で説明したいです、とても面白いので。それでは、本題です。
仕事を決めるために、帰国後の仮住まいを決める
どこで働くかを決めるために、まずは自分がどこに住むのかを決めることになります。ただ、仕事によってはすぐに移動することになるかもしれません。仮住まいとして考えられるのは、こちらの4つです。
① 実家
② シェアハウス
③ ゲストハウス
④ 友達や恋人の家に居候する
固定費は高くなく、でも腰を据えて仕事を探せる環境も大切なので、①から④の順番で検討するのをオススメします。
仕事のエントリーに必要な履歴書と職務経歴書の草案を作る
派遣社員、バイト、会社員のいずれかに応募する場合は履歴書と職務経歴書が必要です。ただし、完成まで作り込む必要はありません。まずは、ざっくりした草案を作りましょう。一般的な履歴書と職務経歴書のフォーマットに沿って、現時点で自分が考えていることをテキストでまとめておけばOKです。
就職・転職支援サービスに登録する
帰国後からスムーズに仕事探しをスタートするために、就職支援サービスにいくつか登録しておきます。自分専用のエージェントが就職支援をサポートしてくれるサービスの場合、履歴書や職務経歴書の添削もしてくれます。先ほど、作っておいた草案を提出して見てもらいましょう。
なお、エージェント付きの就職支援サービスでオススメは下記の3つです。簡単に特徴をまとめたので、気になるものに登録してください。
旅人採用 / 世界一周や海外留学の経験者がエージェントに付きます
ワークポート / Web業界へ未経験者からの転職に強いです
リクルートエージェント / 業界大手なので、色々な業種・業界を検討したい場合
ちなみに、エージェント型の転職支援はユーザー(あなた)の利用料はかからずに、あなたの仕事が決まったら就職先から手数料をもらうビジネスモデルです。そのため、エージェントはできるだけあなたの希望が叶うように就職先との交渉や履歴書の添削、面接へのアドバイスをしてくれる味方です。
裏技:住む場所と仕事を両方決める
最後に、住む場所と仕事を両方とも解決できる裏技を2つ紹介します。
TokyoDiveで、東京一人暮らしの資金サポートを受けて、仕事も見つける
世界一周やワーホリから帰国して、東京で一人暮らしを始めると敷金や礼金などで30万円はかかります。「仮住まいを決める」のパートで、一人暮らしを取り上げなかったのは初期費用が高すぎて、帰国直後の人には払えないと思ったからですが、TokyoDiveで仕事を見つけると初期費用0円で、家賃補助も出ます。
一人暮らしの場合はレオパレスになりますが、海外でのゲストハウスやシェアハウス暮らしを考えれば、家具家電付きのレオパレスは便利すぎますよね。どこでも楽しく住めるのが海外経験の強みです。
» 東京でのお仕事と住まいの同時提供サービス | TokyoDive
リゾートバイトで、旅行をしつつお金を貯める
家と仕事は見つけたいけど、東京じゃない。もう少し旅行を続けたい場合は、リゾートバイトで稼ぐと良いです。日給1万円、住まいと食事付きの案件もあるので、フルタイムの仕事が決まる前に自由なまま稼げます。
春秋なら旅館、夏は海、冬はスキー場と季節によってどこで働けるかが変動するので、エントリー後に条件を伝えて問い合わせた方が良いです。不動産を探す時もそうですが、Webサイトに載せていない特別な案件が結構あったりします。
今回の記事は以上です。もし、「帰国後に会社員になりたいが業界で悩んでいる」という場合は、圧倒的にWeb系の広告代理店をオススメします。理由や体験談は別記事にまとめたので、時間あるときに「旅と仕事を両立させるためには、Web系の広告代理店で働くべき理由」の項目だけでも呼んでください。
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