ワークライフバランスを大切にすべきか?→いいえ

ワークライフバランスを大切にすべきか
  • 2020.04.28

旅行好きの就活生:そろそろ就職活動です。どんな職種につきたいかは考え中ですが、それ以上に今後どうやって働くか答えが出ていません。ワークライフバランスを重視して仕事とプライベートをハッキリさせるのか、それとも別の方法があるのか。どうすればいいでしょうか。

という相談にお答えします。

 

答えてるのは、こんな人

ワークライフバランスに関しては昔から色々と考えていたようで、Twitterを振り返ると2012年のツイートが出てきました。この頃は、大阪ガスに勤務していたので、かなりワークライフバランスをハッキリとさせる生活でした。残業や休日出勤もほぼなく、19時には自宅に帰ってくる生活です。

 

その後、広告代理店のオプトに転職してからは、24時くらいまで残業する日常でしたし、オプトの同僚と一緒にシェアハウスをしていたので、ワークライフバランスは弱くなっていきました。

TABIPPOを創業してからは、友人と仕事することも増えたのでワークライフバランスという観点は完全になくなりました。

 

本記事はこれまでの経験を踏まえて、以下の流れで解説を進めます。
・旅行好きにとってのワークライフバランスとは
・ワークライフバランスの重要度は時間と共に変わる
・ワークでも、ライフでも選べることがベストの状態

忙しい方は、最後のパートだけ読んでいただければOKです。

 

旅行が好きな大学生にとってのワークライフバランスとは

旅行好きにとってのワークライフバランスとは

旅行が好きな大学生がイメージするライフワークバランスが保てている状態は、自分の私生活と海外・国内旅行ができていて、同時に仕事でも結果が出ていて充実感を得ている、そんな状態ではないでしょうか。

仕事があることも踏まえて、海外旅行に行くのは年に2回くらいとすると、おそらく手取りで25万円-30万円くらい、年間で300万円-360万円くらいあれば実現するのではないかと思います。

会社員として6ヶ月以上働いた場合、有給は年間で10日取得できます。週末や3連休と組み合わせれば、1週間の旅行に年2回行くのは実現できることになります。もちろん、休める職場・仕事であることは大切です。

 

ワークライフバランスの難易度はライフイベントで変わる

ワークライフバランスの難易度はライフイベントで変わる

しかし、結婚したり、子供ができるとワークライフバランスの実現は難しくなっていきます。子供1人あたりに生涯でかかるお金は2500万円-3000万円が必要です。パートナーが育児のために休職、または退職する場合は、2人分の生活費が必要ですし、両親の介護や病気などにお金がかかるかもしれません。大好きだった旅行の費用も人数分かかります。

独り身で20代のことは300万円-360万円でワークライフバランスが充実していたはずが、結婚したら急にうまくいかない!ってことになります。給料の上昇率の平均は1.45%〜2.59%(*1)ですので、短期間に収入を増やそうと思ったら、転職か副業を考える人が多いでしょう。

*1 【これって多いの?少ないの?】気になる昇給の平均額について調べてみた | リクナビNEXTジャーナル

 

ワークもライフも自由に選べることがベストの状態

ワークもライフも自由に選べることがベストの状態

仕事をゴリゴリしたい時もあれば、家族を大切にしたい時期もある。要はそういうことなのですが、選択肢を生むのはお金です。いやいや時間じゃないの?という意見もありますが、現代では、お金があればかなり多くの時間を得ることができます。

・タクシー
・外食
・ハウスクリーニング

これらは、時間でお金を買う(自分の時間をお金で節約)代表例です。しかし、転職や副業が軌道に乗っても、自分の時間を会社やお客さんに買い取ってもらう行為には変わりありません。では、時間を使わずに、お金を作る方法は?

 

お金を作る「資産」という考え方(導入のみ)

お金を作る「資産」という考え方(導入のみ)

自分の時間を継続して売ることなく、十分なお金を生み出すためには、資産が必要です。資産という言葉からは不動産や株式などをイメージしがちですが、それら金融資産の他に、信用資産があります。

金融資産:不動産、株式、投資信託など旧来の資産
信用資産:個人の影響力やファンの数、強さなど(*2)
*2 信用資産、信用経済については、『革命のファンファーレ』が参考になります

 

例えば、信用資産があればクラウドファンディングやPolcaでやりたいことに必要なお金を集めることができますし、ブログやSNSから継続して収入を得ることが簡単になります。芸能人はTVに出ている人、という理由で信用があるので、彼らの紹介する商品やサービスを購入しやすいという仕組みです。

短期的なワークライフバランスをどうするか?だけではなく、中長期的にバランスを自由にできるお金を作るための資産という目線を入れると、就職活動の進め方が変わるかもしれません。

 

まとめ

今回の記事は以上です。ワークライフバランスを重視すべきか?という質問への答えは、ライフイベントで重視するかどうかは変わっていくので、どのようにも身動き取れるように資産を積み重ねるべき、となります。

資産を積み上げることができる会社・業種なのか?ということが自分だけでよくわからなかったら、各企業の内情を聞いてみてください。就職活動中の大学生に親身になってくれるのは、同じ大学のOB・OGか、就職エージェントです。彼らはそれぞれに親身にするメリットがあるので、遠慮なく頼ってOKです。