フリーランスライターが辛すぎる7つの理由

  • 2020.04.28

フリーランスライターは辛い。それは事実ですが、人間は「何となく不安」な状態では不安を増幅するクセがあるので、不安を不安のままにすると、どんどん不幸になります。具体的に何が辛いかを理解していれば、対策ができます。

これからフリーランスライターを目指す方にも、ギャップが大きくなりすぎないように、リアルに書きました。

 

仕事が取れなくて辛い

フリーランスライターをはじめた直後は、他のライターとの差別化ができず、ネットワークも弱いので、仕事取るのが大変か、取ってもしんどい仕事が多いです。

対策は、定番の仕事探し+逆張りの仕事探しです。

 

定番=クラウドワークスやランサーズ、Wantedlyなど
逆張り=FacebookやYouTubeでの営業

です。

 

InstagramやTikTokなどに押されて、若者がFacebookを使っている割合が減ってきたのは事実ですが、仕事の発注者はまだまだFacebookを使っています。

ライバルが少ない場所で頑張るのはビジネスの基本なので、オワコンだと言われる場所に逆張りしましょう。

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Facebookの使い方

 

休みがなくて辛い

会社員と違って、フリーランスの場合は休みが不規則です。しかも、仕事をするほど収入も増えるので、将来を心配する人ほど休みを減らして仕事に取り組みがちです。

ただ、低い報酬や効率の悪い働き方を時間を延ばすことで解決すると、能力は上がりにくくなります。最初のうちに休みなく働いて得たお金は遊びに使うのではなく、運動や睡眠、仕事道具に使って、仕事の質を向上させるべきです。

 

おすすめの使い道は寝具です。人生の1/3ほどは睡眠時間なので、睡眠の質を上げられると仕事も生活も劇的に上がります。

昔はめちゃ高かったテンピュールの枕も徐々に値段が下がってきたので、飲み会を我慢して寝具をアップデートしましょう。よく眠れるようになりますよ。

 

スケジュール管理やタスク管理が辛い

スケジュール管理やタスク管理が苦手な人には

この3つがオススメです。

 

スケジュール管理のコツは「いまここ」に集中することで、明日以降の予定はざっくりでOKです。僕の場合は毎日こんな感じで、仕事をしています。

  1. アイスボックスから当日中にやるタスクを取り出す
  2. タスクシュートにタスクを登録して、無理なく終わりそうか調整する
  3. タスクが決まったらポモドーロで集中する

 

孤独で辛い

会社員だと、社内のメンバーと何かしらの交流がありますが、フリーランスだと、仕事はクライアント数人との仕事で完結してしまうので、割と孤独です。

人気のフリーランスライターたちがサロンやコミュニティを開催してるのは孤独対策だと思っていますが、「ライティング コミュニティ」や「ライター コミュニティ」などで検索すると、いくつか出てきます。

 

個人的なオススメは下記の2つです。信頼できる友人であり、人気のフリーライターが運営しています。

 

報酬が少なくて辛い

ライターの報酬、少ないですよね。トラベルライターの収入と年収に掲載しましたが、トップクラスのフリーランスライターで年収1000万円ぐらいです。

1000万円以上を目指すなら、チームを作って大きな仕事をしたり、ライターだけではなくメディアの立ち上げやマーケティングのサポートなどの総合的な仕事が求められます。

 

仕事に時間がかかって辛い

ライティング、時間かかりますよね。時短を目指すなら、書くと考えると分けるべきです。具体的には「記事の設計図」の作成です。

 

■設計図の中身
①テーマ:
記事や文章の主題となるもの。具体的な内容②仮タイトル:
テーマを一言で表したもの③本文構成:
テーマを説明するための本文を構成する要素

テーマ、タイトル、構成の3つを含む設計図を先に作って、その後はライティングに集中する方が圧倒的に早く記事を仕上げることができます。慣れるまでは書くと考えるを同時にすることは避けてください。

 

確定申告が辛い

確定申告は確かに辛いです、というかしんどいです。税理士さんにお願いすれば、お金で解決できるしんどさではありますが、税金について学ぶために1年目、2年目あたりは自力で確定申告を完了するのも良い機会です。

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でも、フリーランスライターは楽しい

フリーランスライターには、こんな楽しいこともあります。

  • 場所を選ばずに働ける
  • 頑張れば収入が増える
  • スケジュールが自分次第
  • 仕事相手を選べる
  • 未経験でも稼ぎ始めやすい
  • 会社や組織のルールや慣習に縛られない
  • 満員電車に乗らなくて済む
  • 好奇心が満たされてゆく
  • 他の仕事と組み合わせやすい

 

フリーランスの仕事の中では、稼ぎ出しが早いのはフリーランスライターの楽しいところです。また、自分の好きなことを取材して、文字にすること仕事を受ければ、好奇心を満たしつつお金も稼ぐことができます。

 

フリーランスライターの問題を解決する方法

ライターに限りませんが、ほとんどの仕事は自分の付加価値を高めて、自分しかできない仕事、つまりは時給の高い仕事を受けられるようになることで解決します。

仕事が取れない→取れる
休みが取れない→取れる
報酬が少ない→増える

こんな感じです。

ライターが目指すキャリアアップは、Webライターのキャリアアップを実績ゼロの段階から解説にまとめたので、ご覧ください。

 

フリーランスライターが辛すぎる7つの理由 | まとめ

フリーランスライターが辛すぎる理由は以上です。

活躍しているトラベルライターの記事にも書きましたが、キャリアを進めるほどライティングだけの仕事から、ライティングを中心とした大きな仕事に広がっていきます。PR、コンサルティング、サービス立ち上げなど。

 

活躍して楽しく仕事をしているフリーランスライターは、早い段階から、作品、営業、時代への波乗りに時間を使っているのが特徴です。ライターに限った話ではありませんが、同じことを盲目的に続けていても評価されづらいので、フリーの強みを生かして動き続けましょう。

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