タイ・バンコクを旅行するけど、ガイドブックでは大きく紹介されていないちょっとマイナーな観光スポットも訪れてみたいという方に、バンコク移住者が推薦する観光地をマイナー順に掲載しました。
観光スポットを巡るルート
記事内で紹介している観光スポットですが、近い距離にあるものも多いので先に観光ルートを紹介します。
Asok(アソーク)駅やNana(ナナ)駅周辺で夜を楽しむ観光ルート
Asok駅からスタートして、駅と直結しているショッピングモール「ターミナル21」で買い物をして、徒歩で「Art Box」に移動(徒歩5分くらいです)。Art Boxで軽くご飯を食べて「Golden Axe」の斧投げで遊んだら、Nana駅周辺にあるシークレットバー「Find The Photo Booth」に徒歩で移動して、しっぽりとお酒を飲む(徒歩7分くらい)。
所要時間は4時間くらいなので、19時にAsok駅に集合してもBTS(バンコクの高架鉄道)の終電である深夜24時頃に間に合います。
バンコクのお寺を楽しんでカオサンへ向かう観光ルート
絶景寺院として有名になった「ワット パークナム(パクナム)」からスタートして、バンコクを代表する寺院である「ワット アルン」と「ワット ポー」を観光しつつ、最後はカオサン通りで終了です。
所要時間は5時間くらいです。タイの寺院は入場時間の終わりが17:30〜18:30頃なので、早めに観光をスタートすることと、タンクトップやホットパンツなどでの入場ができない点を注意してください。
また、ワット パークナムからワット アルンは距離があるため、GrabやTaxiでの移動となります。ワット パークナムの入り口にタクシーが周回しているので探すことはありません。また、ワット パークナムはBTSのWutthakat駅から歩いて20分くらいですが、灼熱の中を歩くことになるのでWutthakat駅からタクシーを使うのもありです。
それでは、観光ルートを解説したところで、本題であるバンコク移住者が推薦するバンコクの観光スポットに進みます。
Find The Photo Booth(写真機を探して)
プリクラ機の中にあるシークレットバー「Find The Photo Booth(写真機を探して)」がとてもユニークな体験でした。バンコク中心部のNana駅周辺です。
住所非公開で大体の場所しか分からないシークレットバーには別のバーの奥にあるプリクラ機の扉を開け、写真の現像室を通って、たどり着くことができます。
日本でも話題になりそうなイケてるバンコクの観光スポットでした。ちなみに、店内はローカルの人たちが7割くらいで、おしゃれなバンコクっ子たちに愛されてます。
プリクラの機械は本物なので、20バーツで証明写真チックでレトロなプリクラを撮影することもできます。
Octave(ルーフトップバー)
バンコクのルーフトップバーは格式高く、ドレスコードがある場所が多いですが、「マリオットホテル・スクンビット」の最上階にあるルーフトップバー「Octave(オクターブ)」はドレスコードなしで料金も割安なのでカジュアルに楽しむことができます。マリオットホテルの宿泊客でなくても利用可能です。
場所はトンロー駅から歩いて3分ほどです。エレベーターを2つ乗り継いで最上階に行くと出てすぐにOctaveがあります。オープンの17時から19時までハッピーアワーでドリンクが半額となっているので、1杯500〜600円くらいで楽しむことができます。
なお、僕は平日の17時10分ごろにOctaveに行きましたが、18時過ぎには360度を見渡すことができる屋上階の席はほぼ満席でした。
Art Box(スタイリッシュなマーケット)
2019年5月にBTSのAsoka駅とNana駅の中間にできたイケてるマーケットがArt Box(アートボックス)です。20店舗近い飲食店と雑貨や衣類の店舗が入っていて、とても清潔感がありました。
他のマーケットと比べると食べ物の値段などは高めで観光客向けですが、バンコクの中心エリアでとても良い場所にあるので観光ルートに組み込みやすいです。
知名度がまだ高くないのか比較的空いていますので、バンコクのマーケット気分を味わい方が1時間ほどでご飯も兼ねて観光するのにとても向いています。
Goleden Axe(斧投げ)
Goleden AxeはArt Box内にできた斧投げのアクティビティです。Art Boxの中心にあるステージエリアから、Nana駅側に少し進んだところにあります。ちょっとだけ奥まった場所です。
カナダ発祥の斧投げゲームは真ん中に当たったら5点、赤い輪の中が3点、青は1点で、5投ずつの合計得点を競います。値段は1ゲーム(15投)で200バーツですが、プラス100バーツ払うと大きい斧で投げることもできます。小さい斧は刃の部分が小さく刺さりにくいので300バーツプランで、大きい斧を使った方が楽しめました。
なお、斧の投げ方やゲームの説明は英語も堪能なスタッフのお姉さんが教えてくれますのでご安心を。実際に遊んでいるところの動画も撮影しました。
バンコク🇹🇭の斧投げゲーム「GOLDEN AXE」やってきました。300バーツで1ゲーム(15投)できます。
真ん中に当たったら5点、赤い輪の中が3点、青は1点で、5投ずつ合計得点を競います。
カナダ発祥のゲームで、世界大会もあるんだとか。 pic.twitter.com/oU8ECXX5KD
— ルイス前田🇹🇭7/4からバンコクプチ移住 (@NY_ruisu) 2019年7月20日
ヘルスランド(マッサージ)
日本人にとっては名前が別の意味を持ってしまいますが、高級スパのような内装なので、女性同士やカップルでマッサージを楽しみたいならAsok駅から徒歩10分くらいのヘルスランドがオススメです。
かなり大きなマッサージ施設なので、いつも混み合ってますがマッサージ師の人数も多いので、平日夕方に訪れましたが10分〜15分ほどで順番が回ってきます。値段はタイ古式マッサージが2時間600バーツ+チップで100バーツから様々なプランがあります。アロマや石鹸、シャンプーなどお土産も多数売っています。
ナップスリープサロン(NAP SLEEP SALON)
バンコクはマッサージが格安。ただ、僕の場合はタイマッサージとの相性が悪く、もみ返しで辛いことがあります。
筋肉のないヘッドマッサージなら、もみ返しもなく痛くないのでは?と考えてローカルのヘッドマッサージ屋さん「ナップスリープサロン」に訪れました。
名前の通り、昼寝するくらい気持ち良いヘッドスパで、マッサージとトリートメントで1.5時間700バーツ(2500円)でした。予約なしで訪れたら少し待ったので、次は予約してから行きます。
ムエタイジム「ワイエスキックスポーツジム」
バンコク生活が長くなるにつれて運動不足になりました。通勤がなく、アパートの中にスーパーとカフェがあるので、敷地内から出なくても暮らせます。
せっかくバンコクに来たので、運動するためにムエタイジムに参加しました。プロンポン駅の近くにある「ワイエスキックスポーツジム」では1回700バーツで、8ラウンド(1ラウンドは3分)のムエタイ体験ができます。
ムエタイ体験は縄跳び2ラウンドからはじまり、2ラウンドでジャブ、ストレート、ミドルキック、ヒザ蹴りを教わります。
5ラウンド目からは元ムエタイ選手のコーチとミット打ちの練習です。久々に本気で動いたので、翌日からしっかりと筋肉痛でしたが、バンコクならではの体験ができるので、アクティブな旅行者におすすめです。
4種のカオマンガイ「ジュブジュブカオマンガイ」
タイ料理で最も好きなメニューは「カオマンガイ」です。辛いものの多いタイ料理の中で数少ない確実に辛くない(タレは辛い)料理なので、どこでも安心して食べれます。
旅行でバンコクを訪れるなら、「ジュブジュブカオマンガイ」で食べられる4種のカオマンガイ(100バーツ)がオススメです。店長のジュブさんは愛想がとても良く観光客に慣れてるので、旅行初心者の方も安心してどうぞ。
ブルーホエール
Instagramを中心にSNSで見かけることが多くなった青いドリンク「バタフライピー」の有名店として人気なのが、バンコクの王宮やワット・ポーの近くにあるカフェ「ブルーホエール」です。
観光客ではなくタイ人にも人気で、店内はあまり広くないのでお昼頃まで(オープンは10時)には行った方が良いです。
メニューはバンコクの平均的なカフェに比べると高いですが、食事はそこそこボリュームがあって美味しいですよ。特に2階から3階に上がるブルーの階段で写真を撮るのが人気でした。
タラート ロットファイ ラチャダー(ナイトマーケット)
「タラート ロットファイ ラチャダー」は、ラチャダーマーケット、鉄道市場などと呼ばれるナイトマーケットです。ウィークエンドマーケットではないので、毎日開催しています。
上からの眺めを楽しむためにはラチャダーマーケットの手前にあるショッピングセンター「Esplanade(エスプラネード)」の駐車場の4階か5階へ。綺麗に並んだ色鮮やかなテントがとても有名になりました。
ラチャダーマーケット内は雑貨や衣類、飲食店など何でも揃います。土日の夜は人混みが多くすごい熱気です。写真はバーエリアですが、テントエリアはもっと狭くてワイワイしてる感じです。
ワット パークナム
バンコクの寺院は涅槃像のある「ワットポー」や暁の寺院「ワットアルン」などが有名ですが、中心部を外れた場所にある「ワット パークナム(パクナム)」の内装が宇宙のように美しいと話題になり、日本人を中心に観光客が増えています。
タイに住む人々がお祈りをする寺院なので、ワットポーやワットアルンのような服装の規定や入場料などは設定されていませんが、観光客が急に増えたためマナーが守られていないことが指摘されているのでご注意ください。
まとめ
バンコク移住者が推薦するバンコクの観光スポットは以上です。バンコク移住の様子は別の記事でご紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください。バンコクの夏は暑いですし、夜は渋滞も多いですが、現地の方は優しく、タイ料理も美味しいので、短期滞在に挑戦してみるの楽しいと思いますよ。
現在、タイへのバンコクで暮らしています。アメリカ留学を除くと、自分としては初めての海外移住です。#バンコクプチ移住というハッシュタグでツイートしてると、色々と質問をいただくようになったので、タイに移住してると聞かれる12のことというテーマで[…]
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