日本人が海外クルーズ旅行をするなら、知っておくべき12のこと【本気のアドバイス】

日本人が海外クルーズ旅行をするなら、知っておくべき12のこと【本気のアドバイス】
  • 2019.12.27

クルーズ旅行に関する情報って少ないですよね。そこで、日本人が海外クルーズ旅行をするなら知っておくべき「本気のアドバイス」をまとめました。2019年にホーランド・アメリカのクルーズ船、コーニングスダム号(2016年建造)に乗って21日間のカリブ海クルーズを旅した経験が元になっているので、情報の鮮度は高めです。

 

大型クルーズ船でも船酔いするぞ

コーニングスダム号は、乗客定員 2,650名、全長 297メートルの大型クルーズ船ですが、出発地のマイアミ(フォートローダーデール)からカリブ諸国に向けて2日間移動した時は、かなり揺れて船酔いになりました。

吐くほどではありませんが、夜は揺れで目が覚めて、酔い止めを飲んでおいたほうが安心できる状態でした。ちなみに、最もしんどかった時の速度は18ノット。船内放送で18ノットって言ってたら要注意です。

 

インターネットはまあまあ遅いぞ

クルーズ船内には衛星通信を利用したインターネットが有料で使えますが、動画の視聴がギリギリできる速度でした。写真のアップロードは時間をかければできて、LINEやFacebookメッセージなどのテキストは問題ないです。

動画で通話ができるぐらい速いと聞いていたので、もう少し期待していましたが「まあまあ遅い」というのが実感でした。

 

ご飯は何を食べても美味しくて、飽きない

ご飯は何を食べても美味しくて、飽きない

ホーランド・アメリカは食事が美味しいことで有名なクルーズ会社で、コーニングスダム号で食べた料理は何でも美味しかったです。

船内にはビュッフェ形式のLido Marketやコース料理が食べられるThe Dining、プールサイドでハンバーガーやピザを提供しているDive InnやNew York Deli&Pizzaなどの多様な食事が乗船料金に含まれています。

しかも、Lido MarketやThe Diningのメニューは毎日変わります。

 

けど、スペシャリティディナーはマジで行ったほうがいい

けど、スペシャリティディナーはマジで行ったほうがいい

乗船料金込みの食事だけでも十分に美味しいのですが、追加料金で楽しめるスペシャリティディナーはクルーズ旅行中に一度は行ったほうが良いです。

コース料理でも1人39ドルからだったので、普通の良いレストランでコースを食べるよりは格安。しかも、スペシャリティーディナーのレストランはドレスコードが決められ、落ち着いてゴージャスな雰囲気が楽しめます。

 

フォーマルは結婚式レベルが必要

フォーマルは結婚式レベルが必要

Gala Nightと呼ばれるフォーマルナイトにカジュアルダイニング以外で食事をするには、結婚式の披露宴レベルの服装が必要です。女性はパーティードレス、男性はドレススーツやジャケパンでOKなので、ロングドレスやタキシードは必須ではありません。

ちなみに、プールサイド以外では夜になったら短パンやショートパンツなどは避けるようにという記載がありましたが、そこまでは気にせずにOKでした。

Gala Nightは4日〜5日に1回のペースで設定されていて、21日間のクルーズでは4回ありました。

 

クルーズ船内のエンターテイメントの数は想像以上

クルーズ船内のエンターテイメントの数は想像以上

僕はあまり参加しませんでしたが、上陸中も含めてクルーズ船内では音楽ライブやビンゴ大会、映画の上映、コメディアンのステージ、パソコン教室、クルーズの乗組員とのパーティー、健康診断、フラワーアレンジメント、ショッピングなど相当のエンターテイメントが用意されていました。

観光はそこそこに、クルーズ船内をメインに過ごしても飽きないように設計されています。

 

上陸後の観光はかなり消耗するので、注意

上陸後の観光はかなり消耗するので、注意

カリブ海クルーズでは、移動日を除くとほぼ毎日どこかの島に到着します。だいたい朝の8時頃から下船することができて、離陸は16時半ぐらいのケースが多かったです。

観光の時間は8時間半ほど確保されていることになりますが、気温も高く日差しも強いカリブ諸国ですので、街歩きだけでもかなり消耗します。水分補給を欠かさずに、無理をしないように。僕は何度か調子に乗って気持ち悪くなりました。

 

日本人は相当少ない

クルーズ船に乗っていたのは白人が9割で、残りがラテンか黒人、日本人は見かけませんでした。日本語を話せるスタッフの人が一応いましたが、船内でのコミュニケーションや放送は英語のみです。

 

アナウンスやリマインドがこまめにされるから安心

船内アナウンスで1日の予定が連絡され、部屋に届けられるレターで自分のディナー予約やアクティビティの集合時間、当日の船内アクティビティなどが分かるようになっています。

また、船内でインターネット利用プランに加入していなくてもアクセスできるポータルサイトでも、自分の予定がすべて確認できます。

 

ですが、英語はある程度必要

リマインドは多いですし、スタッフの人たちもとても親切ですが、基本は英語ベースでのコミュニケーションなので、英語がまったく分からない人だとちょっとしんどいです。

 

シャワーの水温と水圧は最高レベル

海外だと、そこそこ良いホテルでもシャワーの水温と水圧がイマイチなことがありますが、コーニングスダム号は排水も含めて完璧でした。水回りの心配は不要です。

 

部屋の掃除は1日2回、自分で洗濯は必要なし

部屋は1日に2回、朝と晩に綺麗に掃除してもらえます。また、クリーニングサービスも充実していて、1日800円くらいで利用できます。スピードも早く、預けてから半日くらいで綺麗に洗濯した衣服が届きます。

自分で手洗い、乾燥をする手間がないのはとても楽でした。

 

海外クルーズ旅行をするなら、知っておくべき11のこと | まとめ

本記事では「海外クルーズ旅行をするなら、知っておくべき11のこと」を紹介しました。飾らずに、僕が体験したことをまとめたので、きっとこれからクルーズ旅行に参加する方の役に立つはずです。

なお、気になるクルーズ旅行の料金については下記の記事で、詳細まで記載しました。クルーズ、のイメージよりはずっと安いと感じるはずです。

関連記事

クルーズ船で旅行してみたい!でも、お金がどのくらいかかるかよく分からない。という人に向けて、僕がカリブ海クルーズの22日間で使った費用を公開します。なお、クルーズ船が手配するカリブ諸国でのアクティビティは含まれていますが、上陸後のラ[…]

カリブ海クルーズ21日間の費用を総額で公開

スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ

slash-workers

自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。

これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。

仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?