海外で現地SIMに繋がらない!確認すべき11のことと設定【APNに注意】

海外で現地SIMに繋がらない

      2019/07/30

海外で購入したSIMカードが繋がらない!:海外で現地のSIMカードを入れたのに、スマホがインターネットに接続できない!急ぎでネットが必要なんだけど、どうしたらいい?

という質問に答えます。なお、iPhoneユーザーの場合です。

まず、この記事が読めているということは、空港やカフェなどのWiFiには接続できています。ということは、iPhoneのインターネット機能が壊れている可能性は低いです。

 

海外SIMカードがインターネットに繋がらない場合の設定確認

機内モードがオンになっていないか

機内モードが「オン」になっていると、通話、ネット、SMSが利用できません

機内モードの確認手順

  1. 「設定」のアプリを選ぶ
  2. 「機内モード」をオフ(白い状態)に切り替える

 

モバイルデータ通信がオフになっていないか

モバイルデータ通信が「オフ」になっていると、ネットが利用できません

モバイルデータ通信の確認手順

  1. 「設定」のアプリを選ぶ
  2. 「モバイル通信」を選ぶ
  3. 「モバイルデータ通信」をオン(緑の状態)に切り替える
  4. 「通信のオプション」→「4Gをオンにする」→「音声通話とデータ」または「データ通信のみ」を選ぶ

 

キャリアが選ばれているか

SIMカードのキャリアが選ばれていないと、通話、ネット、SMSが利用できません

キャリアの確認手順

  1. 「設定」のアプリを選ぶ
  2. 「モバイル通信」を選ぶ
  3. 「モバイル通信ネットワーク」を選択し、「自動」をオン(緑の状態)に切り替える

 

【重要】プロファイル(APN)が設定されているか

一部のSIMカードはAPNという設定が必要です。海外SIMを入れた場合、日本でのAPN設定が邪魔をしてインターネットに接続できない場合があります。

海外SIMのキャリアの名前やアンテナが表示されているのになぜかネットに繋がらない、という場合は海外SIM用のAPNが未設定、または日本のAPNが不要な可能性が高いです。

プロファイル(APN)の確認手順と対策

  1. 「設定」のアプリを選ぶ
  2. 「一般」を選ぶ
  3. 「プロファイル」を選んで、何も選ばれていなければ未設定
  4. 「プロファイル」に心当たりのある項目(例えば日本で使っている通信会社やSIMカード名)入って入ればプロファイルの項目を削除して、再起動することでSIMカード側がプロファイルを入力します
  5. または、SIMカード販売員や店舗にいれば、プロファイル画面を見せることで理解してくれます

プロファイルの設定について知らない店員もいるので(ドイツのベルリン国際空港でのSIMカードショップの店員は知らなかった)、その場合は「SIMカード名 + プロファイル(APN)」などで検索して、正しいプロファイル設定を探すことになります。

設定が正しくてもSIMカードが繋がらない場合

電源を入れ直す

  1. 「電源ボタン」を長押し
  2. 「スライドで電源オフ」を右に動かす
    ※画面に何も表示されなくなるまで待つ
  3. 「電源ボタン」を長押し
    ※Appleのマークが表示されたら指を離す

 

SIMカードを入れ直す

  1. イジェクトピン」を使って、SIMカードを取り出す
  2.  SIMカードを入れ直す

ネットワーク設定をリセットする

  1. 「設定」のアプリを選ぶ
  2. 「一般」を選ぶ
  3. 「リセット」を選ぶ
  4. 「ネットワーク設定をリセット」を選ぶ
  5. iPhoneが再起動して、ネットワーク設定がリセットされます

 

設定以外で海外の現地SIMが繋がらない原因を探る

設定が正しくても海外SIMがインターネットに繋がらないこともあります。

SIMのアクティベイト用ネットワークが起動していない

チェコのヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港でVodafoneのSIMカードを購入した際にSIMカードが繋がらなかったのでSIMカードショップに持っていくと「チェコ国内のSIMカードのアクティベイト自体がダウンしているので、まだ使えないみたい。いつ復旧するかは分からない」と言われました。

結局、90分くらい経ってからアクティベイトできてインターネットに繋がりましたが、設定やスマホの問題ではなかったので、店員さんの説明がなかったら途方に暮れていたと思います。

 

スマホが圏外、またはインターネット通信が弱い

途上国でSIMカードを買った場合によくあるのですが、そもそもインターネット通信が弱い場合は、SIMカードがアクティベイトされていても、なかなか繋がらないことがあります。ひとまず、LINEやSNSなどの通知が届いていればインターネットに接続はできているので、場所を変えてみましょう。

 

iPhoneやSIMカードの故障

可能性は低いのですが、iPhoneやSIMカードが故障していることもあります。移動の数時間でiPhoneがいきなり故障することは考えづらいので、SIMカードの故障を先に疑うべきです。

 

スマホとSIMの対応周波数帯が一致していない

スマホに限らず携帯電話端末には、機種ごとに対応している「周波数帯(バンド)」が設定されていて、その周波数帯とSIMカードの対応周波数帯が一致していない場合、通信ができません。

» 参考:周波数帯について | SIMフリースマホ販売の【イオシス】

僕の経験上では周波数帯のせいでSIMカードが使えなかったことはありませんが、iPhoneSEより前のシリーズは対応周波数が限られているので注意が必要です。

 

海外SIMカードへの根本的な対策

海外旅行先で購入するSIMカードはとても便利ですが、これまで説明してきた通りスマホの設定やネットワークについて少し知識が必要です。また、解決のためには英語で現地のSIMショップスタッフなど会話する必要があります。それらが面倒だと感じる場合の根本的な対策を解説します。

 

日本で海外SIMカードを購入する

実は旅行前に日本で海外のSIMカードを購入することができます。家電量販店、空港、Amazonなどのネットショップで販売しています。日本語でSIMカードの利用規約やプランなどを読んだ上で購入できるのがメリットですが、現地で購入する金額と比べると割高になります。

日本で海外SIMカードを購入するかどうかは、現地でのSIMカード購入がどれくらい難しそうか、がポイントです。例えば、ハワイのオアフ島はワイキキ国際空港でSIMカードの販売がされていないため、市内のスマホショップまでバスやタクシーで移動してから、SIMカードを購入する必要があります。

一般の旅行者がそこまでするのは大変ですし、時間もかかりますから、MOST SIMの5日間使い放題プランなどのSIMカードを事前購入した方が圧倒的に簡単です。

 

複数の国で使えるSIMカードを使う

SIMカードやインターネット通信について設定をする回数を減らすという考え方をするならば、長期旅行や出張の場合は複数の国で使えるSIMカードを購入するのもありです。

例えば、EU圏内であれば、EU加盟国のみどこでも使えるSIMカードが販売されていますし、アジア16ヶ国で使えるAISのSIMカードアメリカ・カナダ・メキシコの3ヶ国で使えるSIMカードもあります。

複数国で使えるSIMカードの場合、国境を超えたあたりで一時的にインターネット通信ができなくなりますが、長くても20分くらいで自動的に次のネットワークに切り替わって再び使えるようになります。

 

海外WiFiのレンタルで乗り切る

現地SIMの利用が面倒、大容量のデータをやり取りする、海外出張などの場合は海外で使えるWiFiレンタルもよく使われます。1台のWiFiで4~5台のスマホやPCが接続できるので、グループでWiFiルーターを1台レンタルして、割り勘にすると現地SIMカードより安くなることがあります。

海外レンタルWiFiの会社によって通信環境が大きく異なることはないので、料金と通信容量の2点で選べばOKです。なお、僕の友人にはグローバルWiFiの特別プランを紹介することが多いです。人気の旅行先は在庫が足りなくなる場合があるので、渡航の1週間前には予約しておくと直前で焦ることなく準備ができます。

» 参考:海外で高速インターネット|グローバルWiFi

 

まとめ

海外の現地SIMへの接続方法についての解説は以上です。心配だけど、どうしても現地SIMを使いたいという人は2つのことを守れば必ずインターネットに繋がります。

  1. 英語が通じて旅行者に慣れている「空港のSIMカードショップ」で購入する
  2. インターネットに完全に通じるのを確認できるまではショップで待機する

SIMカードショップの店員さんたちはプロなので、インターネットに接続できるまで対応してくれます。海外なので無愛想な人もいますが、負けずに粘りましょう。

 - トラベルハック / Travel Hacks