初めてのブログ開設で損をしない10のこと

初めてのブログを開設する前に知っておくと損をしない9のこと
  • 2020.01.09

ブログを始めよう!と決意した人:これまでも何度か考えていたけど、ようやくブログを始めることにしました!どうせやるなら趣味として続けていきたいし、あわよくば少しお金も稼げたらなと思うけど、ブログ初心者が知っておくべきことって何がありますか?

という質問にお答えします。

 

記事の内容

目次にそって、初めてのブログを開設する前に知っておくと損をしないことを紹介します。全部で4000字くらいあるので、時間がない方は1〜4までを読んでください。

なお、僕のブログ歴は8年です。2010年に世界一周ブログを書き始めて、ブログを通して出会ったメンバーと2014年に株式会社TABIPPOを創業しました。せっかくなので世界一周の経験を発信しようかなとゆるくスタートしましたが、結果的にはブログで人生が好転しています。

 

自分のブログのファンになれるか?といつも問いかける

タイ在住でプロブロガーのマナブさんがツイートしていた内容に、ハッとしました。自分のブログのファンになれるか?という質問は様々な意味を含みます。

記事の内容がイマイチだったり、不正確だったり、表現に納得してなかったり、情報が古かったりと、気づかれていないけど「なんだかなぁ」と思ったままでは、自分のブログのファンにはなれません。自信を持って堂々と「良いブログだ!」と感じられる発信をできているか?と問いかけてみましょう。

読者の反応やPV数も大切ですが、読者に愛されるブログを作るためには、まずは自分が自分のブログに愛着を持てるかが大切です。

 

WordPressと無料ブログは、頑張ってWordpressを選ぶ

愛のあるブログを作るためにも、無料ブログよりも自由度の高いWordpressを選びましょう。僕が編集長を務める月間500万PVの若者向け旅行メディアTABIPPO.NETもメインシステムはWordpressを使っています。また、New York Times (ニューヨーク・タイムズ)やディズニーの公式ブログでもWordpressが使われていると言われていて、小規模サイトから巨大サイトまでインターネット上のすべてのウェブサイトの 30%がWordpressを使って作成されています(*1)。

*1 WordPressの市場シェア(2018年):Kinsta

 

無料ブログだと5分で作れる一方で、Wordpressを立ち上げようと思うと5時間〜1週間くらいかかる場合もあります。ちょっと大変です。ただ、この先ずっと育てていくことを考えれば、Wordpressでブログを立ち上げておいて良かった!と感じることが何度もあるはずです。

ちなみに、Wordpressで立ち上げると聞くと「もしかして、プログラミングの技術が必要なの?」と心配される方がいますが、コードは1行も書かなくて立ち上げられます。

 

ネタが無い場合は、3年前の自分が困っていたことを解決する

ネタが無い場合は、3年前の自分が困っていたことを解決する

ブログを始めます!ただ、記事のネタがありません!という場合は、過去の自分が困っていたことを解決する記事を書きましょう。

具体的には、まず2~3年前の自分を思い浮かべます。その頃に困っていたことを思い出してください。当時の問題のほとんどは解決されているはずですので、問題解消までの手順をブログにまとめます。さあ、1記事できましたね!しかも実体験に基づいた具体的な内容なので、とても役に立ちます。

 

ちなみに、僕の場合は3年前に困っていたことの解決記事として、こんな記事を書いています。

» コスパ重視でネットラジオの収録・配信をする方法【Mac】
» ひとりぼっちで、Webマーケティングを勉強する方法
» ひとりぼっちで初心者がプログラミングを泥臭く勉強した13の手順

今となってはなんてことないのですが、当時は深刻に困ってたので、同じような悩みを持つ人にとても喜んでもらえます。それにしても、ひとりぼっちで寂しかったようです、当時の僕は。

 

ブログを更新する時間がない場合は、ブログの優先順位をトップへ

ブログを更新する時間がない場合は、ブログの優先順位をトップへ

執筆したいテーマがあるのにブログをかけない場合は、時間がないということになりますが、人間には誰しも24時間が与えられてるので、時間がないのではなく優先順位が低いだけです。

毎日ブログを続ける最も簡単で絶対な方法」に詳しくまとめましたが、ブログを終えるまで仕事を始めない!ぐらいまで優先順位を上げれば、必ず書けます。なぜなら、仕事ができなくなっちゃうので。

 

ちなみに、優先順位を上げるほかにも、記事リリースのハードルを下げる方法もあります。僕のブログは1記事あたり2500字〜4000字ぐらいにしてますが、ブログを始めたばかりなら1記事1000字前後でも十分です。

Twitterが1投稿140字までなので、ブログ1記事あたりTwitter7投稿分と考えればちょっと楽になるでしょうか。下書きに眠ったままだと、誰の目にも触れないので、まずは記事を公開することだけにコミットしてもOKです。

 

量が質を生むので、ダメ記事は気にしない

量が質を生むので、ダメ記事は気にしない

自分のブログへの愛が高まると、かえって完璧主義になってしまい、記事がリリースできない人がいます。ただ、ブログは100記事からと言われるぐらい、まずは記事をリリースして自分なりのテーマや書き方を模索していくのが先決です。

書く力も、読者を楽しませる力もブログを1記事1記事とドンドン伸びていきます。昔の記事を振り返ってみると「よく、これで公開してたな?!」と感じることはよくありますが、きっと今の記事を3年後に見ても同じことを思うでしょう。

一部の天才を除けば、量が質を産みます。まずは100記事目指して、記事数にコミットすることをオススメします。Web記事はあとで直すこともできますので。

 

SNSでシェアしてない記事は存在していないのと同じ

SNSでシェアしてない記事は存在していないのと同じ

ブログを書き始めてから100記事くらいまでは検索(GoogleやYahoo)経由でのアクセスはとても少ないです。そうなると、心を込めて書いた記事を読んでもらうためには、あなたの個人的なSNSでシェアするしかありません。

ブログを始める心理的なハードルのうちの1つが「SNSで自分の記事をシェアするのが恥ずかしい」という気持ちですが、SNSでシェアしない限り誰にも読まれません=存在していないのと同じです。

勇気を出してSNSに投稿しましょう。いきなり全てではなく、まずは自信のある記事からでもOKです。

 

雑記ブログと特化ブログは、雑記ブログから始める

雑記ブログと特化ブログは、雑記ブログから始める

色々なジャンルについて執筆する雑記ブログと、1つのジャンルについて深掘りして行く特化ブログ。どちらの方向性に進むべきかはよく議論になりますが、ブログ初心者の場合は雑記ブログです。

理由は明確で、まだどのジャンルが向いているのか分かっていないからです。ただし、思いつくままにあらゆるジャンルに手を出していると、適性もわかりません。

まずは、2,3個のジャンルについて10~20記事ほど執筆してみて、書きやすさやスピードを踏まえて徐々にジャンルを決定していきましょう。

 

最初は、誰もあなたのブログを読んでいない

最初は、誰もあなたのブログを読んでいない

辛いですが、救いにもなる現実です。ブログを始めた直後のPVはよくて1日10PVぐらいでしょう。ほとんど誰にも見られていない状態です。ということは、すごい記事を書けなくても、読まれないので大丈夫です。

ブロガーと読者は一緒に成長していくものです。AKBやジャニーズなどに代表されるように、人を惹きつけるのは「成長の物語」でして、いきなり100%のクオリティを提出するよりも50%から徐々に良くなっていくほうが愛されるブログになります。

 

好きなことを書くのがブロガー、決まったことを書くのがライター

好きなことを書くのがブロガー、決まったことを書くのがライター

あなたのブログはあなたの持ち物ですから、どんな記事を書いてもOKです。一方で、ライターはどこかのWebメディアやブログ上に記事を寄稿する形ですから、クライアント(発注元)の要望には応える必要があります。

もし、ブログを続けていて、自分が書きたいことを書くよりも、クライアントの書いて欲しいことを叶えるほうが得意だな?と感じたら、ライターとしての才能があるかもしれません。

ブログと並行してライティングの仕事を探す場合は、まずクラウドソーシングのクラウドワークスで単発の案件をいくつかこなして、それらを実績にライティング案件専門のサグーワークスにエントリーすればOKです。

 

余裕がある方向け:プログラミングを勉強しよう

余裕がある方向け:プログラミングを勉強しよう

WordPressでブログを始めて、もっとカスタマイズしたり新しい機能をつけてみたい!と思ったら、Webエンジニアの才能があります。ぶっちゃけ、Webエンジニアは業界的に足らなすぎるので、そちらに軸足を置いたほうが稼げます。

エンジニアリングの学習サイトやツールはかなり発達してきたので、自力で少しずつ勉強することも可能ですし、一人で勉強するのが不安ならメンターが指導してくれるTECHCAMPか、地方や海外在住ならTechacademyのオンラインコースに投資するのもありです。

余裕がある方向けの紹介なので、エンジニア別にやりたくないなって場合は、気にしなくてOKです。コードが書けなくても、良い記事は書けますので。

 

今回の記事は以上です。TwitterやGoogleを眺めてると、ブログ開始1ヶ月で10万PVいきました!みたいな、奇跡の話を見つけることがあるのですが、彼らは限られた天才たちです。

99%の人は、毎日の積み上げでブログを大きくしているので、地道に頑張っていきましょう。僕も愛されるブログを作れるように頑張ります。

スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ

slash-workers

自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。

これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。

仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?