「頑張ってブログを続けているのに、誰にも読まれていない」とブログが嫌になってる方へ。ダメなブログの特徴と改善方法を紹介します。記事を読み終わったら、いや、読みながらでも取り組んでください。
なお、筆者のブログは月間10万PVほどです。編集長を務めていたWebメディアでは500万PVまで伸ばせたので、小規模〜大規模までのサイト運営の経験があります。
それでは、本題です。
望まれてない情報→読み手を決めて
ダメなブログの1つ目の特徴は、訪問者に望まれていない情報、記事ばかりが掲載されていることです。
例えば「今日のランチ、吉野家の新メニューが美味しかったー!」という記事を僕がブログに掲載したとして、誰か読みたい人いますか?おそらくは僕の健康状態を気にしてくれている母親だけだと思います。あ、いましたね。
ただし、発信者が石原さとみさんなら、読みたい人は大勢いるのではないでしょうか。
「石原さとみ、吉野家の新メニューを絶賛!」「石原さとみ、吉野家で分かる愛され力の秘密」とか、ちょっとした話題にもなる気がします。
誰にも望まれていない情報を出し続けても、ブログは少しも成長しません。では、どうするか。誰が読者なのかを仮定して決めましょう。これをWebマーケティング用語だと、ペルソナといいます。
ちなみに、簡単に作れるペルソナはこちらの2種類です。
- 3年前の自分
- 実在する友人・知人
ブログは筆者と読者がそろって成立します。ダメなブログを脱却するためには、下記の記事を参考にペルソナを作ってください。所要時間は15分ほどです。
Webマーケティングを学びたい人に向けて「ペルソナ作り」について解説しましたが、本記事はWebマーケを専門にしていなくても、SNSやnoteを書くなら最低限知っておくべきペルソナの作り方について説明します。簡単版です。 […]
長すぎて疲れる文章→短くして
次によくあるダメなブログは、長すぎて疲れる文章です。真面目な人ほど、丁寧に丁寧に文章を書くために長くなりますが、良い文章=最後まで読まれる文章です。
長くするほど読み手はしんどいので、意味が同じなら短いほど良い文章になります。
文章をダイエットするポイントはこちらの9つ。特に太字にした結論ファースト、前置きを削る、細かい描写を控える、の3点が文章を短く、分かりやすくします。
- 結論ファースト
- できる限り断言する表現にする
- なくても意味が通じる言葉は削除
- 意味が変わらない短い単語に置き換える
- 意味が重複している表現を統一する
- 前置きを削る
- 何度も使っている重複ワードを減らす
- 例えの表現を減らす、なくす
- 細かい事実の描写を控える
それぞれの文章を削るポイントは実例と一緒に下記の記事で解説しました。
文章が分かりにくい原因は「文が長すぎる」です。ライティングに自信がない人は、元の文章を半分まで削ってください。特にTwitterなどの文章制限があるライティングでは「いかに削れるか」が勝負です。削るところなんてないんだけど?という方[…]
宣伝してないブログ→宣伝して
最後に、せっかくブログを書いているのに、自分で宣伝してないのはあまりにもったいない。FacebookやTwitter、近況報告で、せっせとブログを宣伝しましょう。
とても残念な事実ですが、インターネット上では読まれていないブログ=存在していないブログ、です。
情報発信に慣れていない人ほど「ブログが有名になったら、満足のいく文章を書けるようになったら、ブログを宣伝します!」と言いますが、逆です。宣伝するから有名になり、たくさんの人に読まれるから良い文章を書けるようになります。
ブログをはじめる勇気より、ブログをはじめました!って伝える方が勇気が必要ですね。
ダメなブログの特徴と対策 | まとめ
ダメなブログの特徴と対策は以上です。
対策すべきは
- 望まれていない情報
- 長すぎて疲れる文章
- 宣伝していないブログ
この順番です。
ちなみに、しんどい思いをしてブログを続けると、どうなるのかは「1年間、毎日ブログを更新した結果。自分を変えたくて」をご覧ください。
スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ
自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。
これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。
仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?