個人・フリーランスの仕事14職種

個人・フリーランスの仕事リスト
  • 2020.01.09

会社員に不安を覚えている方:仕事に大きな不満はないけれど、なかなか給料は上がらないし、会社も一生面倒を見てはくれないと思う。仕事に影響が出ない範囲で、まずは個人で始められる仕事を探したいけど、そもそもどんな仕事があるの?

という疑問にお答えします。

 

僕自身は個人でブロガー、ライター、編集者、Webディレクターの仕事をしています。今回の記事では、執筆、カメラ、インターネット、SNS、デザイン、シェアリングエコノミーの6ジャンルで、個人・フリーランスの仕事を紹介していきます。

 

執筆に関連する個人・フリーランスの仕事

執筆に関連する個人・フリーランスの仕事

ブロガー

ご覧のブログも仕事になっています。毎日ブログを続ける最も簡単で絶対な方法でも紹介していますが、ブログを仕事にするメリットは社外でのコミュニティを作れることです。

仕事が成功するかの多くは、チャレンジの回数と本人の技術と運の3つに左右されます。運を自分で良くすることはできないので、できるだけ多くチャレンジし、その中で技術を身につけるのが最適な方法です。

そして、チャレンジを増やすためには、会社内だけではなく社外のコミュニティを作って、機会を自ら生み出す必要があります。ブログがコミュニティ作りに向いている理由は、自主的に情報発信をすることで、自分の考え方に共感する人が周囲に増えるからです。

 

ライター

美容ライター、シナリオライター、旅行ライターなど様々な種類のライティングの仕事があります。執筆先も雑誌やWebメディア、書籍やパンフレットなど多様ですが、キャリアがない場合はクラウドワークスに代表されるクラウドソーシングサービスを使って仕事を始めるのがオススメです。登録して眺めているだけでも、ライターに求められているスキルや執筆料の相場が分かります。

ライティングの中でもWebメディアに掲載される記事の執筆に興味がある場合はサグーワークスなどの担当者付き記事作成サービスを利用すると、クライアントとのやりとりを省くことができます。

なお、この記事を読んでいる方は旅行系のライターをやりたい人も多いかな、と思うので海外・旅行関係のライティングに特化して案件を探す方法をご紹介しておきます。

海外・旅行関係のライティング案件を探す5つの方法

 

編集者

Webメディアやネットニュースが世の中の情報源として存在感を強めるに連れ、情報を作成するライターと、企画を作り構成を考える編集者が求められるようになりました。編集者になるためには、自身でライティングの経験があることが前提ですので、出版業界やWebメディアの出身者が多くなります。

 

カメラに関連する個人・フリーランスの仕事

カメラに関連する個人・フリーランスの仕事

カメラマン

PixtaSnapmartなどのストックフォトサービス(有料写真を販売するサイト)には誰でも自分で撮影した写真を出品することができます。ひと昔前までは、カメラマンがお金を稼ぐ方法が限られていましたが、写真学校やプロに教えを受けていなくても、写真がよければユーザーが購入し、そこで利益が生まれるというシンプルな仕事が作られ始めています。

 

ビデオグラファー

カメラマンと同様に、ストックフォトサービスで動画素材も販売できます。写真に比べると動画は、機材や撮影方法などが一般化されていないので、高い価格で取引がされています。また、映像広告のニーズが高まるなかで、ビデオグラファーの中でも動画の編集を仕事にするフリーランスも増えています。

 

インターネットに関連する個人・フリーランスの仕事

Webサイトに関連する個人・フリーランスの仕事

Webデザイナー

Webサイトは、デザイナー、エンジニア、ディレクターが協力して制作します。Webデザイナーの仕事は、ディレクターが整理した情報を元に、サイト全体のデザインを引いて、エンジニアがデザインをコードに起こせるように指示を出します。

 

Webエンジニア

記事内で紹介している個人・フリーランスの仕事の中で、Webエンジニアが最もおすすめです。理由は、インターネット業界が圧倒的にWebエンジニア不足のため仕事がたくさんあること、世間で思われているほど難しい技術ではないことの2点です。

僕の場合は短期間でWebエンジニアの技術を身につけたかったのでフィリピンのセブ島でエンジニア留学しましたが、本職を続けながらTECH::CAMPなどのオンラインスクールで学ぶこともできます。

 

Webディレクター

Web制作会社やWeb系の広告代理店出身で経験がある人は、フリーランスとしてもサイト制作のディレクターの仕事をしていることがあります。Webエンジニアほどではありませんが、優秀なデザイナーも不足しています。

 

SNSに関連する個人・フリーランスの仕事

SNSに関連する個人・フリーランスの仕事

インスタグラマー

インスタグラマーの1投稿あたりの金額は数万円〜数百万円(芸能人クラス)と言われており、インスタグラムの普及に比例して、どんどん高くなっています。とはいえ、本質的にはファンの方との関係性を作って、自分の世界観を楽しんでもらうことが大切だと言われています。

また、企業からお金をもらってインスタグラムに投稿するのではなく、自分の商品をインスタグラム上で紹介して収益を作る方法もあります。

 

ユーチューバー

小学生のなりたい職業ランキングで6位に浮上しているユーチューバーは、ここ1-2年で一気に注目をあびました。基本は、自分で動画を撮影、編集してYoutubeに投稿。再生回数に応じて広告料がYoutubeから支払われるという形式です。

 

デザインに関する個人・フリーランスの仕事

デザインに関する個人・フリーランスの仕事

デザイナー

Webサイトのデザイン以外にも、チラシやポスターのデザイン、インターネット上の広告で使うバナーのデザイン、会社やサービスのロゴをデザインするなど、デザイナーが携わる仕事はたくさんあります。

美大や専門学校出身者が就職せずにフリーランスのデザイナーとなることもありますが、Webライターと同様に、クラウドワークスでデザインの仕事を探して受ければ、学歴は関係ありません。

2010年代のフリーランスの仕事全般に言えることですが、仕事を能動的に探すことができるサービスが増えたことで、やる気と実力さえあれば個人でも生きていける世の中になりました。

 

イラストレーター

デザイナーに近い個人の仕事として、イラストレーターがあります。例えば、旅人採用のページをご覧いただければ分かりやすいのですが、Webサイトの中にポップなイラストを配置することで、分かりにくい内容を視覚的に伝えています。

こちらのイラスト、実は現役の大学生にお願いしています。デザインができる人よりも、イラストが書ける人はさらに少ないので、得意な方は個人の仕事としてすごく可能性があります。

 

シェアリングエコノミーに関連する個人・フリーランスの仕事

シェアリングエコノミーに関連する個人・フリーランスの仕事

Airbnbオーナー

最後に、シェアリングサービスの代表格であるAirbnbとUber EATSを使った個人の仕事をご紹介します。Airbnbの場合は、物件のオーナーとして旅行者に宿泊場所を提供するという仕事です。

2018年6月の法改正によって、以前よりもAirbnbのオーナーをする条件が増えたため、合致する人にとってはより稼ぎやすい状況になりました。

 

Uber EATS

Uber EATSは配車サービスとして有名なUberが運営する飲食店の宅配サービスです。サイトから飲食店とメニューを決定すると、自転車や原付バイクに乗ったドライバーが食事を運んできてくれます。

まだあまり注目されていませんが、Uber EATSのドライバーは本家Uberと同様に登録制でして、1時間から配達の仕事をすることができます。

 

今回の記事は以上です。まとめとして、ご紹介したWebサービスを改めて整理しておきます。

» クラウドワークス / ライターやデザイナーの仕事探し
» サグーワークス / Webに特化したライティングの仕事探し
» PIXTA / 写真を販売できるストックフォトサイト
» Snapmart / PIXTAよりもInstagram寄りの写真を販売できる
» TECH::CAMP / Webエンジニア、Webデザインのオンラインスクール
» Airbnb / 宿泊場所を提供する仕事
» Uber EATS / 飲食店の食事を配送する仕事

なお、個人・フリーランスの仕事ではなく、正社員も含めて旅をしながら働く仕事に興味がある方向けに、世界を旅できる仕事・職業をまとめました。

スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ

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自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。

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