未経験からフリーランスで仕事を獲得するには? おすすめの職種や依頼を受けるまでの流れを解説

フリーランス 未経験
  • 2024.07.03

「未経験でフリーランスになっても仕事を獲得できないのでは?」 と不安を抱えている方がいらっしゃるかもしれません。しかし、未経験からフリーランスになり、仕事を獲得してフリーランスとしてのキャリアを確立している方はたくさんいます。

 

本記事では、未経験からフリーランスになり仕事を獲得する5ステップ、未経験からフリーランスになるためのおすすめの仕事8選をご紹介します。フリーランスとして継続して仕事を取れるようになりたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

ノマドニア編集部
こちらの記事はノマドニア編集部よりお届けします!

 

未経験でもフリーランスになり、仕事を獲得できる

未経験 フリーランス 仕事 獲得

未経験でもフリーランスになり、仕事を獲得することは可能です理由としては、以下の3つがあげられます。

 

  • 多くの業界で人手不足
  • 働き方の価値観の変化
  • フリーランス支援サービスの普及

 

専門性の高い仕事や若手が少ない職種は人材不足になりやすいため、経験が浅くてもチャンスがあります。

 

また、企業の副業解禁やリモートワーク普及の影響もあり、フリーランスになるために副業を始める方も増加しています。さらに、クラウドソーシングやフリーランスエージェントなど、案件を獲得する手段が増加しているため、未経験からでもフリーランスになり、仕事を獲得できる環境が整備されてきています。

 

未経験からフリーランスになり仕事を獲得する5ステップ

未経験 フリーランス 仕事獲得方法

未経験からフリーランスになることは可能ですが、スキルや知識がなく、十分な準備をしなければ、フリーランスとして仕事を獲得できません。以下では、未経験からフリーランスになり、仕事獲得する具体的な方法を順序立ててご紹介します。

 

フリーランスとしてのキャリアプランを考える

フリーランスになる目的や仕事について考えることが必要です。現在の仕事でフリーランスになるのか、それとも新しいスキルを見つけてフリーランスになるのかでは、やるべきことが異なります。

 

また、フリーランスとしてキャリアプランを明確にすることで最終的に理想のフリーランス人生を実現することができます。

 

フリーランスになるための準備を行う

フリーランスになってすぐに安定収入を得られるとは限らないため、収入減少に備えて生活費や活動費を貯めておく必要があります。

また、フリーランスになると社会的信用が下がり、クレジットカードの審査が通らない可能性があるので、会社員のうちに準備しておきましょう。

 

さらに重要なこととして、フリーランス向けのコミュニティに入ることをおすすめします。活躍しているフリーランスから話を聞くことで働き方をイメージでき、怠りなく準備できます。

 

フリーランスになりやすい仕事を体験する

未経験からフリーランスを始める場合、まずは一度経験してみることがおすすめです。フリーランスとして仕事を選ぶ際に、体験したことがない仕事で収入を得て生活していくことは難しいでしょう。

どんな仕事が自分にあっていて、フリーランスとしてキャリアをスタートできるかを知る必要があります。

 

適職を探したいという方にはノマドニアがおすすめ。

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ポートフォリオを作成する

ポートフォリオとは制作した作品や実績をまとめたデータで、自身のスキルをクライアントにアピールする際に使用します。

案件に応募する際に提出を求められることがあるため、未経験からフリーランスを目指す方は必ず用意すると良いです。自主制作のWebサイトや制作したデザイン、執筆した記事などをまとめておきましょう。

 

案件を獲得する

スキルを身につけて、ポートフォリオを作成した後は、実際に案件を獲得していきましょう。未経験の方がフリーランスとして仕事を獲得する方法は、主に以下の4つです。

 

  • フリーランスエージェントを利用する
  • クラウドソーシングで案件に応募する
  • 求人検索サイトで案件を探す
  • 友人・知人に連絡する

 

特に未経験の方におすすめなのは、クラウドソーシングで案件を探す方法です。クラウドワークスやランサーズなどでは、経験不問な案件も多く、未経験者でも受注しやすいのが特徴になります。

 

未経験からフリーランスになるためのおすすめの仕事8選

未経験 フリーランス おすすめ仕事

未経験からフリーランスになる際、仕事選びが非常に重要です。以下では、初心者におすすめの仕事を8つご紹介します。

 

Webライター

Webライターは、メディアや企業ブログなどのWeb媒体に記事を書く仕事です。

 

職種仕事内容
WebライターWeb上に掲載される記事の執筆
SEOライター検索エンジン最適化を目的とした記事の執筆
取材ライター取材した内容の執筆
コピーライター広告のキャッチコピーなどの作成

 

フリーランスWebライターの原稿料は記事単価と文字単価の2種類があり、記事単価の相場は1000円〜10000円、文字単価の相場は0.1円〜3円です。上級者になると1記事あたり10万円という案件もあります。

 

動画編集者

動画編集者は、クライアントから依頼されたYouTubeやTikTokなどの動画編集をする仕事です。

 

職種仕事内容
動画ディレクター動画編集のチェックや進捗管理
YouTube動画編集者YouTubeに投稿する動画の編集
ショート動画編集者縦型の短尺動画の編集
VYOND動画編集者VYONDを使用したアニメーション動画の編集

 

仕事内容としては、音声編集やカットの調整、テロップ入力などです。動画編集案件の単価平均は1本あたり、3000円〜5万円となっています。

 

SNS運用代行者

SNS運用代行とは、商品やサービスなどの認知・宣伝のためにSNSアカウントを代わりに運用する仕事です。SNS運用代行には以下の媒体があります。

 

  • Instagram
  • X(旧Twitter)
  • TikTok
  • LINE
  • Facebook

 

仕事内容としては、アカウント設計や投稿作成などがあり、継続的な案件が多いです。単価は、1アカウントあたり月5万円〜50万円が相場で、スキルやクライアント規模により前後します。

 

Webエンジニア

フリーランスのWebエンジニアは、主に「フロントエンドエンジニア」「バックエンドエンジニア」です。フロントエンドエンジニアは、Webサイトやアプリケーションにおいて、ユーザーの目に触れる部分を制作します。

 

一方でバックエンドエンジニアは、一般的にユーザーの目に触れない裏側であるデータベース構築やシステム開発、運用保守を担当します。フリーランスエンジニアの平均年収は約576万円と、フリーランスの職種の中で比較的高い推移です。

引用元:フリーランスエンジニア白書

 

デザイナー

デザイナーは、主に「Webデザイナー」「グラフィックデザイナー」に分けられます。

Webデザイナーは、企業や個人などから依頼されたWebサイトのデザインを作成し、ページとして公開するのが主な仕事です。一方で、グラフィックデザイナーは、ポスターや書籍、商品のパッケージなど、平面デザインを行うのが主な仕事です。

 

クリエイティブな仕事ですが、人の目を引くためにマーケティング的な考え方も必要になることもあります。スキルを掛け合わせ、専門性のあるツールを使用することで、年収は上がっていくでしょう。

 

Webマーケター

Webマーケターとは、Webを活用してマーケティング戦略を練り、顧客の売上に貢献する仕事です。主に以下のような種類があります。

 

  • 広告運用
  • SEO
  • コンテンツマーケティング
  • SNS運用データ分析
  • Webディレクション

 

インターネット広告の需要に対して、Webマーケターは不足しがちです。人材に対して案件が多く、需要が高いといえるでしょう。

 

オンライン秘書

オンライン秘書は、経営者や個人事業主の秘書業務をオンライン上で行う仕事です。請求書・領収書の整理や、スケジュールなどが主な仕事内容です。

専属ではなく複数のクライアントを持つことが多く、時給制になることが多いでしょう。

 

コミュニティマネージャー

コミュニティマネージャーとは「コミュニティの価値を最大限に高めていくための人」を指します。コミュニティのターゲット選定や戦略はもちろん、メンバー管理やイベント企画などの運営もします。

 

未経験がフリーランスになれるスクール

未経験 フリーランス スクール

未経験からフリーランスになる際に「実際にどのようなことをしたら良いのか」と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。不安な方はノマドニアで職種体験をしてみることがおすすめです。

 

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未経験からフリーランスとして仕事を獲得する6つの方法

未経験 フリーランス 仕事獲得 7つの方法

未経験からフリーランスになる際、最も不安に感じるのは、仕事の獲得方法ではないでしょうか。実際、スキルがあっても仕事が獲得できなければ収入になりません。

以下では、未経験者向けにフリーランスとして仕事を獲得する6つの方法をご紹介します。

 

転職サイトを使う

転職サイトで、フリーランスとしての仕事を獲得することも可能です。

転職サイトは、幅広い業界やスキルのレベルに対応した業務委託の案件が掲載されており、未経験の場合でも自分のスキルに合った仕事を見つけやすいのが特徴です。

 

クラウドソーシングを使う

クラウドソーシングとは、企業や個人がインターネット上で不特定多数に業務を発注できるプラットフォームになります。クラウドワークスやランサーズなどが有名な媒体です。

業務を依頼したい企業がインターネット上で業務の内容を提示してフリーランスを募るケースが一般的で、応募者の中から企業側が委託するフリーランスを選んで発注する仕組みになっています。

 

コミュニティに参加する

コミュニティに所属することで様々な人脈ができ、仕事を獲得できる可能性があります。また、コミュニティにより案件チャンネルがあることもあるでしょう。

1ヶ月で10職種を体験する海外ワークショップ「ノマドニア」もフリーランスコミュニティがあり、講師や卒業生、受講生が500名以上所属しています。

 

SNSを活用する

SNSで仕事募集に応募したり、スカウトを受けたりして案件を受注することも可能です。例えば、「#ライター募集」などで検索すると、たくさんの仕事募集がヒットします。

自分のスキルを発信して、ポートフォリオのリンクを貼ることで仕事の発注者から信頼を獲得できるでしょう。

 

企業に直接営業する

企業に直接メールを送ったり、電話をしたりして営業活動を行うことで案件獲得できます。自分のできることや実績を明確にして、企業側のメリットを提示できるようにすると良いでしょう。

また、良いリストを作成することで受注率が上がるでしょう。

 

友人や知人に連絡する

前職の同僚や過去のクライアント、学生時代の友人に連絡することで仕事を受注できることがあります。

以前の取引先や職場と良好な関係を維持したままであれば、その人脈をフリーランスとしての仕事に活かせるでしょう。

 

未経験からフリーランスになる際の注意点

未経験 フリーランス 注意点

未経験からフリーランスになる際、気をつけるべきこともあります。以下では、フリーランスになる際の注意点を3つ解説します。

 

フリーランスに関する税金の知識を学ぶ

会社員は勤め先が税金の計算や納税をしてくれますが、フリーランスはすべて自分で対応する必要があります。

税金について専門知識がないと理解しにくいため、苦戦している人も多いです。フリーランスとして独立するなら、事前に税金についてしっかり学んでおくと良いでしょう。

 

フリーランスになる手続きを行う

フリーランスになる前に、開業届や事業用銀行口座、社会保険の手続きをしましょう。開業届に必要事項を記入して税務署に提出すると個人事業主になり、個人の仕事を始められます。

個人事業主になると、事業用銀行口座を開設することができ、プライベートのお金と事業用のお金の管理を区別することが可能です。

 

また、国民健康保険と国民年金への加入手続きが必要です。会社を退職したら、退職日の翌日から14日以内に最寄りの市区町村役場で手続きを行いましょう。

 

自己管理、スケジュール管理を徹底して行う

フリーランスと会社員は、働き方が異なるので自己管理能力が問われます。スケジュール管理や金銭管理、体調管理などもすべて1人でする必要があるため、自己管理を徹底する必要があるでしょう。

 

フリーランスに向いている人・向いてない人

フリーランス 向いてる人 向いていない人

フリーランスになろうと思っても、フリーランス適性があるか不安になる方もいらっしゃるかと思います。以下では、フリーランスを目指すのに向いている人・向いていない人の特徴をそれぞれ解説します。

 

フリーランスに向いている人

未経験からフリーランスに向いてる人の特徴は以下です。

 

  • 自己管理ができる
  • 主体的に行動できる
  • 報連相ができる
  • 明確な目標がある
  • 1人で仕事をするのが苦ではない

 

フリーランスに向いている人は、自己管理能力が高く、自律して働ける人です。

 

フリーランスは、計画を立てて進捗を管理でき、スケジュールや経費も自分で管理しなければなりません。また、新しいスキルを積極的に学び、常に市場の変化に対応できる柔軟性も重要です。

 

フリーランスに向いていない人

未経験からフリーランスに向いていない人の特徴は以下です。

 

  • 受動的な働き方を希望している
  • 主体性がない
  • 成長意欲が低い
  • 明確な目標がない
  • 1人で仕事することになれていない

 

フリーランスに向いていない人は、自己管理が苦手で、計画を立てて進めるのが不得意な人です。

 

期限を守れず、時間管理が甘いと仕事が滞ります。また、安定した収入がないことに不安を感じやすい人や、自ら営業して仕事を獲得するのが苦手な人も向いていません。

 

未経験からフリーランスになるために仕事を体験しよう!

本記事では、未経験からフリーランスになり仕事を獲得するステップや未経験からフリーランスになるためのおすすめ仕事8選について解説しました。

未経験からフリーランスになり、仕事を獲得することは簡単ではありませんが計画的に実行することで可能です。まずは自身にどんな仕事が向いているか体験してみることから始めてみましょう。

 

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