フリーランスになりたいけれど、仕事があるか心配な人に、フリーランス向けの案件を掲載している求人サイトを紹介します。
結論ですが、仕事はたくさんあります。フリーランスになっても食べていけない、ということはありません。ただし、求人サイト単位で見ていくと、圧倒的にエンジニア向けの求人サイトが多いです。多すぎるほどに多いです。
エンジニアのフリーランス向けの求人サイト
フリーランスエンジニアなら数え切れないくらい求人サイトがあります。
インターネットユーザーの急増→インターネット業界の急成長→エンジニア不足→エンジニア紹介の費用が高騰→エンジニア向けの求人サイトが大量に誕生
という流れです。
エンジニア専門で、評判が良い求人サイトはこちらです。
他にも、新しい求人サイトや中小のサイトも含めると20サイト以上は余裕であります。エンジニア最強です。短期間でエンジニアになるなら、TECH::CAMP(通学型)やTechAcademy(オンライン)などのプログラミングスクールに通えばOK。
エンジニア最強時代に、「エンジニアではない」フリーランスはどうする?
[フリーランス 求人]などの検索結果だけを見ると、フリーランスにはエンジニアしかいないのかと思いますが、無数に会社があるのと同じように、フリーランスも多種多様です。エンジニアではないフリーランスの場合、求人サイトだけでは案件が限られるので
- 求人サイト
- クラウドソーシング
- 直接依頼
などを組み合わせて、自分なりの仕事の組み合わせを模索していくことになります。
「エンジニアではない」フリーランス向けの求人サイト
エンジニア以外の募集が掲載されているフリーランス求人サイトをはこちらです。
ギークスジョブ
「ギークスジョブ」はIT人材の紹介会社として老舗のギークスが運営するフリーランス向け求人サイトです。
取引者数が多く、大手企業が多いため、報酬の金額が高いことを売りにしています。
ソーシャルゲームのプランナーやWebページ制作のディレクター、Webサービスの立ち上げ責任者など、エンジニア以外のディレクター職の求人が多くあります。
Workship
Workshipを運営する株式会社GIGは、Web制作会社として有名なLIGの代表が独立して立ち上げた会社です。
フリーランスにとっては、週末限定、完全リモート、週1日のみなどの多様な案件が揃っていることがメリットです。
エンジニアやWebサイトの制作ディレクターなどの鉄板募集の他にも、マーケッターや編集・ライター、人事などフリーランス向け求人だと少数派の職種も定期的に募集があります。
エンジニア募集ばかりの求人サイトで絶望していたら、諦める前にWorkshipをご覧ください。
CODEAL(コデアル)
掲載求人の最低時給2500円〜とやや強気な単価を設定しているコデアル。
売りにしているのは中抜きなし(コデアルの仲介手数料が0円)という点です。求人を掲載している企業は掲載料か求人成立の成果報酬をコデアルに払っているだけなので、フリーランス側が損をしないようになっています。
エンジニアの募集が全体の70%ほどですが、デザイナーやマーケッター、ディレクター、カスタマーサクセスなどの募集もあります。
求人サイトのほかに仕事を見つける方法
・クラウドソーシングで探す
・友人や知人から声がかかる
・ブログやSNS経由
・自分から企業に提案する
求人サイト以外でもフリーランスが仕事を探すことはできます。サイトよりも良い仕事が見つかることも。
クラウドソーシングで探す
クラウドソーシングの方が求人サイトよりも仕事の規模が小さいため、経験の少ないフリーランスでも仕事が受けられるケースが増えます。
大手ならクラウドワークス、ライター特化ならサグーワークスから探せばOKです。
友人や知人から声がかかる
友人や知人は自分の活動を見ていないようで、見ています。思いもよらない人から声がかかるので、面白いです。
声がかかるためには、SNSやブログの運用が必要です。SNSよりも効果的なのはブログで、理由は自分が発信した情報をストックしておけるから、です。
ブログやSNSから
面識がなくともブログやSNS経由で仕事を依頼されることがあります。自分の実績や活動内容を掲載しておくだけでも、発注のきっかけに十分なります。
自分から企業に提案する
もちろん断られることもありますが、自主提案は意外と有効です。
①企業とのリレーション
②ニーズのヒアリング
③提供できる価値
この3つが揃っていると、OKもらえます。旅行へのスポンサーを自主提案することについて説明した記事があるので、参考にしたい方はご覧ください。
旅行のスポンサーをしてくれる企業を探している:海外旅行の企画に必要な資金や航空券、物品を提供してくれるスポンサー企業を探しています。どうすれば、海外旅行にスポンサーを付けることができるのでしょうか。という質問に、スポンサー付き海外旅[…]
まとめ
「エンジニアではない」フリーランス向けの求人サイトは以上です。エンジニア最強時代はあと10年は続きますが、他の職種でも生きる方法を提供したくて本記事を執筆しました。
同じフリーランスでも企業から発注を受ける働き方の他に、自分で仕事を作るという考え方もあります。クライアントがいない働き方を希望する人は「自分で仕事を作る13の方法」をご覧ください。
TABIPPOという会社を起業し、「若者が旅をする文化」を作っています(*1)。初めましての方は初めまして、そうでない方はまた読んでくれてありがとうございます!名前はルイス前田と申します。今回はインターネットを使った自分の仕事の作り方につい[…]
まだフリーランスにはなっていなく、フリーランス検討中の会社員だった場合でも、今のうちから少しずつ仕事を経験することは独立後の役に立ちます。
その場合は、フリーランス向けか副業OKの求人サイトが対象です。
副業やWワークの仕事を探している人:今の仕事にも慣れたので、精神的・時間的に余裕が出てきた。やりたいことを実現するためには、給料の他にもう少し稼ぎたいし、会社の外での仕事は刺激になると思う。本業はおろそかにしない範囲で、副業やWワークの仕事[…]
スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ
自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。
これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。
仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?