Webマーケティングで必要なクリエイティブ制作とプログラミング

クリエイティブ制作
  • 2020.04.27

Webマーケティングを実行するために必要なクリエイティブ制作とプログラミングについて説明します。

クリエイティブ:Webデザイナー
エンジニアリング:Webエンジニア

に任せてもOKですが、基礎部分を理解しておくとデザイナーやエンジニアとのやりとりもスムーズに進みます。

 

具体的に解説を進めるために、ムロヤさん(@rmuroya)が作成したマーケティングスキルマップを用います。

 

マーケティングスキルマップ

マーケティングマップ

» 元サイト:マーケティングに強くなる「スキルマップ」を作ってみた

マップ左上から右下に向かって、ユーザー理解データ・ドリブンユーザー獲得コンバージョン最大化リテンション→制作・技術と各領域に必要なマーケティングスキルが掲載されています。

今回説明するのは右下のピンクの部分で、マーケティングの施策(手法のこと)を実行するための画像やテキストの制作やWebサイトを運営するための基礎的な技術です。

 

Webマーケティングで必要なクリエイティブ制作とプログラミング

制作・技術

画像の左側がクリエイティブ・制作、右側がエンジニアリング・技術の領域です。

 

制作に関する専門用語の解説

  • アイキャッチ(OGP)
  • マイクロコピー

クリエイティブ制作に関する専門用語は上記の2つです。

 

アイキャッチ(OGP)

アイキャッチとはブログやWebメディアの記事でトップに掲載される画像のことです。また、TwitterやFacebookでURLから記事のアイキャッチ画像や説明が表示されるためにはOGP(Open Graph Protocol)の設定が必要です。

OGPはWebサイトのソースにタグを埋め込むことで実装するので、OGPがうまく動作しない場合は原因を追求できる知識が必要です。

 

マイクロコピー

マイクロコピーとは、WebサイトやWebサービスで用いられるボタン内のテキスト、エラーメッセージのテキスト、写真のキャプションなど、短く細部なコピーのことです。

優れたUIやUXを改善するにあたって(UIやUXという言葉がわからない人は、コンバージョンの用語解説をご覧ください)これまでは注目されていなかった、マイクロコピーが着目されるようになりました。

 

プログラミングに関する専門用語の解説

  • PWA
  • AMP
  • Apache
  • SQLなどのクエリ言語
  • CMS

サイト運営に必要なプログラミング・技術に関する用語は上記の5つです。

 

PWA

PWAとは「Progressive Web Apps(スマホでWebサイトを表示するときに、アプリのような動作を可能にする仕組み)」のことです。

通常のWebサイトはスマホ内のブラウザを通して閲覧する仕組みですが、PWAを実装することでホーム画面へのアイコン追加やプッシュ通知など、アプリでしかできなかったマーケティング施策を実行できるようになります。

 

AMP

AMPとは「Accelerated Mobile Pages(スマホページの高速表示)」の略で、アンプと読みます。GoogleとTwitterが協同して開発した手法で、一部のプログラミングやデザインを読み込まなかったり、キャッシュを利用して従来の4倍の表示速度を実現できる可能性があります。

 

Apache

ApacheとはWebサイトではなく、Webサーバーを動かすためのプログラミング言語です。古くから利用されてきた言語なので、世界中で使われ、高い信頼性があります。

 

SQL

SQLはデータベースを扱う時に使われるプログラミング言語です。例えば、Webサイトに画像を表示するときは、SQLによってデータベースから画像が引き出されています。

 

CMS

CMSとは「Contents Management System(コンテンツ管理システム)」の略です。世界中で最も人気のCMSはWordPressで、ご覧の当ブログもWordPressを使って構築されています。

CMSの代表例はWordPressの他にbaserCMSやa-blog cms、XOOPS(ズープス)などがあります。

 

Webマーケティングに必要なクリエイティブ制作とプログラミング | まとめ

本記事ではWebマーケティングに必要なクリエイティブ制作とプログラミングでよく用いられる専門用語について開設しました。

こちらの記事から読んだ方は、Webマーケティングの学習記事、全5記事も合わせてご覧ください。初心者はWebマーケの概要をつかめるようになります。