孤独に耐え、オウンドメディアを運営している担当者向けのスキルマップを更新しました。前回作成したスキルマップに、リテンションとユーザーシェアの2領域を加えています。
オウンドメディアの立ち上げや拡大をサポートしていく中で、教えたり伝えたりする機会が多くあります。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://ruimaeda.com/web-consulting/ tar[…]
オウンドメディア担当者のスキルマップ ver2.0
スキルマップは担当者がコンテンツに関わる手順に沿って、左から右に必要になるスキルを掲載しました。企画、制作、集客、コンバージョン領域の各スキルについては「オウンドメディア担当者のスキルマップを作成しました」で解説したので、追加分の「リテンション」と「ユーザーシェア」のスキルを説明します。
リテンション:ユーザーの維持や継続したコミュニケーション
ユーザーシェア:コンバージョンしたユーザーが商品やサービスの情報を発信する仕組み
リテンション
- 会員登録
- メルマガ
- SNSフォロワー
- ブラウザプッシュ
- ホワイトペーパー
- MA
会員登録
オウンドメディアに会員登録の機能がある場合、会員が増えることは強みになります。
メルマガ
BtoBの場合、会員ではなくメールマガジンを優先する場合も。
SNSフォロワー
BtoCのオウンドメディアなら、InstagramやTwitterなどのSNSのフォロワーが増えると、見て欲しい情報をファンにプッシュできるようになります。
ブラウザプッシュ
少しずつ見かけるようになった「サイト購読」や「プッシュ通知」のポップアップのこと
ホワイトペーパー
メールアドレスの獲得のために公開されるダウンロード資料のこと
MA
Marketing Automationのことで、様々なマーケの施策をいい感じに自動化しようという考え方・ツールです。
ユーザーシェア
- ハッシュタグ
- ユーザー参加
- コミュニティ
- コンテスト
- フェスティバル
- スクール
ハッシュタグ
独自のハッシュタグを作成して、口コミを生むことでCVしたユーザーが情報発信するきっかけを作る。
ユーザー参加
アンケートや統計データなどユーザー参加型のコンテンツ作り。
コミュニティ
コアファンを集めたコミュニティ作り。
コンテスト
ユーザー同士が競い合うことにより、自主的な発信の機会を増やす。
フェスティバル
コアファンたちが集まり、ファン同士での繋がりを強くするためのお祭り。
スクール
利用者によりサービスや商品を楽しんでもらうための講座やコンテンツ。
オウンドメディア担当者のスキルマップを更新 | まとめ
オウンドメディア担当者向けのスキルマップでは、追加分も合わせて34のスキルを掲載しました。実際に、オウンドメディアの運営は複合的な仕事です。ただ、どのスキルから身に付けるか(=どこから対策をするのか)については、メディアの環境によって異なります。
「お金も人もいない、オワコンなWebメディアの戦略と工夫」にまとめましたが、予算や人員があれば制作は外注することで、企画や集客に集中することができます。
メディアに取って重要な部分、誰も手をつけてない領域、からはじめましょう。