記憶を補完する5つのWEBサービス【忘れることが前提】

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  • 2020.01.11

毎日発生する膨大な量の仕事。どんな職種でも、やるべきことはたくさん。特に忙しい会社員は、ついつい緊急ではないけど、重要なこと(*1)を忘れがちです。

ドイツのドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウス(*2)の研究結果によると、人間は記憶から20分後に42%、1時間後に56%、1日後に74%、1週間後77%、1ケ月後79%が忘れてしまうそうです。

*1.(7つの習慣-成功には原則があった!/スティーブン・R. コヴィー) *2.(ヘルマン・エビングハウスの著書一覧)

研究結果を踏まえると、ついさっき頼まれた仕事も1時間後には半分しか覚えていられません。そんな我々をサポートしてくれる記憶を補完するWebサービスを5つご紹介します。

 

1. 記憶の断片はすべてEvernoteへ

記憶の断片はすべてEvernoteへ

ちょっとした疑問や気づき、勉強会のメモ、スクリーンショットなど、テキスト・画像データはすべてEvernoteに記載します。その際には、検索で発見できるようにタイトルを付けます。

タイトルによく入れるキーワードは下記の3つです
・何の備忘録なのか
・登場人物の名前
・案件名
・日付

例)思いつき_前田_ブログ記事テーマ_160308

 

2. スケジュールは即座にGoogle Calnderへ

スケジュールは即座にGoogle Calnder&さいすけへ

飲み会やご飯の約束を口頭でした時は、すぐにGoogle Calenderに入れます。カレンダー用のスマホアプリは、さいすけ(有料版)を使っています 。標準のGoogle Calnderアプリでも必須機能は揃っていますので、物足りなければさいすけを検討するという手順がいいかと。

 

3.  1つ1つの仕事はRedboothへ

1つ1つの仕事はRedboothへ

trippieceの石田から教えてもらったタスク管理ツールRedboothを使っています。Redboothの特徴は、複数人でのタスク管理ですので自分だけで使うなら不要かもしれません。

毎朝10分間は1日のタスクをRedboothで確認し、不要なタスクはないか、依頼すべきタスクはないかなどを調整してから仕事をスタートします。

*追記(2019年5月14日)
最近はRedboothではなく、Todoistをタスク管理ツールとして使っています。Redboothの方が機能が豊富ですが、Todoistは直感的に使えるので細かくタスク管理したくない人が、ぽいぽいっとタスクを登録するには向いています。

 

4. 気になった記事はPocketへ登録

気になった記事はPocketへ登録

TwitterやFacebookで見かけたり、検索結果で気になった記事はPocketに登録しておいて、必要な時に見返します。ブラウザのお気に入り機能より優位なのは、Pocketに登録しておけばどのデバイスでも確認することができる点です。

 

5. 勧められた場所はGoogle Mapに登録

勧められた場所はGoogle Mapに登録

美味しいレストランや面白い場所などを教えてもらったら、Google Mapのアプリで検索してスポットをお気に入り登録しておきます。実際に訪問する時に役立ちますし、地図が埋まっていくのは楽しいです。

 

まとめ

記事の内容を改めてまとめると、下記のようになります。

・メモや気づきはEvernoteへ
・予定の約束したらはGoogle Calnderへ
・1つ1つの仕事はRedbooth(Todoist)へ
・気になった記事はPocketする
・勧められた場所はGoogle Mapへ登録する

なお、話題になった旅行系のWebサービスであれば別記事にまとめてあります。Webサービスに振り回されずに使いこなすことができれば、今までよりも刺激的なことにより多くの時間を使えるようになりますよ。

スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ

slash-workers

自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。

これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。

仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?