シェアハウスに安く住む方法【シェアハウス歴9年が解説】

  • 2020.01.11

シェアハウスに住んでみたい人:いまは実家暮らししているけど、もっと自由に暮らしたいなと考えています。でも、いきなり一人暮らしなのは家賃もかかるし、まずはシェアハウスで家賃を抑えたい。シェアメイトと仲良くなって遊んだり、時には真面目な相談もできたらと思うけど、実際にどうなの?

という相談に答えます。

 

記事の内容

・シェアハウスは安くない!安くするには自分で管理することが必要
・自分たちでシェアハウスを作る方法
・付加価値を見つけることで、シェアハウスを安くできる
・シェアハウスに住むメリットとデメリット

僕の20代はシェアハウスの日々でした。初めは会社を一緒に立ち上げたメンバーと三軒茶屋に1年半住んで、同じメンバーで恵比寿に引っ越し。恵比寿は大きな一軒家に住んでいたので、友達を加えて5年暮らしました。

家賃は4万円-6万円(光熱費込み)で三軒茶屋・恵比寿という立地を考えると破格です。安い理由はシェアハウスの管理会社が扱う物件ではなく、全て自己管理していたからです。まずは、自己管理すると安くなる理由について説明します。

 

シェアハウスは安くない!安くするには自分で管理することが必要

シェアハウスは安くない!安くするには自分で管理することが必要

シェアハウスにかかる費用は、一人暮らしと変わらず家賃と水道光熱費です。しかし、シェアハウスの運営会社が入っている場合は、さらに管理費が加わります。シェアハウスの運営会社は共用部の清掃や備品の交換、新規の住人を獲得するためのPRなどをします。

管理費の費用は家賃の20%程度が目安です。家賃+管理費+水道光熱費をまとめてシェアハウスの料金として提示している場合があるので、料金の内訳を確認しておきましょう。

運営会社が入っているシェアハウスは管理人付きのマンションに住むようなものです。家賃は一定だし、共用部は綺麗だし、トラブルが起きたら助けてくれます。

 

便利だけど高くなる運営会社付きのシェアハウスではなく、一人暮らしのように物件探しから全てを自分たちでやることで、シェアハウスを安くすることができます。

自分たちでシェアハウスを始める場合の値段の計算は簡単で、シェアハウス一軒当たりの家賃と水道光熱費をシェアハウスに住む人数で割ります。

 

自分たちでシェアハウスを作る方法

自分たちでシェアハウスを始める場合、必要なものは物件とメンバーです。最初のメンバーはできれば友人や知人など仲が良い人たちを中心にしましょう。シェアハウスを立ち上げる際は、ルールや家具、初期費用をどうするかなど決めることがたくさんあるので、連帯感を持って決めないと大変というのが理由です。

 

シェアハウスできる物件を探す

物件については、シェアハウス可能となっているものか、オーナーと交渉しましょう。一軒家や3LDK以上の物件の場合は、シェアハウス可の表示がなくとも交渉してOKになる場合があります。

物件探しに不動産屋をいきなり訪れるのは効率が悪いので、流行りのチャット型不動産アプリなどで相場を把握しておきましょう。

・SUUMO / お部屋探しと言えば定番
・イエプラ(iPhoneアプリ) / 深夜0時までチャットで不動産を探してくれる
・Androidの方はietty(イエッティ) / チャットで探す不動産(仲介手数料50%OFF)

 

一緒に住むメンバーを探す

物件にある程度の目星がついたら、シェアハウスに一緒に住むメンバーを探していきましょう。どこに住むかと同じくらい誰と住むかは大切です。できれば初期メンバーは自分が知っているメンバーで揃えましょう。

 

お金についてのルールを決める

シェアハウスで暮らす中で最も大切なのはお金に関するルールです。敷金や礼金の取り扱い、水道光熱費はどうするのか、契約期間内で個人の都合で退去する場合はどうするのか、など様々なケースに合わせて事前に話し合いをすることでトラブルを回避することができます。

大人がシェアハウスに住む場合、生活習慣や価値観の違いは話し合いで乗り越えられますが、お金と恋愛に関してはシビアになることが多いので、ちょっと心配性なぐらいにはじめに方針や考え方をすり合わせておくことを強くオススメします!

 

付加価値を見つけることで、シェアハウスを安くできる

シェアアウスをただ安くするための家と見なさずに、付加価値をつけることで結果的に特をすることができます。例えば、エンジニアの人ならギークハウスに住むことでスキルアップや新しい仕事を見つけられるでしょう。自力でシェアハウスをする場合も、同業種の人たちと一緒に住むことは様々なメリットがあリマス。

英語学習(TOEIC)特化型シェアハウスなら、英語学習に使っていた費用を家賃に当てられます。僕が自力でシェアハウスをするなら外国人を誘いますね。他にも起業家のみのシェアハウス、畑のあるシェアハウス、コワーキングスペース付きのシェアハウスなど様々なコンセプトハウスがあります。

既存のシェアハウスで好きなものがなければ、あなたがオーナーとなった方が早いです。

 

自分主催のシェアハウスに住むメリット

シェアハウスを主催するメリットをまとめると

・管理費が不要になるので、毎月の支払いが安くなる
・一緒に住むメンバーを自分で決められる

ということになります。デメリットは初期費用がかかることと、メンバーを自分で集める必要があることですね。メリットデメリットを踏まえると、1年以上暮らすなら自力でシェアハウス、数ヶ月〜1年くらい暮らすなら既存のシェアハウスに入居すると、コスパが良さそうです。

それでは、また別の記事でお会いしましょう。

関連記事

旅人たちのシェアハウス「えいとびたー」を解散することにしました。4月中旬には家の契約も解除となり、メンバーはそれぞれの場所で新しい生活と旅をスタートします。えいとびたーのスタートが2018年2月ですので、1年2ヶ月ほどのシェアハウスでした。[…]

スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ

slash-workers

自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。

これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。

仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?