消耗しているフリーランスは、新しい仕事ばかりを探している人です。逆に、仕事を楽しそうにしているフリーランスは継続の仕事が多く、収入が安定している人です。
実は仕事が途切れないフリーランスが大切にしていることは、シンプルなことばかり。仕事ができる人にとっては、当たり前すぎることです。
でも、できない人がほとんどなので、勝手に差別化されます。
即レス
仕事が途切れないフリーランスは、メッセンジャーやメールは即レスです。遅くとも24時間以内には何らかの反応があります。
彼らが大切にしていることはとりあえず返信をすることなので、忙しかったら「分かりました!」の一言やスタンプだけでもOKです。
また、「5分以内の仕事は後回しにせずにすぐやる」と決めている人もいます。
仕事は小さなタスクの積み上げなので、どんどん消化していけば仕事が滞りにくくなりますし、仕事のリズムを作りやすくなります。
納期は必ず守る
フリーランスなら、納期は厳守です。納品日になって「間に合いませんでした」となったら、次の仕事は別のフリーランスにお願いされてしまうでしょう。
まずは納期、次にクオリティです。クオリティを重視して納期を過ぎる人もいますが、どんなに良い仕事でも納期が過ぎたら0点です。それなら、納期に70点のものを提出した方が良いでしょう。
チャットは特に丁寧にコミュニケーションする
コロナでリモートワークが促進されたことで、slackやchatworkなどのチャットツールを使い始めた人はテキストコミュニケーション力を磨きまくってください。
口頭だったら誤解されない内容も、テキストだと「怒っているのかな?」「本当は嫌なのかな?」と勘違いされることはよくあります。真面目な人ほど、きっちりをチャットを書こうとするので、厳しい表現になりがちです。
対策としては、いつもより50倍くらい馬鹿っぽく書いてください。表現悪いですが。
例えば、「了解しました。」ではなく「OKです!!!」にする。「進捗いかがでしょうか。」ではなく「何か動きありましたか?お手伝いできる部分もあるかもなので、ぜひ教えてくださいー!」にする。こんな感じです。
ちなみに、「了解」って目上の人に使うのは間違いらしいですよ。「承知しました」が正しい表現だそうです。
頼まれていないことも提案する
依頼されている仕事だけをこなすのではなく、他にできることがあればどんどん提案しましょう。依頼主はフリーランス側ができることや、やりたいことをすべて知っている訳ではないので、提案がマッチすればとても喜ばれます。
もし、提案が受け入れられなくても「依頼主のことを考えて積極的に提案してくれたこと」自体は評価されます。
「迷惑だったらどうしよう」と気を遣いすぎてる人もいますが、ここまで紹介した極意を実践できている人は貴重なので、その人からの提案を迷惑だと思う人はいません。
仕事が途切れないフリーランスの極意 | まとめ
フリーランスが仕事を継続する心得については以上です。
仕事を見つける方法は「未経験の業界で仕事を獲得する28の具体的な方法」で解説しました。
案件の継続ができるようになったら、普段は案件の獲得・営業で使っている時間を勉強や成長に回すことができるので、どんどん楽になりますよ。
スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ
自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。
これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。
仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?