みんなが毎日バリバリ働いて、ゴリゴリ稼いで、六本木ヒルズに住みたいわけではない。むしろ、僕は仕事以外にもやりたいことが山ほどあるので、うまく稼ぎたいタイプです。
ということで、フリーランスのエンジニアとして適度に、効率よく稼いで、生き残るためにやるべきことを解説します。
記事の概要
- スキルアップ
- 仕事の獲得
- 仕事の継続
- 仕事の分散
フリーランスエンジニアが上手に稼ぐために必要な上記の4つを軸に進めます。
効率的なスキルアップで、エンジニアとしての価値を上げる
エンジニアとしてのスキルを学ぶには正社員でなくても、業務委託やアルバイトなどの非正規雇用で会社に所属するのが効率的です。
組織内でのチャレンジは予算があり、失敗しても個人に対して大きなダメージはない(損害賠償するなど)ので、組織から得られることは大きいです。
組織に対して苦手意識がある場合は、力のあるフリーランスに弟子入りする、またはお金を払ってメンターになってもらうこともできます。
駆け出しエンジニアと師匠級のエンジニアを繋ぐ「MENTA」というサービスもあります。
知り合いから仕事を獲得できる確率を高める
多くの人と知り合うだけでは仕事は獲得できません。
焦って、人脈を増やそうとする前に下記の用意をすると、劇的に仕事を取れる可能性が高まります。
- どんなスキルやアウトプットが求められているのか考える
- 端的に自分のスキルをプレゼンできるように準備する
- 初対面の成功ラインを決める
初対面での成功ラインについては、連絡先(Facebookやってますか?)を聞かれることで良い会話、プレゼンができたと判断します。
次の仕事を発注されるエンジニアになる
基本的な技術があれば、当たり前のことを当たり前にやるだけで、次の仕事を任されます。
- 連絡はすぐ返す
- 納期は必ず守る
- 丁寧に楽しいコミュニケーションをする
- 受けている仕事の他にできることを提案する
「当たり前とは?」って方は、こちらの4つを守ればOKです。
ちなみに、真面目な人に限っては、真面目すぎてテキスト(チャットとかメッセージ)でのコミュニケーションが怖いことがあります。もったいないです。
- 「承知です」ではなく「わかりましたー!」
- 「ご確認いただけますでしょうか?」ではなく「確認お願いします!🙇♂️🙇♂️」
ちょっと頭悪いみたいで嫌かもしれませんが、文章だと冷たく伝わりすぎることがあるので、保険をかけておきましょう。「ー」と「!」と絵文字の使い方がポイントです。
あえて業務内容を分散して、フリーランスのリスクを制御する
短期的には、「技術的に早く正確にできる仕事」を受けまくるのが稼げる方法ですが、長期的には「できる仕事」だけだと詰みます。
多少、稼げない(時間がかかる)としても、全体の30%は「チャレンジ」業務を受注して、スキルの陳腐化(価値がなくなること)を防ぎましょう。
加えて、10%くらいは楽しいからやるだけで見返りを求めない「エンジョイ業務」に使うと、
通常業務:60%
チャレンジ業務:30%
エンジョイ業務:10%
まとめると、こんな内訳です。
適度に効率よく稼ぐフリーランスエンジニアがやっていること | まとめ
上手に生き抜いているフリーランスエンジニアがやっていることは以上です。
もう少しフリーランスの実情について知りたい人は「フリーランスは自由でも楽でもなかった!フリーランス6人と1年2ヶ月暮らして学んだ真実」をご覧ください。外側からでは分からなかった、フリーランスのリアルを記しています。
スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ
自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。
これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。
仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?