未経験の業界に飛び込む時の最大の心配は「ちゃんと仕事が見つかるか?食べていけるか?」ですよね。転職ではなく、フリーランスや副業として自分で仕事をコントロールする場合は、自分次第なので、余計に不安です。
そこで本記事では、1人10職で働いている筆者が仕事を獲得するときに使っている戦略と具体的な手段を紹介します。
過去のネットワークに頼る
- 友人や知人に仕事がないか声をかける
- 退職しましたエントリーを書く
- 新しいことに挑戦する過程を発信する
- そもそも、退職したことを連絡するだけでも有効
仕事を見つける際に、最も鉄板なのが過去のネットワークからの獲得です。
真面目に仕事に取り組んでいた人ほど「あの人ならお願いしたいな」と信用してもらえるでしょう。
友人だった人にわざわざ「仕事ない?!」と連絡するのを遠慮してしまう人は「退職したよ!」と伝えるだけでもOKです。
退職連絡からは「次に何するの?」と話は続きますから、すぐにではなくても何か仕事があったときに思い出してもらえるはず。
新しいネットワークを作る
- yentaを使う
- 交流会やイベントに参加する
- イベントを主催する
- 特定のコミュニティーに貢献する
僕は新しいネットワークが必要だな、と感じたらイベントを主催したり、特定のコミュニティーに貢献するようにします。例えば、最近だと、Webメディア編集者・Webマーケター向けオンラインセミナーを主催しました。
イベントに参加するだけでも、ネットワークはできます。でも、主催者は参加者全員と仲良くなれるので、もっとネットワークができます。
「イベントとかセミナーとかやったことないし、知識もないよ」という人は、無理に一般から人を集めずに、知り合いや友人だけで始めましょう。
友人だけのイベントなら、友人より自分の方が詳しければ成立します。初回のイベントができたら、2回目からは友人の友人を連れてくるようにお願いすれば、できる範囲で少しずつネットワークが広がります。
コンテンツをきっかけにする
- ブログで発信
- YouTubeで発信
- noteで発信
コンテンツを作成するのが得意な人は、自分の知識や経験のまとめがきっかけになって仕事が見つかります。最近だと、YouTubeがブームですが、動画編集は時間がかかるので、noteもいいですね。
note気になってた人は、早く始めた方がいいです。Webメディアが2020年からSNSをどう使うべきか?の記事でも開設しましたが、もはやnoteは新しいSNS。まだ先行者利益(先に取り組んだ人が得をするということ)があります。ライバ[…]
エージェントサービスを使う
仕事を紹介してくれるエージェントサービスというものがあります。日本でもWeb系の仕事を中心にメジャーになってきました。
エージェントに手数料を払うため、自力で仕事を見つけるより金額は減ってしまいますが、エージェントが間に入ってくれる分、仕事を探す手間やクライアントとの調整、あと地雷案件を避けられるのがメリットです。
直接アプローチ
- テレアポ
- メールアポ
会社でやらされた経験がある人はテレアポやメールアポに嫌な思い出があるかもしれませんが、自分でアプローチする会社を選べたらそうでもありません。
この会社が好きだから!とか、サービスの改善に絶対貢献できる!という会社が見つかったら、積極的に連絡です。
SNSを使う
- Facebookに投稿する
- Twitterで探す
- Linkedinを使う
SNSで仕事を見つける場合は、Facebookが最優先です。すでに関係がある友人や知人に積極的に知らせていきましょう。
仕事がなくて困っているフリーランス、またはフリーランスになったとして仕事ってあるの?と心配してる人向けの記事です。結論、Facebookをきちんと運用すれば仕事は見つかります。なお、フリーランスの営業全般は別記事「フリーラン[…]
他に、SNSで仕事を探すならTwitterです。例えば [動画編集者 募集]や[ライター 募集]などのキーワードでTwitter検索をして、募集に対してすぐに手を挙げればOKです。
シェアリングサービスを使う
自分のスキルや時間を、シェアリングサービスを使って出品することができます。もちろん誰かのスキルを購入することもできます。
上位の出品者たちは月収20万円ぐらいはシェアリングサービスだけで稼いでそうですね。
クラウドソーシングを使う
単価が安いと言われるクラウドソーシングですが、業界に入ったばかりの人たちにとってはマッチする案件が多くあります。
地雷案件に当たらないように報酬や業務内容を確かめて、できること・できないことをきちんと伝えながら進めてください。
求人サイトから探す
- Wantedlyで探す
- Indeedで探す
- bosyuで探す
あまり知られてませんが、求人サイトにもフリーランスや副業向けの案件がたくさん出ています。
ベンチャーならWantedly、中小企業や地方企業ならIndeed、個人からの依頼ならbosyuで探してみてください。
未経験の業界で仕事を獲得する戦略と具体例 | まとめ
未経験の業界で仕事を獲得する具体的な方法については以上です。
まずやるべきことは下記の3つなので、他のことはそれからでOKです。
- 友人や知人に仕事がないか声をかける
- クラウドワークスで探す
- Facebookに投稿する
スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ
自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。
これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。
仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?