【保存版】ポルトガルのアゲダ・傘祭り旅行に必要な情報まとめ(行き方・ホテル・お土産など)

アゲダの傘祭り
  • 2018.10.31

人の手によって作られた絶景の中で、お気に入りだったのは国営ひたち海浜公園にある「ネモフィラの丘」だったのですが、ポルトガルの地方都市アゲダで開催される「AgitÁgueda(アゲダグエダ)」というアートフェスティバルがとてもおすすめなので、必要な情報をご紹介します。

僕が訪れたのは2018年7月15-16日です。アゲダは「Umbrella Sky Project(傘祭り)」が有名ですが、実はあいちトリエンナーレや瀬戸内ビエンナーレと同じく、芸術祭なんですよね。つまり、傘祭りだけではなく、他の芸術作品の展示やブースの出展、音楽ステージがあるお祭りです。

 

アゲダの傘祭り

アゲダの傘祭り

旅行を計画するまで、ポルトガル=アゲダ=傘祭りぐらいの知識しかありませんでしたが、ポルトガルは穏やかで海鮮の美味しい素敵な海洋国ですし、アゲダは傘祭り以外にも楽しめる芸術祭なので、ちょっと変わった夏の旅行先としてとてもおすすめできます。

とはいえ、インターネットで調べても詳しい情報を探すのが大変だったので、今回のポルトガル旅行で経験したことをまとめてご紹介します。

 

アゲダの行き方(日本から行った場合)

アゲダへのアクセスのスタートとなるのは、首都のリスボンか第二都市のポルトです。バスと電車で行く方法がありますが、僕の場合は一般的な電車ルートを使いました。

 

リスボンの駅
リスボンから出発するホームの様子

まず、リスボンから電車でアベイロ(Aveiro)という街まで向かいます。ここで乗り換えて、アゲダ(Águeda)方面へ行くローカル鉄道に乗ります。電車の時間はほぼ時刻通りに発車しました。

 

アベイロからアゲダへ向かう電車
アベイロからアゲダへ向かう電車

リスボンからアベイロまでのチケットは駅の窓口で、アベイロからアゲダまでのチケットは電車内で車掌さんから購入します。旅行者の対応も慣れていますし、優しく丁寧なので困ることはないです。

 

アゲダの無人駅
アゲダの無人駅

アゲダ駅は無人駅ですので、降りたら街の中心部の方に向かえば傘祭りに出会うことができます。街中に地元の人はたくさんいるわけではないですが、ちらほらとすれ違ったので分からなければ聞きましょう。

 

アゲダ知っておくべきキーワードは「アートフェスティバル」

アゲダ知っておくべきキーワードは「アートフェスティバル」

アゲダ知っておくべきキーワードは「アートフェスティバル」

繰り返しになりますが、アゲダは傘祭りではないので、街の中心部から少し離れた別のアートも見に行くともっと面白くなります。年によってアートは変更になるそうなので、2019年以降も展示されるかは分からないのですが、オススメはバルーンアートです。アンブレラアートがある中心部から徒歩で2~3分ほど北に向かった路地に展示されていました。

 

アゲダ知っておくべきキーワードは「アートフェスティバル」

アートフェスティバル期間中は、どこに何の展示があるのかフライヤーや看板などで地図を確認することができます。傘祭り以外のエリアは人も少ないので、たっぷり写真も撮れますよ!

 

アゲダ旅行を楽しむためのアドバイス

アゲダ旅行を楽しむためのアドバイス

リスボンやポルト経由からアゲダに日帰りすることは時間的には可能ですし、日帰りツアーのバスなどもかなり出ていたようですが、アゲダには1泊することをおすすめします。

 

アゲダの傘祭り

アゲダの傘祭り

アゲダの傘祭り

日中は観光客で賑わっていて、写真をじっくり撮れるチャンスは少ないですし、朝日が傘に差し込む様子はとても綺麗でした。さらに、ホテルによってはアゲダ傘祭りの中心地に宿泊することもできます。

 

僕が泊まった「XPT アゲダ アロジャメント ローカル(XPT Águeda – Alojamento Local)」も傘祭りの通りの2階と3階に宿泊できるので、運が良ければ上から傘祭りを楽しむことができます。宿泊料金はダブルの部屋に2人で泊まって、1人1泊あたり3500円でした。部屋は新しくて綺麗でしたし、バルコニーもあったので、コスパは良いです。

 

アゲダの治安

アゲダの治安

ポルトガル全般に言えることですが、治安の悪さは感じなかったです。ただし、人が集まるところではスリの被害が増えるのがヨーロッパあるあるなので、貴重品の管理は気をつけて。

具体的には、ホテルに財布やパスポートは置いて、必要な現金だけを生のままポケットに入れるのが最も安全です。盗られたとしても、最小限の現金だけで済みますので。

 

アゲダの物価

物価はポルトガルの平均的な価格で、お祭りだから!と高くなっていたりはしないです。もちろん、お店によるのですが、だいたいこんなイメージです。

コーヒー:300円〜
ケーキ:400円〜
ホテル:3500円〜

 

アゲダの美味しかった料理や食べ物

エッグタルト

残念ながら、アゲダにはあまり飲食店がなくて、美味しいものは少なかったです。他のブログを読んで見つけた豚のパリパリ焼き的なものを食べましたが、そこそこな感じでした。

ただ、ポルトガル全般はカフェ文化が発達しているので、ポルトガル名物のエッグタルトとカプチーノはアゲダでも美味しいですよ!傘祭りのメインストリートに朝7時からやっているカフェ&ケーキ屋さんがあるので、そこで食べられるはずです(写真はリスボンで食べたエッグタルトです)。

 

アゲダのお土産

アゲダのお土産

アゲダらしいグッズといえば、やはり頭に被るこの傘でしょうか。ちなみに、普通の手持ちの傘や折りたたみ傘なども雑貨屋さんで売っていましたが、あまり商売っ気がないのがアゲダの面白いところです。

 

アゲダのナイトライフ

アゲダのナイトライフ

傘祭りの中心部から川沿いに3-4分歩いたところに音楽ステージと飲食ブースと広大な傘アートがあったので、夜も遊ぶならそちらに行ったほうが楽しいかもしれません。近くまで行けば、音楽が鳴ってるので分かると思います。写真のように空一面にスカイアンブレラがある広い場所です。

 

最後に一言

アベイロで食べたタコ

アゲダも含めたポルトガルは、ご飯が美味しく、人々が穏やかで、旅行先としてはかなりオススメできます。ぜひ、次の夏の旅行はリスボン&アゲダで1週間ほど、いかがでしょうか。

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