あえて言うなら、クルーズ旅行に不満だったこと【ホーランド・アメリカ】

あえて言うなら、クルーズ旅行に不満だったこと【ホーランド・アメリカ】
  • 2020.03.04

あえて言うなら、人生でもトップ3に入るユニークで思い出に残る旅行となったカリブ海クルージングでも、不満だったことはありました。あえて言うなら、ですよ。

クルーズ会社やクルーズ船によって事情が異なるので、参考程度ですがこれからクルーズ旅行に参加する人の情報収集に役立てば嬉しいです。

 

船内で飲み放題のコーヒーが美味しくなかった

船内で飲み放題のコーヒーが美味しくなかった

最もあえて言いたいことでした。クルーズ船内はいつもコーヒーと水、お湯が飲み放題ですが、コーヒーが美味しくなかったです。決して、上品な味覚を持っているわけではないのですが、いつ飲んでも美味しくなかったです。

飲めないってほどではないのですが、なんだか違和感のある味でした。

 

ちなみに、飲み放題のコーヒーではなく、レストランで出されるコーヒーは美味しかったです。

 

ソーダマシンから出てくる炭酸が抜け気味で、パンチがない

ソーダマシンから出てくる炭酸が抜け気味で、パンチがない

クルーズ船内ではソーダ系(コーラ、スプライト、ファンタなど)は有料です。バーカウンターで注文するか、ソーダマシンからジャーっと出すことができるのですが、ソーダマシンの炭酸だと少しだけ抜けていて、炭酸に欲しいパンチがありません。

強い炭酸を飲みたいときはバーカウンターで注文してください。

 

19ノット(時速72km)以上のスピードだと酔う

19ノット(時速72km)以上のスピードだと酔う

クルーズ船では1日2回ほど船長からの放送があって、本日の天候や気温、船のスピードなどが共有されます。全長300メートルで12階建てなので、かなり大きなクルーズ船ですが、19ノット以上のスピードが出ているときは船酔いしてました。

アメリカ人の乗客たちはそこまで酔っている様子はなかったので、僕の個人的な体質かもしれませんが酔い止めは多めに持って行ったほうがいいですね。

 

フィットネスセンター(ジム)の利用も酔う

フィットネスセンター(ジム)の利用も酔う

船酔いといえば、船内にあるフィットネスセンター(ジム)でトレーニングしてても酔いました。ルームランナーやダンベル、各種トレーニングマシーンなどが一通り揃っていて、利用者も多いのですが体質的にダメでしたね。

例えば、停泊中はほぼ揺れないので、ジムで汗を流したい人は停泊中に利用することをオススメします。

 

観光地紹介の動画が一部ない

部屋に備えつきのテレビで旅行先の紹介動画を観ることができるのですが、一部のマイナーな観光地の場合は動画がありませんでした。あの動画を真面目に見てる乗客は少ないと思うのですが、楽しみにしてたので揃えて欲しいです!

 

クルーズ船内で利用できるインターネットの速度が遅い

クルーズ船内では衛星を利用したインターネットを使うことができます。カリブ海のど真ん中でもネットが使えるのは正直、めっちゃすごい。

ですが、動画の閲覧はなかなかできなくて、写真の表示も厳しい速度なので、もう少し早ければクルーズ船内での仕事も遊びもはかどって助かりました。

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クルーズ船内のインターネット料金が高い

衛星通信を使っているからなのか、クルーズ船内のインターネット利用料は高いです。ホーランド・アメリカのコーニングスダム号の場合は22日間の利用で、事前申し込みによる半額割引が適用されて、2.5万円でした。割引前なら5万円です。

 

生放送でやってるテレビが少ない

クルーズ船内はかなり時間があるので、ベッドの上で映画見てダラダラするのが最高なんですが、映画は豊富にあっても、ライブ放送(衛星経由?)のテレビがニュース番組ばかりで少し物足りなかったです。

 

良い部屋がどこか分かりにくい

良い部屋がどこか分かりにくい

クルーズ初心者にとっては、どの部屋が良いのか悪いのか分からない状態で、さらに部屋のランクが細かく分かれているので、どれを選ぶべきか悩みます。

ちなみに、実体験を踏まえると下記を基準に選べば良い部屋を見つけやすいです。

■クルーズの良い部屋の条件

  • 部屋の階層:中央部の近く(インフォメーションやエントランスの近く)だと揺れない
  • 近くの施設:食堂やプールなどが近いと移動が楽
  • 部屋の位置:船首や船尾の近くは揺れるので船酔いしやすい
  • 外部屋か内部屋か:窓のある外部屋の方が断然良い。内部屋は割と閉鎖感あります
  • 部屋の広さ:もちろん広い方が快適ですが、内部屋か外部屋かに比べると狭さはそれほど気にはならない

 

クルーズ船内のディナープランやソーダプランなどが分かりにくい

クルーズ船内のディナープランやソーダプランなどが分かりにくい

クルーズ船内で使える有料サービスは、ディナープラン(複数のスペシャルディナーをまとめて申し込むことで安くなる)やソーダプラン(炭酸飲み放題)、クリーニングプラン(クリーニング出し放題)などのまとめプランが用意されています。

ただ、情報が一か所にまとまっていないので、気づきにくい・分かりにくいものもあります。

 

僕の場合は3回ほど別々のレストランでスペシャルディナーを申し込んでいたので、ディナープランを申し込んだ方が割安だったことに、クルーズ旅行の終盤で気づきました。

 

ソフトドリンクの選択肢が少ない

お酒飲めないので、もっとソフトドリンクの選択肢が欲しかったです。

 

部屋がちょっと暗い

ほんとちょこっとだけですが、部屋にある明かりが暖色なので、もう少し明るくなったらいいのにな!と感じることがありました。

 

部屋の収納が荷物多い人にとっては、ちょっと少ない

バックパッカー気質なので、クルーズ旅行でも荷物は少なめで、スーツケース1つとリュックサック1つでした。部屋にはそこそこ収納があるものの、女性や荷物が多めな白人の旅行者にとっては足りなさそうでした。

ただ、部屋に詰め込むことさえできれば、スーツケースを運ぶ必要がないのはクルーズ旅行のとてもいいところですね。クルーズ船の乗船前後でしかスーツケースを触りませんでした。

 

カフェとかでイベントが始まってしまう

カフェとかでイベントが始まってしまう

クルーズ船内には家族連れでガヤガヤしているプールサイドもあれば、高級目なカフェもありますが、それらの場所でもクイズ大会などの船内イベントがガンガン開催されるので、逆にカフェを使い続けたいときは不便でした。

 

サービススタッフの英語がなまっていて、ヒアリングがやや難しい

サービススタッフの英語がなまっていて、ヒアリングがやや難しい

クリーニングやルームサービスなどを担当してくれるスタッフは英語が少しなまっていて、ヒアリングがやや難しいことがありました。みなさん、すごく良い人たちで忙しくてもホスピタリティーが高いので、何度聞き直しても大丈夫ですが、英語に苦手意識がある方はやや注意かも。

ちなみに、多くはありませんが、日本語を話せるスタッフの方もいたので、お願いすれば担当を交代してくれるかもしれません。

 

Lido Market(ビュッフェ形式のレストラン)が閉まるのが20時で早い

Lido Market(ビュッフェ形式のレストラン)が閉まるのが20時で早い

Lido Market(ビュッフェ形式のレストラン)が閉まるのが20時で早い

Lido Marketというビュッフェ形式のレストランでの食事が最も手軽で、よく使っていました。他のレストランはどの食事もコース形式なので、豪華で楽しいのですが、食事が終わるまで時間がかかるんですよね。

そのLido Marketが閉めるのが20時とやや早めなので、気を抜くとビュッフェを食べ損ねることがあってやや不便です。ただ、24時まではピザショップが空いているので、食べる物が全くないということはありません。

 

写真購入のシステムが分かりにくい

写真購入のシステムが分かりにくい

新しい旅行先に着いたときや、クルーズへの乗船前はプロが写真を撮ってくれ、購入することができます。

購入した写真は原本だけではなく、データも送られてくると聞いていたのですが、クルーズ船内で唯一、フォトショップのスタッフだけは不親切で最後までデータを入手する方法が分かりませんでした。

 

あえて言うならクルーズ旅行に不満だったこと | まとめ

クルーズ旅行に関する、あえての不満は以上です。逆にクルーズ旅行に期待していなかったけれど、とても良かったこともあったので、合わせてご覧ください。

ちなみに、カリブ海のクルーズ旅行の値段は22日間で38万円でした。航空券込みの値段で、東京からマイアミまで10万円ほどなので、クルーズだけで考えれば1日あたり1万2700円です。

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