ブログやWebメディアの運営は過去記事のリライトが大切です。
よく相談受けるんだけど、新記事入れてるのにPVが下がっていくのは、新記事の上澄み分より旧記事が腐る速度のほうが上回るからで、こういうときは新記事を入れずにサチコの期間比較など使って原因究明が吉。
でも新記事更新がクセになってる人は、更新をやめる勇気を持てないケースが多々あるのよね😨
— マクリン (@Maku_ring) November 21, 2019
有名ブロガーのマクリンさんのツイートもその通りで、リライトが追いついていないと新しい記事を頑張って更新していても、ブログのPVは下がっていきます。しかし、専業ブロガーではない人や他の業務とWebメディアを兼務している人はかなり時間が少ない中で、リライトの時間が確保できない場合もあります。
そんな時は、せめてタイトルだけでも。タイトルの見直しだけでも実施してください。本記事でSEO向きタイトルの基礎とクリック率が上がるタイトルにリライトする5つのポイントを実例付きで解説します。
SEO向きタイトルの基礎
- 主題(キーワードを入れて20文字程度)+副題(主題を支える言葉やアイキャッチな要素)で合計32文字〜35文字以内に作成する
- 主題が長い場合は副題はなくてもOK
- 検索ユーザーの意図を捉え、クリックしたくなる設計にする
- キーワードはタイトルの前半20文字以内に持ってくる
- 無料、手順、比較の3つは積極的にタイトルに盛り込む
記事タイトルを検索に適したものにするには、上記の5つが大切です。SEOに慣れていない人が知らないのは「キーワードの位置」です。ユーザーにとって意味がわかり、クリックしたくなるタイトルであることは前提の上で、キーワードはタイトルの前半におくべきです。
あまり後半に置くと、表示されない場合がありますし、Googleから記事の主題だと捉えてもらえれない場合があり、損をします。
基礎を抑えつつ、SEO向きに作成したタイトルの例も紹介しておきます。
» 大邱観光で美味しかった&楽しかったスポットまとめ【2泊3日・3人旅】(キーワード:大邱 観光)
» 営業できないフリーランスが何とかする方法(キーワード:フリーランス 営業)
» 独学でWebマーケティングを勉強する手順【無料9サイト紹介】(キーワード:Webマーケティング 勉強)
クリック率が上がるタイトルにリライトする5つのポイントと実例
- タイトル内の数字を最新版に更新する
- まわりくどい表現を分かりやすく修正する
- 問いの答えを書く
- 数字を入れて具体的にする
- ポップにする
修正前と修正後のタイトルを実例にして、SEO向けにタイトルを変更するポイントを説明します。
タイトル内の数字を最新版に更新する
旧タイトル:海外でのレンタルWiFiとSIMフリースマホの使い分け方【54ヶ国訪問済み】
新タイトル:海外レンタルWiFiとSIMフリースマホのメリット違い【67ヶ国で試行錯誤】
旅行経験が54ヶ国訪問から、67ヶ国へと増えたので、タイトル内の数字も更新しました。
まわりくどい表現を分かりやすく修正する
旧タイトル:やりたいことがない大学生がやるべきことは「お金稼ぎ」です
新タイトル:やりたいことがない大学生は「お金稼ぎ」に熱中すべき
僕のタイトル作成のクセで、主張を強調するために表現がまわりくどくになっていることがよくあります。振り返ると気づくので、よりシンプルなタイトルに修正。
問いの答えを書く
旧タイトル:フリーランスとは?フリーランス6人と1年2ヶ月暮らして学んだこと
新タイトル:フリーランスは自由でも楽でもなかった!フリーランス6人と1年2ヶ月暮らして学んだ真実
◯◯とは?の記事が好きでよく書いてますが、答えもタイトルに含めたほうが興味を持ってもらえそうだったので、上記のように修正しました。
数字を入れて具体的にする
旧タイトル:海外旅行先のホテルを安くする9つの裏技
新タイトル:海外旅行先のホテルを15%安くする9つの裏技
旧タイトルだと弱く見えたので、新タイトルは数字を入れて具体化して引きを強くしました。
ポップにする
旧タイトル:会社員が安い航空券を取る5つの裏技【裏へ回る】
新タイトル:めっちゃ安い航空券を見つける5つの裏技【世間の裏をかけ】
改めてタイトルを見ると、固さが目立ちました。「めっちゃ」「裏をかけ」とすることで、ポップで少しラフな感じを出しました。こちらの方が勢いがあってクリック率が上がります。
記事タイトルをSEOポジティブにリライトする方法 | まとめ
本記事では「記事のタイトルをSEOポジティブにリライトする方法」について解説しました。タイトルをリライトした上で、まだ余裕がある場合は「SEOリライトをする際のチェックリスト」を参考に、記事全体のリライトに進んでください!
まず、結論から。SEO目的で記事のリライトをする場合は、下記のチェックリスト(9項目)に沿って進めてください。・タイトルにキーワードが入ってるか?・タイトルの文字数は32文字以内か?・タイトル内のキーワードは左側(20文字以内)[…]
執筆時は完璧だった記事も、時間を置くと気になる点がたくさんあるのは、成長の証です。なので、絶望せずにコツコツと前に進めばOKです。