はじめての海外クルーズ旅行で「当日までに」シンプルに大変だったこと

はじめての海外クルーズ旅行で「当日までに」シンプルに大変だったこと
  • 2020.01.07

現在進行形で、ホーランド・アメリカのカリブ海クルーズ21日間に参加しています。この記事も船の上で書いてますが、はじめての海外発着のクルーズ旅行は分からないことがかなりありました。

日本人で海外クルーズを体験している人が少ないのか(実際に日本人の乗客はほぼいません)、日本語の情報が極小だったので、クルーズ旅行初心者が当日までに経験した大変だったことをまとめて紹介します。

 

クルーズラインがたくさんあるので、決めるのが大変

そもそも、クルーズと言っても日本発着のクルーズに限らず、海外発着のクルーズも入れれば無数にあります。カリブ海、地中海、太平洋、大西洋など、海と島がある場所にはクルーズラインがあり、コースや日程や日数も少しずつ違うので、決めるまでかなり大変でした。

日本人の場合はある程度お休みのスケジュールに制限されるでしょうから、クルーズの日程で絞り込み→金額と行き先で決める、がスムーズに決まります。

僕の場合は「日程決まってないけど、クルーズ旅行に行ってみたい!」からのスタートだったので、選択肢が多すぎました。

 

部屋・クラスを選ぶのが大変

部屋・クラスを選ぶのが大変

クルーズラインを決めたら次は部屋を決めることになりますが、部屋のタイプも7種類近くあり、さらには部屋の場所も指定することができるので、めちゃくちゃ迷います。

広い部屋で、見晴らしの良い部屋は高い、というのが基本ですが、他にも

  • 食堂やプールが近い部屋は何かと便利
  • 出入り口に近い部屋は人通りが多い
  • 上層階は眺めが良いけど、揺れやすい(気がする)
  • 内側にある部屋は眺めがないけど、安い

などなどを考えると、かなり難航します。

 

オススメとしては下記の3つを満たすと快適です

  • 外向きの部屋
  • 広くなくても大丈夫(部屋にあまりいない)
  • できれば食堂やプールがある階層

 

アクティビティやディナーなどのオプションがたくさんある

アクティビティやディナーなどのオプションがたくさんある

さて、クルーズラインと部屋が決まると、大まかな値段は確定。ここからはオプション選びがスタートします。

カリブ海クルーズ21日間の費用を総額で公開【クリスマス・年末年始シーズン】」の記事でも詳細な金額を掲載しましたが、オプションには

  • 上陸先でのアクティビティ
  • スペシャリティディナー
  • インターネット利用
  • スパやエステ

などがあります。

 

ホーランド・アメリカの場合は下記の2つは、事前予約で割安(インターネットは半額!)になったので、早めに決断すべきですが、アクティビティやスパ・エステは特に割引がなかったので乗船後に決めてもOKです。

  • スペシャリティディナーのパッケージ
  • インターネットの利用

 

必要な荷物がたくさんある

クルーズの船室には、ホテルに備え付けられているものはあると思って大丈夫です。

  • ドライヤー
  • バスタオル
  • シャンプー
  • リンス
  • ボディソープ
  • ガウン

などですね。

 

とは言っても、僕の場合はカリブ海への長期間(21日間)のクルーズでしたから、通常の旅行荷物に加えて水着や日焼け止め、仕事道具など、スーツケースいっぱいの荷物が必要でした。

 

フォーマルの服装を用意するのが大変

荷物が多くなった要因のもう1つは、フォーマルな服装が必要だったためです。スーツとシャツ、靴を一揃え持って行きました。

普段のクルーズ船内はラフな格好でも問題ありませんが、Gala Nightと呼ばれるフォーマルディは男性はタキシードかスーツ、女性はドレス、という装いがマストです。

船内ではクリーニングサービスがあるので、シャツなどを洗濯してもらうこともできますが、なかなか大変でした。

 

手続きが大変

自力で海外クルーズ旅行を申し込む場合は、英語でのやり取りになります。オペレーターはとても丁寧に、まめに返信をくれるものの、クルーズ旅行自体の全体像が分かっていないので、戸惑うこともありました。

日本でクルーズ旅行の代理店を経由して申し込む場合は、心配ないでしょう。

 

船の発着前後のスケジュール管理が大変

船の発着前後のスケジュール管理が大変

これは僕の旅行ならではでしたが、マイアミを発着するクルーズ旅行の他に、せっかくなのでとワシントンまで足を伸ばしました。

日本→マイアミ→クルーズ旅行→マイアミ→ワシントン→マイアミ→日本

こんな旅程です。クルーズ船がマイアミに戻ってくる時間は定刻が決まっているものの、時間通りに帰港できるか分からないので、余裕を持ったり。

 

あとは、マイアミに前日入りで良いのか、それとも余裕を持って前々日入りした方が良いのかなど、管理すべきスケジュールが多くてなかなか大変でした。

結論としては、クルーズの前々日には現地入りして、備品の買い物をしておくスケジュールがベストです。マイアミなどの遠方の港に飛行機で移動して、翌日からすぐクルーズ旅行!はしんどかったです。

 

費用の総額を把握するのが難しい

費用の総額を把握するのが難しい

クルーズ旅行には、乗船料金の他にも、港までの飛行機代やホテル代、様々なオプションやアクティビティが追加されるので、総額の把握がとても難しかったです。

僕の体験ベースだと
・航空券や乗船料金など最低限かかる料金:38万円
・ディナーやクリーニングなどオプションも使った料金:55万円
という総額でした。

クルーズ21日間+前入り2日間の日数でかかった費用なので、割り戻すと下記になります。
・最低料金:1日当たり1.8万円
・オプション入り料金:1日当たり2.6万円

これをどう感じるかは、海外旅行にかける予算次第ですが、僕は相当コスパが良かった印象です。優雅ですし、ゆっくりできるし、何よりも食事が圧倒的に美味しかったので。

 

乗船してからは、とてもスムーズ!

普段の旅行より準備や考えることが多くて大変だったクルーズ旅行ですが、乗船してからはとてもスムーズで、スタッフや船員の人たちも親切にしてくれます。

宿泊場所自体が移動するクルーズ旅行は、普段の海外旅行と比べて「移動」と「宿泊」の2つをカバーできるので、すごくすごく楽でした。

ホーランド・アメリカに同乗している人たちは、家族連れや老夫婦が多いのも、分かります。

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