動画編集、盛り上がってきましたね!ただ、編集者の実態があまり伝わってないのも事実です。そこで、動画編集者を目指す人が心配してることをまとめて紹介します。
皆さんが特に気にするであろう「動画編集者の単価」や「編集者の月収」も掲載してます。お金は大事です。
動画編集者って何をするの?
動画編集は撮影された動画データを加工して、分かりやすくて飽きない作品にする仕事です。
1つの動画を完成させるためには、4つの役割があります。
企画者:動画の企画を考え、台本を作る人
出演者:動画に出演する人。いわゆるYouTuberと言われる人。
撮影者:動画を撮影する人
編集者:撮影した動画素材を加工して、分かりやすくて飽きないようにする人
ヒカキンさんは全部自分でやることで有名ですが、企画、出演と撮影は自分でやって、編集は別の人に任せる人も多いです。
PCのスペック
参考まで僕のスペックはこちら。リモートワークや旅行が多いため、軽さを重視してます。動画編集ソフトのPremiere Proは問題なく動きますが、動画の書き出しにかかる時間は平均的です。
■Premiere Proが動くPCのスペック
MacBook Pro (13-inch, 2019, Four Thunderbolt 3 ports)
プロセッサ:2.4 GHz クアッドコアIntel Core i5
メモリ:8 GB 2133 MHz LPDDR3
ストレージ:250GB SSD
グラフィックス:Intel Iris Plus Graphics 655 1536 MB
マウス:なし
価格:15万円ぐらい
ちなみに、ゴリゴリに動画編集で稼ぐなら必要なスペックはこちらです。
■Premiere Proがスピーディーに動くPCのスペック
iMac (Retina 5K, 27-inch, 2019)
プロセッサ:3.6 GHz 8コアIntel Core i9
メモリ:64 GB 2667 MHz DDR4
ストレージ :1TB SSD
グラフィックス:Radeon Pro 580X 8 GB
マウス:Magic Trackpad 2
価格:35万円ぐらい
PCへの投資金額も尋常じゃなくなるので、まず手持ちのPCでやってみる→ハマったら効率改善のためにも良いPCを買うのをオススメしてます。なんでもスモールスタートです。
動画編集のソフトは何?
Premiere ProとFinal Cutが2大動画編集ソフトです。僕の周囲では編集者の80%ぐらいがPremiere、残り20%がFinal Cutを使ってます。
初心者にはFinal Cutの方が使いやすいのですが、
・機能の多様さ
・ネットで公開されてる情報量
の2点で、Premiereに移行する人も多いです。
趣味でやるならFinal Cut、仕事でやるならPremiere Proをオススメします。下記のリンクからPremiereの公式サイトにアクセスできます。
他には何が必要?
PCとPremiere Proがあれば、動画編集だけなら他の機材はいりませんが、動画データは容量が大きいのでPC内の容量が少ない人は外付けのHDDを買っておくと、とても便利です。
僕は持ち運ぶことが多いので、シリコンケースで頑丈なポータブルHDDを使ってます。1TBで6600円、6TBで18000円だったので、とりあえずHDDを持ってない方は1TBを買ってください。動画データ以外にも、写真データのバックアップとしても使えます。
1本の動画を編集したらいくら?
1本あたり7分から10分ほどの動画編集で、5000円から10000円くらいが相場です。撮影も込みだと1本あたり10000円から20000円くらいになります。
動画編集者の月収はどれくらい?
ベテランの動画編集者で月収100万円。初心者でも3ヶ月頑張れば、動画編集で月収20万円は届きます。
動画編集者って何が魅力?
- 家や部屋に引きこもってても稼げること
- 時給がそこそこ良いこと
- これからも仕事が増え続けること
動画編集者の仕事として魅力はこれらですが、最大の楽しさは「自分の作った作品が多くの人に見られること」ですね。
僕はブログやWebメディアで文章書いてますし、ラジオで話すこともありますが、文章よりも映像の方が作品って感じがするんですよね。YouTubeに掲載した動画は一度アップロードしたら編集できませんし、これで完成!って感じが強いからかも。
どうやって動画編集の仕事を見つけるの?
初めて動画編集の仕事を見つけるには、下記の4つの方法があります。
- クラウドワークスで探す
- Wantedlyで探す
- 友人や知人に声をかける
- Twitterで「動画編集者 募集」と検索する
ただ、いずれにしても、自分の技術を表す実績は必須です。就職も転職も動画編集者も一緒で、「で?何ができるの?」を聞かれます。
最初の作品ですから、もちろんクオリティーは低いでしょうが、質を気にする前に見せるものがあるか、ないか、で大きな差がつきます。
動画編集者を目指す人が不安に思うこと | まとめ
記事は以上です。もし、1つだけ持ち帰ってもらうなら「仕事を取るためには、実績が必須」ということだけでも覚えて帰ってください。
動画の編集や撮影に関してはブログ内の別記事にもまとめてありますので、続いて読んでいただいたら、もうちょい具体的に動画編集をイメージできます。
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