やりたいことが見つからない大学生「大学生活中に将来やりたいことや自分の得意なことを見つけたいと思っていたけど、何も見つからない。このままだと、就職活動で話す内容すら何もなくてとても不安です」
という方にアドバイスします。結論としては、やりたいことがない大学生はお金を稼ぐ経験をしてください。
お金がたくさんあれば、たくさんのチャレンジができる
お金がある=人生の挑戦権が多い、です。お金がなくてもチャレンジはできますが、お金がある人はどんどん次のチャレンジに取り組むことができます。
クラウドファンディングはお金稼ぎではなく、お金の前借りです
また、クラウドファンディングなどでお金を集めたい人もいるかと思いますが、クラウドファンディングはお金の前借りですので、プロジェクトの完遂から逃れられないということを覚えておいてください。
僕は世界一周のクラウドファンディングで当時の日本最高額となる165万円を支援してもらいましたが、支援してくれた人たちの期待に応えるために(当たり前ですが)、やるべきことがとても多く、クラウドファンディングで「お金を稼いだ」という印象はありませんでした。
社会ではお金を稼げる人が評価される
資本主義の日本において、お金を稼げる人=社会で活躍している人=すごい人です。複雑な現代社会では様々な役割がありますので、お金を稼いでいない人がすごくない人、ということにはなりませんが、稼げることは良いことです。
会社の中にも役割があり、お金を稼がない部門にも評価を当てることを経営陣は意識しますが、お金は会社の血液であり、燃料なので、稼げる人はどんどんやりたいことができるようになりますし、周囲も期待します。
お金という数字は、誰に対しても平等
大学の入学試験の点数のように、稼いだ金額という数字は誰に対しても平等です。僕のように対人コミュニケーションや関係性作りが得意ではない人ほど、お金という絶対的な評価で勝負すべきです。相対的な評価は、評価する人や周囲との関係性によって左右されるので、自分がコントロールできる範囲が少なくて、難しいとよく感じます。
大学生がお金を稼ぐ方法
やりたいことがない大学生はお金を稼ぐ経験をするのが、将来に最も役に立つということを解説しました。最後に大学生がお金を稼ぐ方法について5つ紹介しますが、大事なのは行動に移して結果を出すことです。
大学生がお金を稼ぐという成長において、稼いだ金額は重要ではないです。短期間で金額を最大化しようと思えば、夜勤でバイトするのが効率的ですが、それらの方法はすでに体験しているか、想像の範囲内だからです。それでは、皆さんの想像外、未体験であろうお金の稼ぎ方を紹介します。
アフィリエイトでお金を稼ぐ
マーケティングやPRの仕事に興味がある人はアフィリエイトでお金を稼ぐのが最適です。アフィリエイトとは「成果報酬型のインターネット広告」を意味します。ただ、一般的には特定の商品やサービスをPRした成果から報酬が生まれるタイプのサービスをアフィリエイトと呼びます。
例えば「旅本ベスト25!旅人達が選ぶバックパッカーや世界一周の名著」という記事であれば、記事内にある書籍のリンクから実際に購入されることで報酬を得ることができます。
アフィリエイトの案件を探す場合は、a8(エーハチ)とvaluecommerce(バリューコマース)に登録すると、検索することができます。他にもアフィリエイトサービスは多数ありますが、a8とvaluecommerceが利用者が多いメジャーサービスなので、とりあえず2つでOKです。
アフィリエイトはブログがないとできない、と思っている人もいますがSNSやNoteなどでもアフィリエイをすることはできます。
プログラミングでお金を稼ぐ
仕組み作りや地道な作業が得意な人はプログラミングでお金を稼ぐことをオススメします。Webプログラミングは理系の仕事だと思っている人がいますが、文系プログラマーもたくさんいます。
理系学生は大学の専攻や研究でプログラミングが必要になることがあるだけで、Webプログラミング自体は学習すれば誰でもできるようになります。Webプログラミングの勉強方法は下記の記事にまとめましたので、ご覧ください。
プログラミング初心者:プログラミングの勉強を始めたいけれど、周りに相談できる人もいないし、何からすべきかも全くわからない。まずはプログラミング初心者を脱出して、調べれば何となく理解できるところまで進みたいので、他の人がどうやって勉強したのか[…]
ライティングでお金を稼ぐ
書くことが好きなにはWebライティングをおすすめします。「ライティングなんてだれでもできるし、労働集約型でイケてない」と言う人もいますが、僕はそうは思いません。
会社員の仕事のほとんどは書くことです。報告書やメール、チャット、プレゼン資料、上司への説明資料など書くこと=仕事です。ライティングが上達することは、仕事ができるようになることへの近道です。
なお、ライティングの仕事を探す場合は初心者はクラウドワークス、慣れてきたら高単価のサグーワークス、実績がさらにできたらWebメディアへの営業をするとステップアップできます。旅行系でライターを募集しているWebメディアについては、下記の記事でまとめました。
旅行関係のライティング案件を探しているライター:趣味の旅行についてライターとして仕事を探してるんだけど、ライターを募集している旅行メディアってどんなものがあるの?できれば、まとめて教えて欲しい。という要望にお応えます。&nb[…]
リゾートバイトでお金を稼ぐ
旅行好きの学生やフリーターに人気なお金の稼ぎ方がリゾートバイトです。夏は海沿いや避暑地などの観光地、冬は温泉地やスキー場で働くことができ、三食宿付きなので旅行を楽しみながらお金を貯められます。
自分でアフィリエイトやライティングなどの仕事をする自信はないけれど、いつものバイトではなく働く環境や人間関係を変えることは有効です。また、リゾートバイトの掲載サイトで時給や待遇、雇用期間を計算しながらバイト先を選ぶことは、これから日本に訪れる会社に雇われない働き方の予行練習になります。
どんなバイト先があるかは、季節によって変動しますので、みんなのリゾートアルバイトのようなポータルサイトで確認してください。
ワーホリでお金を稼ぐ
海外で働く体験を期間限定でしてみたい、という場合であればワーキングホリデー制度の利用がベストです。海外で働くことを本気で考えて調べた人はご存知でしょうが、海外の労働ビザを得ることは非常に難しいです。しかし、ワーホリであれば限られた条件をクリアするだけで、海外で働くことができます。本当に、すごい制度です。
2019年4月時点では22ヶ国が日本とワーホリ条約を提携しています。そして、新たにリトアニアとの提携も発表されました。新しいワーホリ協定国やワーホリ経験者の人数が少ない国の場合、様々な手続きがスムーズにできないことがあります。不安な方はGlobal Diveのようなワーホリのサポート会社に相談することもできます。
まとめ
やりたいことがない大学生がやるべきことは「お金稼ぎ」です。そして、お金を稼ぐことは良いことです。日本ではお金稼ぎ=汚いと思われることもありますが、そんなことはありません。お金を稼ぐためには、努力と戦略、アイデアが必要ですので、大学生の間からお金を稼いでいる人は、社会人になったらロケットスタートすることができます。
スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ
自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。
これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。
仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?