月額15ドルで楽曲や効果音をダウンロードし放題のサービス「Epidemic Sound」。
YouTubeに載せる動画のBGMが無料のものだけでは他の動画と被ってしまうし、もっと良い動画を作ろうと思って加入したら思わぬトラブルがありました。
複数のYouTubeチャンネルを運営している人は要注意です。Epidemic SoundのPERSONALプラン(月額15ドル)の場合、2つ目のYouTubeチャンネルで楽曲を使ったら「著作権侵害の申し立て」が届きます。
記事の結論
- Epidemic Soundは楽曲をダウンロードし放題
- ただし、月額15ドルのPERSONALプランでは楽曲が使えるYouTubeチャンネルを1つまで
- 2つ目以降のYouTubeチャンネルで楽曲を使うと「著作権侵害の申し立て」が届く
- いきなりYouTubeチャンネルが廃止される事は無い
- Epidemic Soundの楽曲を使っている動画は収益化ができなくなる
- Artlist(年額199ドル / 月額16.6ドル)なら複数のYouTubeチャンネルでも楽曲が使い放題
というのがまとめです。今後、Epidemic Soundの契約が変わる可能性もありますが、2つ以上のYouTubeチャンネルを開設する、または誰かのYouTube動画を作成するかもしれない方は、Artlistで契約しておくのが無難でしょう。
記事の続きで、著作権侵害の申し立てへの対応方法やEpidemic Soundの解約手順をまとめておきます。
Epidemic Soundで購入した楽曲を使っているのにYouTubeから警告がきた
YouTubeからの警告はメールかYouTube Studioの画面で気づきます。
YouTubeからの警告は丁寧で、今回の著作権侵害でチャンネルが削除される事はなく、収益化ができない(収益は著作権者であるEpidemic Soundに入る)ことが明示されています。
チャンネルが削除されないのは一安心ですが、警告を表示されたままにしておくのも気持ち悪いです。
理由は「YouTubeチャンネルの登録数」です
Epidemic Soundで利用料を払ってダウンロードした曲のはずなのに警告が届いた理由は、Epidemic SoundのPERSONALプランでは楽曲が使えるYouTubeチャンネルが1つまでだからでした。
対策は新しくEpidemic Soundを契約するか、YouTubeチャンネルの追加
対策としてはEpidemic Soundに追加料金(月額15ドル)を支払って2つ目のYouTubeチャンネル登録をする。または、新しくEpidemic Soundのアカウントを作ってそこに2つ目のチャンネルを登録すればオッケーです。
なお、Epidemic Soundは初月無料で、解約後もダウンロードした楽曲を使った動画に対する著作権は所有したままなので、新しくアカウントを作ってから次に説明するYouTubeへの異議申し立てをした方が良さそうです。
YouTubeへの異議申し立ての方法
チャンネル登録ができたらYouTubeを経由して、著作権侵害に対して「異議申し立て」をすることで解除されます。
調査の手順は、YouTubeで著作権侵害に対して「異議申し立てをする手順」にまとめました。
Epidemic Soundの解約手順
Epidemic Soundを解約したい場合は、下記の手順です。
- 「My Account」をクリック
- 「Subscriptions」をクリック
- 「Edit subscription」をクリック
- 「Cancel Subscription」をクリック
- 「Cancel Subscription」をクリック。最後に退会理由を選択したら、完了です。
「My Account」をクリック
「Subscriptions」をクリック
「Edit subscription」をクリック
「Cancel Subscription」をクリック
「Cancel Subscription」をクリック。最後に退会理由を選択したら、完了です。
Epidemic Soundの代わりになる楽曲ダウンロードサービスは「Artlist」
Artlistは年間199ドルのプランのみ。月額にすると、16.6ドルなのでEpidemic Sound(15ドル)とほぼ同額です。
1日のダウンロード数は40曲までという制限がありますが、YouTubeチャンネルやPodcast、イベントなど好きな媒体に好きなだけ使うことができるので、Epidemic Soundの代わりに使うサービスはArtlistをお勧めします。
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