リモートワーク未経験の人が、リモートワークのみで生活していくまでの手順を僕の体験談に沿って解説します。
僕がリモートワークを目指し始めた頃
リモートワークで働きたいなぁと考え始めたのは、23歳でWeb系の広告代理店で働いている頃でした。配属された部署の先輩たちにフリーランスや起業経験者が多かったため、リモートで働く人たちを見て「あ、これもありなんや」と気づいたのがキッカケです。
特に何のスキルもなかったですが、リモートワークの経験を増やして28歳頃に完全にリモートワークでも生活ができるようになりました。
手順を見ていただいたら分かるのですが、コツコツ系です。すでに会社員として働いている人や生活スタイルを急に大きく変えるのはしんどい、という方にオススメの方法です。
未経験からリモートワークを実現した4つの手順
- 手順1:趣味としてリモートワークを開始
- 手順2:趣味を少しずつ仕事へ
- 手順3:副業としてのリモートワークを開始
- 手順4:副業の収益と数を伸ばしていく
僕が実際に進めたリモートワーク実現の手順はこちらです。1つずつ解説します。
手順1:趣味としてリモートワークを開始
当時の仕事は残業が多く、帰宅するのが深夜になることもよくありました。リモートワークと副業の両方を同時に進める自信がなかったので、
まずは趣味としてのリモートワークとしてブログをスタートしました。趣味なので、稼げなくてもOKとすることでハードルを下げた、ということです。
あくまでも仕事ではなく、趣味なので、本当に気が向いた時にブログを書くという感じでした。
ちなみに、リモートワークになりやすい趣味は別記事「自分で仕事を作る13の方法」を参考にすると見つけやすいです。
- インターネットで写真を販売する→カメラ
- オリジナルグッズを販売する→手作りする
- クラウドソーシングで仕事をする→SNSで発信する
いきなりハードルを上げると心が折れやすいので、小さく始めることを大切にしてました。
手順2:趣味を少しずつ仕事へ
最初は更新するだけで大変だった(趣味とはいえ)ブログを続けているうちに、だんだんと慣れてきます。
収益を度外視してきたブログにGoogle Adsenseをアフィリエイトのリンクを設置して、少しずつ仕事として成立させました。具体的なブログで稼ぐ方法は記事「ブログで10万円稼ぐ作戦会議【SEOやアフィリエイトも解説】」にまとめています。
手順3:副業としてのリモートワークを開始
リモートワークと相性の良い趣味を始める→仕事にするという方法は成功したので、次はいきなりリモートワークを立ち上げることに挑戦しました。
ただ、収入のメインはまだオフィスワークが中心なので、リモートワークといえども副業として月5万円を稼ぐことを目標にします。
この時に選んだのはライターとコンサルです。
- ブログでの執筆経験があったので、他のメディアでも執筆することができる
- 広告代理店での業務経験が長くなってきたので、コンサルができる
と考えたわけですが、どちらの副業(リモートワーク)もすごく喜んでもらえたので、自分のスキルを別の場所で活かすって楽しい!と気づきます。
手順4:リモート副業の収益と数を伸ばしていく
ブログ、ライター、コンサルと成立したリモートワークが増えてきたので、現在もそれらの収入を伸ばしていきつつ、他のリモートワークもできないか可能性を探し続けています。
常に新しいリモートワークを立ち上げているのは「1つのリモートワークで月100万円稼ぐより、10のリモートワークで月10万円ずつ稼ぐ方が、生活が安定する」と考えているからです。
とりあえず、リモートワークの合計収入が本業を超えたら、リモートワーク生活の実現ですね。ひとまず、目的は達成です!
未経験からリモートワークを実現した手順 | まとめ
本記事は「未経験からリモートワークを実現した4つの手順」について書きました。リモートワークが実現してからの体験談については別記事「リモートワークとは?よくある8つの質問に答えます【リモートワーカー歴5年】」にまとめました。
日本でも働き方改革の進行でリモートワーカーの導入率が56.4%になりました(*1)。とは言っても、リモートワークの実施は会社も社員も悩んでいます。僕のリモートワーク歴は5年になりました。主に海外でのリモートワークなので、興味を持って[…]
働き手の減少が予想される日本では、労働力確保のためにリモートワークや在宅ワークが当たり前となっていくので、追い風です。チャンスを生かして、未経験でもリモートで働くことを実現しましょう。
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