充実した一年にするために効果的な新年の抱負を作りたい方:去年は反省することが多かった。新年に決めた抱負も実現できなかったし、今年こそはきっちりと抱負を作って、実りある一年したい。やり切れる新年の抱負を作るコツや工夫ってどんなことがあるの?
という質問にお答えします。結論としては、下記の3つを守ることが大切です。
1. 自分でコントロール可能な抱負を立てる
2. 自分にとって、ちゃんと魅力的な抱負を立てる
3. 誰が見ても具体的な抱負を立てる
これまで連続90日間のブログ更新や、年間100冊の読書など様々な新年の抱負を立てては実現してきました。誤解している人が多いのですが、目標を立てて、それを達成することはそれほど難しいことではありません。コツは実行力ではなく、目標を立てる計画力にあります。
つまり、新年の抱負を作る方法次第で達成できるか、未達で終わるかが決まります。新年の抱負も、仕事の目標も達成できるように作るコツは同じなので、ぜひ様々なところでご活用ください。それでは本題です。
自分でコントロール可能な抱負を立てる
達成できる新年の抱負を作る基本は自分でコントロール可能な項目にすることです。例えば、こちらの2つだと、コントロール可能な目標はどちらでしょうか?
- 今年中に恋人を作る
- 今年中に素敵な異性10人とデートをする
コントロール可能な目標は2の「異性10人とデート」です。恋人ができるかどうかは、相手や自分にとって様々な要因や偶然が影響します。しかし、異性10人とデートするのは多くの部分を自分で主導して進められる、言い換えるとコントロールがしやすい目標です。
新年の抱負で失敗しがちなのは、自分でほとんどコントロールできない目標を立ててしまうことです。抱負を立てたら、他人や環境に大きく左右される目標ではないか?とチェックしてください。
自分にとって、ちゃんと魅力的な抱負を立てる
どんな抱負であっても、自分がやるべきだと考えていないと達成することはできません。それっぽい抱負を立てても、本当に必要なことだと心から思っていなければ、優先度が上がらないでしょう。例えば、下記のような抱負は達成するのが大変でしょう。
- (習得する理由が弱い)資格について勉強する
- (いつか英語を使った仕事をしたいので)Skype英会話を毎日する
- (健康に気をつけるために)週に2回はランニングする
どうしても、やりたければやるべき理由を作ってあげることです。ランニングは非常に簡単で、半年先に開催されるハーフマラソンかフルマラソンの大会に申し込めばOKです。ほとんどの人は「完走できずに途中でリタイアするなんてかっこ悪い!」と意を決して、練習に励むことでしょう。
新年の目標で失敗しがちなのは、印象は良いけど重要ではない目標を立ててしまうことです。抱負を立てたら、本当に自分が必要で、やりたいと思っている目標なのか?とチェックしてください。
誰が見ても具体的な抱負を立てる
新年の抱負を達成するために必要なのは、達成の度合いが明確にわかる具体的な目標であることです。他人が見ても分かるくらい具体的な目標を作るにはコツがありまして、SMARTと呼ばれる5つの項目を踏まえて計画すればOKです。SMARTはそれぞれ英語の頭文字で、下記を意味します。
S:Specific(明確)
M:Measurable(測定可能)
A:Achievable(実現可能)
R:Relavant(関連性)
T:Time-bound(期限)
特にSMARTの中で大切なのは、MeasurableとTime-boundです。自分ではなく他人に見せても、期限内に目標を達成したかどうかが分かるようにしましょう。
裏技:新年の抱負を家族や友人、恋人に宣言することで実現する
最後に紹介する、計画ではなく実行面で新年の抱負を成功させるコツは、家族や仲の良い友人、恋人に宣言することです。要は自分を追い込むことで、逃げ道をなくして無理やり行動を引き起こします。
もし、周りの人よりもさらに強力な追い込みが必要であれば、FacebookやTwitter、もっとも良いのはブログで新年の抱負を宣言してください。不特定多数の人に見られることになるので、
今回の記事は以上です。ちなみに、僕が新年の抱負を作る場合は紹介したルールと裏技を使いつつ、人生でやりたい100のリストをベースにします。リストが全て叶う未来に繋がる目標は何だろう?という考えて抱負を立てます。人生でやりたい100のリストの作り方は別の記事にまとめてあります。
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