副業はメインでないため、新しい仕事ですから成果を出すには知識が必要です。でも、副業をしている人(特にサラリーマンは)って、あまり情報を外に出さないので、未知ですよね。
そこで本記事では、副業で年間300万円稼いだ結果、本当にオススメできる副業10種を目的別にご紹介します。後半は、副業を成功させるビジネスマインドについて解説しています。
前半で副業を選んで、後半で動き方を知ることで、副業のスタート時点で知るべきことを一通りカバーできます。それでは本題です。まずは短期的に有利な副業から。
収入1万円までの到達スピードが早い、とりあえず稼げる副業
- メルカリで不用品を売る
- セルフアフィリエイト
すぐに稼ぎたい場合は、メルカリで不用品を売るか、セルフアフィリエイトを使えば即金です。どちらも継続性はありませんが、セルフアフィリエイトは知らない人が多いので下記の記事から詳細をご覧ください。
完全に合法で、企業側にも意味のある手法です。
アフィリエイトで稼ぎたいけど、何をすればいいか分からない人:Webサイトやブログはまだ作っていないですが、アフィリエイトに挑戦してみようと考えています。初心者でも簡単に稼げる方法ってありますか?怪しいことはやりたくないです。という方[…]
まず稼ぐという経験をしたら、次は継続的に稼げるようになるべきです。手軽さばかりを追いかける人がいますが、簡単に稼ごうとすると、逆に損になることが多いです。
「誰でも稼げる副業で稼ぐことに意味がない理由」で解説したので、副業の罠にハマる前にご覧ください。
高単価(時給1万円)を目指せる、長期的に有利な副業
- Webエンジニア
- 動画編集者
- オンラインレッスン
- コンサルティング
効率よく副業で稼ぎたい人にオススメできる職種は上記の4つです。逆に低単価の副業となってしまうのは、データ入力やスタッフ系のアルバイトなど、専門技術が必要ない職種です。
高単価な副業には法則があって、このどちらかに分類されます。
- 技術を身につけるのに時間がかかる副業(Webエンジニア、動画編集者)
- あるジャンルの知識や実績がないと成立しない副業(オンラインレッスン、コンサルティング)
技術力が高い=報酬が高いの法則は、仕事全般に当てはまるので説明は不要ですね。代表的な仕事は、医師とか、パイロットなど。
狙い目は知識や実績が必要な副業です。こちらは価値を提供する方法(レッスンだったり、コンサルだったり)さえあれば、本業を頑張っている人ほど有利です。
例えば、料理人→料理レッスン。大学生→家庭教師。こんな感じです。さらには、本業が仕事じゃなくてもOKなのがすごい。例えば、「片づけ」で有名になった、こんまりさんは職業が「片付けコンサルタント」です。
つまり、多くの時間や費用を費やしてる趣味があれば、それらを「教えること」で長期的に有利な副業になる可能性がとても高いです。
旅行好きが有利な7つの副業
- トラベルライター
- 旅行ブロガー
- 写真販売
- リゾートバイト
- バイヤー
- シェアリングサービス
- 旅行モニター
旅行が好きな方にオススメの副業は上記の7つですが、ぶっちゃけ旅行関連の副業はあまり稼げません。
理由としてはこちらの2点。
- 旅行の副業は単価が安い
- 旅行の時間も確保したいから、副業の時間が短くなる
それでも、旅行+月5万円は無理なく可能なので、がっつり稼ぐぞ!ではなく、旅行をベースにもう少し稼げたらいいな?という方は、こちらの記事にそれぞれの副業の詳細をまとめたので、ご覧ください。
旅行の費用を稼ぐために副業を探している人向けの記事です。 記事のゴール記事を一通り読んだら、気になる副業をまずは1つ初めてください。サイトに登録するだけ、カレンダーに予定を入れるだけの小さなスタートでOKです。[…]
旅行と一緒にできる副業よりも、さらに旅行と結びつきの強い副業を目指す方は、旅人を募集している求人サービスをご利用ください。
ちなみに、僕が100人以上のトラベルライターを採用して気づいたことなのですが、副業ができる旅人案件への応募に際して、基本を押さえられていない人が意外と多くて、もったいないです。
まずは、下記の5つは踏まえて、応募するとかなり受かりやすくなりますよ。
- 応募する案件のことをきちんと調べる
- 自分の強みを書くのではなく「なぜ案件にマッチする人物なのか?」という視点で具体的な強みを書く
- ライターならブログ、撮影の仕事ならInstagramなど、実績を作っておく
- FacebookやTwitterなど見せられるように、きちんと運用しておく
- 応募の条件をよく読み、該当しない案件にあえて応募する場合は、特例で採用する理由を書く
ルイス前田の副業10種類
タイトル詐欺にならないように、僕の副業も紹介します。実際に経験がある副業はさらに3倍ほどありますが、現在も続いている副業はこちらです。
- Webメディア編集長
- ブロガー
- トラベルライター
- ラジオパーソナリティ
- Webマーケティングのコンサルタント
- YouTubeディレクター
- 動画編集
- 講座運営
- イベント登壇
- カメラマン
どれも大切な仕事ですが、すでに大きく稼げた副業もあれば、これから成長してほしい副業など、位置付けは異なります。もちろん、コロナの影響で副業ごとに仕事が増えたり、減ったりもしました。
すでに本業、副業という境目がないので、詳細記事は「複業」という表現をしてますが、複数の仕事を比較した記事はネット上に少ないですから客観的な視点を持つためにご覧ください。
1人1職の時代は終わりました。これからは、1人10職です。そもそも、江戸時代までは人々のほとんどが百姓で、現代日本で言うところの兼業農家でした。 専門家が生まれ始めたのは産業革命以後の話で、人類の歴史の中で[…]
副業・WワークOKの仕事を探せる求人サイトまとめ
ここまでは職種という目線で副業について解説しましたが、もっと手前で悩んでいる人に向けて副業やWワークOKの仕事を探せる求人サイトを紹介しておきます。
求人サイトなので、会社や組織に雇われる副業しか探せませんが、自分でビジネスを作ることに慣れていない人は、まずは「副業ってどんな感じなのか」を経験するために、案件をこなしてみる、または応募して反応を見てみるのもありです。
クラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトが最も分かりやすく、さらには多くの案件が探せますが、案件のジャンルを絞った特化型の副業求人サイトもあります。
- Reworker(リワーカー) / リモート・在宅・副業OKの求人
- パラフト / IT職中心に、副業・WワークOKの求人を掲載
- YOSOMON! / 地方と関わる副業・Wワークを掲載
それぞれのサイトの詳細とリンクはこちらの記事に掲載しました。
副業やWワークの仕事を探している人:今の仕事にも慣れたので、精神的・時間的に余裕が出てきた。やりたいことを実現するためには、給料の他にもう少し稼ぎたいし、会社の外での仕事は刺激になると思う。本業はおろそかにしない範囲で、副業やWワークの仕事[…]
簡単に副業で稼げる人の特徴
そろそろ記事は終わりです。副業の職種や具体的な案件についての理解に加えて、副業で成功するには稼げる人の動き方を知っておく必要があります。
副業で稼いでいる人はこちらの3つができる人です。
- 自分の強みを作ることができる(企画力)
- 副業に使う質の良い時間を確保できる(管理力)
- 踏み出すスピードが早い(決断力)
簡単にまとめると、企画力、管理力、決断力、です。
副業に限らず、仕事全般で求められることなので、すでに努力している方も多いかも。それぞれの力を発揮する具体的な手法が実はあるので、マインドよりも行動に慣れていきましょう。手法はこちらで解説。
給料が全然上がらないから、副業で少しでも稼ぎたいと言う人向けの記事です。簡単に副業で稼げる人は3つの特徴があります。 筆者の副業について僕の副業はブロガー、ラジオDJ、Webディレクター、Webコンサルタント、ライ[…]
副業で稼げない人の特徴
逆に副業で稼げない人は、知らずにNG行動をしています。
- 労働力を売りする
- 仕事を断らない
- 全部自分でやる
副業を頑張っているのに、時間ばかり消費して思ったように稼げない人向けの記事です。 記事のまとめ副業で稼げない人がやってしまっているNGはこちらの3つです。・労働力を売りにしている→技術を売りにする・仕事[…]
どれも、会社員としての経験が長いとやりがち。しかし、副業は本業よりもさらに時間が限られるので、結果的に儲かる、を目指さないと破綻します。
時給を自分で決めて良い、仕事を選んで良い、稼いだお金を自分で使えるなどは、フリーランス的な観点でもありますね。ぜひ、新しい働き方や考え方を取り入れてください。
本当にオススメの副業を目的別に紹介 | まとめ
記事は以上です。副業全体を通して言えることですが、仕事はやってみないと分からないことが多いです。僕は動画編集やコンサルで稼いでいる金額が大きいですが、一般的に稼ぎにくいと言われているライターで年収1000万円の方もいます。また、今年稼げても、来年稼げるとも限りません。
そこで、副業に取り組む際には、こちらの3ステップを意識すると、消耗せずに続けられます。
- 本業でも、副業でも、気になったら小さく挑戦してみる
- ハマったら続けて、伸ばす
- いまいちだったら、辞める
本業+複数の副業が成立したら、スラッシュワーカーという最新の働き方も見えてきます。現状を踏まえると、1人で複数の仕事を持つスラッシュワーカーが現代では最強の選択です。まずは副業からスタートして、ぜひスラッシュワーカーへ。
仕事選びの思い込みからこれまでの1人=1社=1職から離れて、1人10職で生きていくスラッシュキャリア・スラッシュワークという働き方を提唱しています。まずは、なぜスラッシュワークなのか?を社会の動きから説明しますが、すでに複業の必要性[…]
スキルと仕事を組み合わせて「何者か」になるスラッシュワーカーズ
自由に自分らしく働くためには「スペシャリストになるしかない」と思っていませんか?それは間違いです。会社の寿命が短く、人間の寿命が長くなる中、1つの仕事だけで人生を支えることは難しくなりました。
これからは好奇心旺盛で飽きっぽく、器用貧乏でゼネラリストが必要とされる時代です。複数の職種を同時並行するスラッシュワーカーが増えています。
仕事の数が多いことはコロナ禍のような危機に強く、嫌になったら辞められる自由が手に入ります。これからの働き方を先取りしてみませんか?