旅と相性の良い仕事として
- トラベルライター
- 旅人エンジニア
- 動画クリエイター
の3つをオススメしています。中でもトラベルライターは「旅を仕事にする」の文脈で勘違いされている部分が。実はトラベルライターには2種類の働き方がある、ということをメインテーマにトラベルライターの実態について解説します。
トラベルライターの定義
- 旅行の記事を書いている人
- 経費で旅行できるライター
- 旅行雑誌の記者
トラベルライターという言葉を聞いて、想像する姿は人によってかなり異なりますが、一般的な定義はこんな感じになるはずです。
トラベルライターは海外旅行や国内旅行で訪れた場所の観光スポットやグルメ、ストーリーなどを紹介する仕事です。掲載先は雑誌やガイドブックなどの紙面に限らず、インターネット上の旅行サイトやアプリ、SNSなど。
しかし、上記の定義に当てはまらない形のトラベルライター達がいます。
2種類のトラベルライター
- 旅行の記事を書いている(旅行=仕事)
- 旅行しながら、旅行に限らず記事を書いている(旅行≠仕事)
トラベルライターの一般的な定義に含まれるのは①の「旅行イコール仕事型」ですが、実は②の「旅行しながら仕事型」の方がトラベルライターに早くなれます。
②「旅行しながら仕事型」をオススメするのは、ライティングの内容が何でもOKだからです。さらに言うと、リモートワークで稼げていれば良いので、ライティングのみで頑張るよりも勝ち筋が増えます。
リモートワークで仕事をし、生活していくことを目指す人にリモートワークが実現する6つの職種とそれぞれの難易度、実現に必要なスキルを紹介します。 ライター(難易度:低) エンジニア(難易度:低) 動画制作者(難易度:低[…]
トラベルライターになる方法
「旅行イコール仕事型」と「旅行しながら仕事型」のどちらにおいても、ライターとしてゼロからのキャリアアップは下記の流れになります。
- まずはサンプル作り。ブログかnoteを立ち上げて10記事ほど気合の入った記事を書く
- サンプルをもとにクラウドワークスで案件を獲得
- 実績が増えてきたら、クラウドワークスで単価アップの交渉
- Webメディアに応募、提案して仕事を獲得
生活の安定を考えると、クラウドワークスのみWebメディアのみと絞らずに、クラウドワークスで経験とお金を貯め、Webメディアで知名度を貯めるのように両立させていくことがおすすめです。
Webライター:キャリアに悩んでいます。書くことが好きで、Webライターになりましたが、案件を黙々とこなすだけで将来が心配です。Webライターのキャリアアップはどのような方法があるのでしょうか。教えてください。という質問にお答えしま[…]
旅行関係のライティング案件を探しているライター:趣味の旅行についてライターとして仕事を探してるんだけど、ライターを募集している旅行メディアってどんなものがあるの?できれば、まとめて教えて欲しい。という要望にお応えます。&nb[…]
トラベルライターの収入
トラベルライターの収入は初心者なら1文字0.5円から1円、1記事500円から3000円程度からスタートします。ただし、トラベルライターは一般的Webライターと比べて、執筆時間の他に旅行自体の時間や費用が必要です。
旅行の費用が経費として別に支払われることもありますが、時間のことを考えると他のライターよりやや不利な仕事です。
僕のライター経験で最も高単価だったのは1記事12万円の執筆です。記事は6000文字から12000文字程度だったので、文字単価にすると10円から20円ぐらいです。
旅と仕事の両立にお金はとても大切。海外滞在は生活しているだけでも、日本滞在より多くの体力と時間を使うので、普段より短い時間で稼げないとしんどいです。「旅をしながら月5万円稼ぐ方法を仕事量で解説」にて、トラベルライター、ブロガー、カメ[…]
トラベルライターのメリット・デメリット
トラベルライターのメリット
- 旅行が経費
- リモートワークとの相性が良い
- ライバルが少ない
トラベルライターとして重宝されれば、海外や国内への旅行が経費に(タダに)なります。経費ではなく、実費での旅行も確定申告の際には取材費として経費申請が可能です。
活躍しているトラベルライターは意外と少なく、Webライティングをメインにしているライターに限定すると10人程度です。デメリットを乗り越えれば、美味しい仕事がたくさんあります。
トラベルライターを目指すにあたって、有名なトラベルライターの作品を読むのはとても勉強になり、有効です。トラベルライティング向けの体系的な学習は「トラベルライター養成講座」の他にありませんから、見て盗む、読んで盗むしかありません。[s[…]
トラベルライターのデメリット
- 時間が必要
- 体力が必要
- (実は)お金が必要
トラベルライターは旅行&仕事の日々なので、時間、体力面においてしんどいです。そのため、たくさんの人がトラベルライターを目指して、1-2年で辞めてしまいます。
また、旅行に使うお金以外にカメラを新調したり、旅行に必要な荷物を買ったりするお金も必要となるので、意外と軌道に乗るまでに時間がかかります。
トラベルライターのメリット・デメリットは上記になりますが、旅行好きには向いている仕事です。しかし、トラベルライターになれば人生最高!何の不満もない!ということはあり得ないので、自分だけの天職を作るための努力は必要です。詳細は下記の記事にまとめました。
仕事で結果を出すには「好き」か「得意」に集中するのが鉄則です。ただ、会社に所属していれば、好きでも得意でもない仕事を任されることはよくあること。会社の都合だ、と言われれば会社員は逆らえません。そうなると、自分に最も適した「天職」だと[…]
トラベルライターなら必読の「聖書」
Webライターになるなら、文章の設計図作りが必須のスキルです。Webメディアやブログに掲載する記事に限らず、メールやSNSの投稿などあらゆる文章において、うまく書けない…という場合は設計図作りをしていないからです。
あまりに基本すぎて、解説されている書籍は少ないですが、ナタリーの編集長が執筆した「新しい文章力の教室」が聖書レベルの名著なので、必ず読んでください。
トラベルライターとは?実は2種類の働き方がある仕事 | まとめ
本記事ではトラベルライターの定義から実態を解説しました。「トラベルライターを目指したいけど、本当に稼げるのだろうか」と心配している方は鋭いです。食べられるトラベルライターになるためには、最低3つの技術が必要です。
トラベルライター目指してますか?副業でトラベルライターになるには、旅行関係の案件があれば少しあれば成立します。しかし、トラベルライターで食べていく、生活費を稼ぐには大きな仕事が必要です。では、どういう仕事が大きくなるか(金額が高いか[…]