海外ノマド8人が語る「タスク管理で工夫してること、心がけていること」

海外ノマドとして毎月違う国で暮らしているルイス前田です。この度、世界中を旅する海外ノマド56人と「海外ノマド入門」を執筆しました。Googleで調べても載っていない、場所にとらわれずに働くノウハウが詰まっています。

辛いことも、泥臭いことも、海外ノマドの現実を正直に書きました。ぜひ、手に取っていただけたら嬉しいです。

海外ノマド入門 ここではない場所で生きていく

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さて、本記事ではここからが本番です。紙面の関係で、海外ノマド入門にどうしても載せきれなかった原稿がたくさんあります。

このまま、Google Driveに眠らせておくにはあまりにもったいないので、無料版「海外ノマド入門」として掲載します。

Webメディアだとスペースに制限がないので、原稿はできるだけ無修正です。ありのままの海外ノマドたちの想いや経験、知恵をお楽しみくださいー！はい、ここまでで導入は終わりです。

今回のテーマは「ノマドワーカーのタスク管理の工夫」

複数の仕事を掛け持ちすることが多いノマドワーカー。納期がバラバラで、進捗確認してくれる上司もいないと自分ひとりでタスクを管理しないといけません。しかも、世界を旅しながら。

そこで、今回は試行錯誤しながら自分なりのタスク管理法を見つけた海外ノマド8人に「タスク管理のコツ」を聞きました。

海外ノマド本の筆者、ルイス前田の場合

色々なタスク管理の方法を試したのですが、タスクを進めても仕事が進まない、結果が出ないということが多発したので「午前中に憂鬱なタスクを終わらせる」ことを目指しています。

タスクには体力が必要なタスクと、精神力が必要なタスクの2種類があります。憂鬱なタスクは精神力を削るものが多く、大抵は重要なものです。重要なだけに、緊張するし手をつけるのが億劫になります。

例えば僕の場合は、業界関係者に見られているFacebookを更新すること、自分の仕事についてリリースを出すこと、知らない人に連絡をすること、Webサイトを改善することなどが憂鬱です。

ぶっちゃけ憂鬱タスクさえ完了すれば、「今日はあれが終わったなー！」と清々しい気持ちで体力タスクにも取り組めるので、結果的に完了するタスクは多くなります。タスクを時間で整理して管理する方法がしっくりこない方は、タスクを必要な精神力で整理してみてください。

88ヶ国90祭りを訪問した奇祭ハンターの平船智世子さん

仕事の締切日や「○○日までに確認する」「○○日頃にリマインドする」などの大まかなメモや予定のすべてをその場でスケジュールに入力しています。

ほかにも移動がある期間中は移動中や到着先でのトラブルの可能性を想定して余裕を持ったスケジュールを組んだり、クライアントに情報共有を含めたコミュニケーションを意識しています。言える範囲の自分の状況など、日常会話程度に共有しておくとイレギュラーなことがあったとしても協働しやすいです＾＾

就職経験ゼロの新卒ノマド、木村拓也さん

あまり無理なスケジュールを組まないことを意識しています。ノマドになりたての頃は、睡眠時間を削ってまで仕事をすることもありましたが、体力的にも精神的にも大変なことに加え、生産性も落ちてしまうので、十分な睡眠時間を確保することは必須です。

いまでは経験を積んでいくとともに、案件に対する作業時間の目処が正確に立てられるようになったため、自分の体力と相談しつつ労働時間を管理するようにしています。

筋肉YouTuberでパーソナルトレーナーのオカザーマン

かなりタスク管理苦手です。恥ずかしながら納期近くになって全く手をつけられていなかった経験が初期にありました。現在はそのようなことがないようにお仕事が発生した時点で納期をメモアプリに書き出しています。

先輩ノマドから教わった方法ですがこれが自分には一番合っていました。かかる時間を逆算できるようになり、余裕を持って仕事に取り掛かれるようになりました。

世界一周中のライターノマド、はっちーさん

それぞれの仕事におけるデッドラインを決めることです。僕は旅をするためにノマドワーカーになったので、旅を楽しむことを中心に考えています。「いつまでにこれを終わらせなければ確実に間に合わない」という明確なデッドラインを引くことで、そこまでは旅を優先できるようになりました。

旅好きなノマドはとても多いですが、人生における旅と仕事の比重はそれぞれ違うので人によって仕事の仕方も違います。まずはいろいろ試してみて、自分にあった方法を見つけるのが重要です。

タイとジョージア拠点のライターノマド愛優さん

最初はタスク管理が本当に苦手でとても苦労していました。タスクにはToDo管理型とスケジュール管理型があるのですが（ここでは詳しくは割愛します。）、自分に合った管理方法を見つけることが一番大事です。

ほかにも何かタスクが生まれたらすぐに可視化すること、そしてそれらがすぐに目につくようにしておくことで、タスクの漏れなく仕事がこなせるようになりました。スマホとPCで連携できるタスク管理アプリ等を使うのも、どこにいてもどこからでもタスクが管理できるのでおすすめですよ！

人材業界から独立したアラサーノマドの荻野祐里香さん

私は複業で常にタスクが並行しているため、全ての予定を1つのGoogleカレンダーで管理しています。私自身が忘れっぽく、管理先を複数にするとでタスク漏れが発生してしまうため1つにまとめています。

またタスクの重要度によってはクライアントとのやりとりで使用するSlackチャンネルにリマインダーをセットしています。あらゆる方法で自分がうっかり忘れたとしても何とかなるよう、うまくクライアントを巻き込んでいます。

広告代理店勤務で、会社員ノマドのすぎやまさん

前提として、自分でボールを持たないことを意識しています。即日で返せるタスクは他の仕事をしていてもその場でボールを返すようにしています。すぐに打ち返せない長期タスクはTrelloを使って管理しています。

その際、タスクが発生した時点でTrelloに書き込むことを心掛けています。納期の見積もりについては、発生するタスクを因数分解して見積もりを見誤らないことと、余裕を持ったスケジューリングが大事だと思っています！

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書籍の詳細とサンプル

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