海外ノマドって不安じゃないの？将来に向けて準備していることを9人に聞きました

海外ノマドとして毎月違う国で暮らしているルイス前田です。この度、世界中を旅する海外ノマド56人と「海外ノマド入門」を執筆しました。Googleで調べても載っていない、場所にとらわれずに働くノウハウが詰まっています。

辛いことも、泥臭いことも、海外ノマドの現実を正直に書きました。ぜひ、手に取っていただけたら嬉しいです。

海外ノマド入門 ここではない場所で生きていく

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さて、本記事ではここからが本番です。紙面の関係で、海外ノマド入門にどうしても載せきれなかった原稿がたくさんあります。

このまま、Google Driveに眠らせておくにはあまりにもったいないので、無料版「海外ノマド入門」として掲載します。

Webメディアだとスペースに制限がないので、原稿はできるだけ無修正です。ありのままの海外ノマドたちの想いや経験、知恵をお楽しみくださいー！はい、ここまでで導入は終わりです。

今回のテーマは「海外ノマドの将来への不安対策」

会社員として働いていても、フリーランスでも、誰もが少なからず将来への不安はあるもの。それは一見楽しく海外を旅しながら働いているように見える海外ノマドも同じです。

そこで今回は、海外ノマド9人に「将来の不安に対してどんな準備をしているか」を聞きました。

海外ノマド本の筆者、ルイス前田の場合

1つのスキルや1つの収入源しかないと、時代の流れが変わった際に大変なことになりかねないので、とにかく職種を増やして収入を分散しています。

具体的には以下の10種類の職種です。
・ライター
・ブロガー
・編集者
・マーケティングコンサルタント
・Webディレクター
・Udemy講師
・動画編集者
・イベント企画
・イベント出演
・サービス運営（ノマドニア、スラッシュワーカーズ、グラベラー）

これだけあれば、ハプニングで1つ2つの仕事が無くなっても、生活に大きなダメージはありません。

アートディレクター、料理研究家の市角壮玄さん

逆説的ですが、将来が不安なのでノマドをしています。いろいろな国とつながりを持ち、複数のコミュニティに所属することが将来多分やってくるいろいろなリスクへのセーフティーネットになるかと。

災害や経済危機などは一つの国にいるとモロに影響をうけてしまうので、、、あとは健康管理、特に運動をして身体を丈夫にしておくことが制度に守ってもらうこと以上の効果があるかと思ってます。

ヨガインストラクターと映像作家の夫婦、旅する鈴木さん

お金が全てではない生き方を模索中です。もちろんバッチリお金は欲しいです。服欲しいとか時計欲しいとか車欲しいとか別荘欲しいとか無人島買いたいとか祇園で飲みたいとか欲望は無限大なのですが、「足るを知る」人になれたらと心底思っています。

お金がなきゃ無いで楽しめる人生でありたい、そう願う旅する鈴木です。

元公務員ノマドのあやかさん

現状や、思考を言語化して整理することで、無駄な不安を抱かないようにしています。漠然と将来が不安だと言っても、誰しも不安は抱えているものであり、今考えても仕方のない不安なことが多いので、悩むだけ時間の無駄だと思っています。

元々心配性で、不安を感じやすい正確ですが、無駄な不安に費やす時間はもったいないのでそんな時間を減らすことを意識しています。あとは、仕事を単発で終わらせないための仕組みづくりにも取り組んでいます。

家族でノマドを実現している、清野奨さん

不安になった時はジャーナリング（紙に思ったことをただ書き出す）というのをやっています。マインドマップなどでもよいかと思います。漠然とした不安を全て頭から出して、それをグルーピングして「本当にそれが起きたらどうなる？」というのを１つずつ考えます。

そして次に今からそのダメージを少しでも軽減、もしくは回避できないか案を出します。そうこうしていると書き出した不安の半分以上は大したことではないと気付くことができ、顕在化した問題は不安ではなく対処すべき課題に変わっているというのが僕のフローです。

Vyondアニメクリエイターで元車夫の飯田さん

自分で仕事を生み出すことができるようになれば、不安はなくなるという考えのもと、私は学び続けることや人との交流は大切にしています。

そもそもお金が生まれる仕組みは不変的なので、誰かに依存せず自分から仕事を提案したりサービスを立ち上げる力があれば、どれだけ歳を取ったとして、仮に仕事がなくなっても「生み出せばいい！」という発想へ切り替わるはず。

他にも何もしなくてもお金が生まれる仕組みなどにも取り組んでおり、具体的にはコンテンツを作ったり、クリエイターの教育に力を入れています。

蔦屋書店で働き、世界131ヶ国を旅する森卓也さん

視野を大きくして目標を設定し、それに向かうことでしょうか。まずは動くことが精神的な安定につながります。

私の場合は世界を放浪した体験から、財政的な多少による生活水準の問題は大体やりくりしていける自負があるので、それより自分のアクションがどれだけ世界に価値のあることなのか、そういった大きな視点を大事にしています。身近過ぎることを意識して拘泥すると、不安が大きくなる気がします。

イスラエル拠点のデザイナーノマド、しずかさん

【お金への不安】若いときは経験にお金を使いたおしていたので貯金はゼロでしたが、子供ができてライフプランも考えるようになりました。自分の市場価値を上げる努力（スキルを磨くなど）をして、なるべく早く収入を安定させたあとは、貯金と投資をするなど対策するといいと思います。

【仕事への不安】１つに絞らず、得意を活かしていろいろやっておくと、リクスヘッジになります。

【結論】不安って、わからないものに対して感じるものだと思うので、何事も『まずは調べてやってみる。』がいいと思います。

120ヶ国に訪問した、旅丸shoさん

将来の不安については色んな種類があるかと思いますが、僕が一番不安だったのは『安定した収入が老後もあるかどうか』ということだったので『働かなくても収入がある状態を作る』というのを目指して今は働いています。

1つは自分が今行っている仕事を僕なしでも自走できる仕組みを作ること、あとは効率化させることです。もう1つはリスクはありますが金利の高い銀行への預金です。海外には金利の高い銀行はたくさんありますので。

書籍「海外ノマド入門」の中身を覗き見できます

書籍の詳細とサンプル

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